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なぜ面接で『是非君に来て欲しい』と言われたのか、見学行きまくってわかった事

”君みたいにすぐ動ける人が欲しい”

面接が終わった後に、先生からそんな言葉をかけていただいた。

・どうして、そう言って頂く事が出来たのか。
・どうしたら、そんな風に思ってもらえるのだろうか。
・病院はどんな人材が欲しいのか。

”15施設以上もの病院を見学した”私が
実体験に元づいて書いていきたいと思います。
なお、この記事は基本的には、
医学生向けですが特に面接に重きを置いたものなので、
それ以外の方や医療に興味がある方にも読んでいただける内容になっております。

※マッチングとは医学生が研修先を決める、いわば就職試験のようなもの
https://www.residentnavi.com/matching
で分かりやすくまとまっていますので参照してみてください

これから病院見学に行くという方も、
ゴールを知ってから病院を見にいくと見方が変わるかもしれません。

・自分のバックグラウンド

まず自分のバックグラウンドを説明します。
私は

病院見学(研修先を決めるのに受験の前に研修医の先生がどのようにその病院で働いているかを見学させて頂く)

を恐らく、人の3倍
少なめの人と比べると4倍の数の病院を見学させて頂きました。
※大学病院は見学に行ってません。僕は研修は市中病院がいいと思っている派です。

なぜ、そんなに沢山見学行ったのかというと、単純で

☑︎実習よりも勉強になる事が多い(救急科の見学が一番学びが多い)
☑︎病院を比較できる基準が持てる
☑︎将来働く場を、評判だけでなく自分の目で見てから決めたい

というのが主な理由です。

自分が見学する上で、病院を選んだ基準は

*三次救急がある(簡単にいうと、今にも死にそうな人も運ばれてくる)
*救急が強いと言われている


でした。
なぜこのような基準で選んだのか。というと

目の前で苦しんでいる人・死にかけている人
初期対応(まず何をすれば良いのか、何ができるのか)を救急で学べるからです。

僕が今回受けた試験は、”面接+小論文”パターンの試験で2つ受験しました。
点数配分はわかりませんが、面接の点数は低くはないでしょう。
それを踏まえて、面接について書いていきたいと思います。

①病院側はどんな人(研修医)が欲しいのか

救急が強いと言われる病院は
『どんな研修医が欲しいのか、必要とされているのか』

これは意外と皆さん考えずに面接に挑んでいるのではないですか?
この人とであれば、働いてもいいかな。うちの病院には、こういう人が必要だ
と思っていただかなければ
いくら面接中に真っ当なことを言った(面接の本などで暗記したような)としても
面接官の印象は良くないと思います。

・欲しいと思われる人材
☑︎しっかりコミュニケーションが取れる人
☑︎テキパキ動けそうな人
☑︎素直な人

当たり前と思うかもしれませんが、これができる人って、多分医学部には
少なめなんですよね笑

☑︎しっかりコミュニケーションが取れるかどうか

恐らく、これが最も大事。逆に、
これさえ出来れば、あとはうちに来てから教えたる!
という先生もいるくらい。
救急は、特にコメディカルの方々とコミュニケーションをとりながらの処置が必須なので
コミュニケーションがうまく取れないと現場が回らなかったり、ミスが起きたりします。(沢山の病院、救急科を見学してそう感じました)
病棟でも、コミュニケーション能力が求められるのは言うまでもありません。
(面接の内容によっては、事務の方や、看護師長などが陪席していて評価をしています。そう行った方々にとってこの点はかなり重要でしょう。)

コメント)コミュ力ある研修医の先生は、看護師さんから多くの情報を貰えてて
仕事しやすそうでした。

すみませんが、自分のプライベートな要素・実体験も含まれるということと
本当に読んで見たい、参考にしたいと思う方に届いて欲しいと思うので、
ここから先は、有料にさせて頂きます。ご理解いただきたいと思います。

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