神戸北野異人館を訪ねて②
昨年の秋、神戸北野異人館街に行きました。
場所は三宮から北に向かったところです。
坂の多い街並みのあちこちに、明治〜昭和初期に建てられた外国人住宅が残されています。
「①」の続きです。
萌黄の館
風見鶏の館、北野天満神社の次は、そのすぐそばにある萌黄の館に入りました。
その名の通り萌黄色の外壁で可愛らしい印象です。
風見鶏の館、萌黄の館はそれぞれ入館料が500円と400円ですが、2館セット券を買うと650円なのでお得です😊
写真に煙突が写っていますが、3本あった煙突は阪神淡路大震災の時全て折れて落下してしまったそうです。
写真を撮っていなかったのですが、裏庭に逆さまに落下した煙突が1本、今もそのまま展示してあります。
他の異人館でもそうなのですが、建物の内部に屋根も2階の床も突き破り1階まで落下してしまった煙突もあったそうで、震災の被害の凄まじさを感じます。
被害や修復の様子のパネル・資料展示もあります。
さて、では内部に Go Go〜
応接間でしょうか。
窓の下が出窓のように腰掛けられるような感じに作ってありますね!
お庭が見えます。
上のと同じ部屋ですね。
部屋の構造が面白いな〜。
また違う部屋のようです。
写真とサインがありますね…何かの撮影で使ったとかだったかな…?
暖炉の装飾とタイルがすっごく豪華!
こうやって炭を触ったり掃除をしたりする道具を吊るして置いておくんですねえ。
風見鶏の館の階段はシンプルでしたがこちらは凝ったデザインです。
きっと娘さんが「お父様ぁ!」と言いながらドレスをひらひらさせて(ry
バスルームです!
シャワー、こういう感じだったんですねえ。
壁、タイル張りじゃないんだ…床はすのこ状?ちょっと覚えてないんですが。
(この写真は「みんなのフォトギャラリー」に追加しています)
子供部屋だったみたいです!
ここも窓辺が座れるようにしてありますね。
木馬やぬいぐるみや小さな椅子…ここで毎日いろんな遊びをして過ごしたんでしょうね。想像するだけでカワユス。
バイオリンも弾いたりしたんでしょうか。
サンルーム…というかベランダと表現されていました。
こういうのもベランダっていうのか…
街や港を見下ろせる場所で、窓の柱と壁側に渡す形でフックがあって(写真の札がかかっているのがそうです)、そこにハンモックをかけて使っていたそうです。
街を眺めながら陽を浴びてゆったり過ごす場所だったんでしょうね〜。
六角形の格子が印象的な小窓。
客人とゲームを楽しんだり歓談する部屋っぽいです。
エアコンがちょっとミスマッチ…w
ベッドルームですね!
こんな部屋で過ごしてみたい〜
壁際の床に「化粧室」と書かれたパネルがあるので、身なりを整えるための部屋だったのでしょう。
ドレッサーの位置、そこでいいの…?w
そういえば他の部屋で見たドレッサーに解説がありましたが、電気ヘアアイロンやドライヤーがなかった当時、髪を巻くのは炭で熱した鉄製のコテだったとのこと。
ドレッサーは金属でできた炭入れが備え付けられていたんですよ!
そこにコテを突っ込んで熱して、髪をくるくる巻いたりしていたんですね。
今よりずっと手間がかかっても、昔の人もおしゃれは欠かさなかったんですね〜。
次の異人館はラインの館。
でもその前にお昼ご飯にしよう!ということでお店を探して移動しながら素敵な場所を写真に収めつつ街をぶらぶら。
スタバを発見!
街並みに合わせたおしゃれな佇まい!
…と思っていたら、調べてみたらここも明治建造のアメリカ人所有の住居だったそうな😳
てっきり街の景観に合わせて建てたものだと…
旧フロインドリーブ邸と呼ばれているそうです。
わあ〜入ってみればよかったぁ😩
神戸にしむら珈琲店 北野坂店
蔦の絡まる赤煉瓦の建物がものすごく趣深いですね。
今回は入りませんでしたが次回はここも訪れてみたいです!
「③」へつづく。