楽しく流れよう

人生は、川の流れのようなので、できるだけ楽しく流れたい。どれだけ幸せで「今のままがいい」と思っていたって、同じところにとどまってはいられない。誰の力も及ばぬことで、どうしたってただ流れてゆくだけなのだから、それに抗うようにとどまっていようとするのは無駄な悪あがきだ。もしくは無理やりとどまっていると藻やらゴミやらが絡みついて腐ってゆくよ。昨日の妻との歩き会話の中にもあったけれど「つづけられるのは自分の行為だけ、状況はつづかない」。楽しく流れていくための工夫はできるかも知れない。「あ、なんかぶつかりそう!」とかって、普段生活しててとか仕事してて壁にぶつかるのは、壁がやってきたんではなくて、ぼくらが流れて行って元々そこにあった壁にぶつかりそうになったのね。そう考えると、よく周りを見ながら流れないとね。

今はなんだろう?この停滞も、やっぱり流れの中の一場面なのだと思います。フィルターかけられてるような?網でこされてるような、そんな感覚に近いかも知れません。ちょっと窮屈に感じる人もいれば、自然に流れの中でとどまっていられるので、風に揺られるハンモックに横たわるみたいにのんびりしている人もいるかも知れません。もしくは絡め取られるか圧縮されて死にそうになっているか。それは苦しい。この状況を把握しようと、網の抜け道を探して、あるいは網を抜けたあとどんな風になるのか一生懸命想像して、みんなに示そうとしてくれている人もいるんだと思います。でも残念ながらこの網の期間も終わってしまうのです。流れる。何事もなかったかのように、川は流れ続けるのです。

もうそうなると、流れながらいかに景色を楽しめるか。もしくは流れ方で遊べるか。そんなことを考えるしかないんじゃないかと思います。人生は長い暇つぶしだと言った人がたくさんいるでしょう。何もすることがない長い長い時間をいかに過ごせるかがその人の力だ、というようなことを言っていた人もいます。「ここを通らなきゃいけないよ」とか「あっちへ行きたいんだよ」とか、そういった流れ方の論争はたくさんありますが、もうよく分からなくなっていまして、そうなんです、今日みたいな雨上がりの、しかし雲が多くてすっきりしない、風ばかり強くて少し悶々と過ごす日には、もうそんなことはどっちがどっちかなんてどうだってよくって、ただ流れるということについて認めてしまいたいような、心地よく眺めていたいような、そんな気分でおるのです。

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【「過去の日記」マガジンと重複しているので、300円→3,000円に値上げしました(2022年10月20日)】300円で雑誌を買って、60ページくらいあったとして、隅から隅まで読んだなら1ページ5円の価値ということになるけど、実際はもうちょっと高いと思う。面白いなと思ってきちんと読むページは10ページくらいだったりするからね。このマガジンも、面白く読んでもらえる日記が10記くらいは書けるんじゃないかな。300記くらい書く予定の10記くらいは。

ただの日記です。毎日書くわけではありません。不定期ですが、目標は「ほぼ毎日」です。40才。本厄。名刺の肩書きは「プランナー、ミュージシャン…

「毎日書く」を目標に、実際ほとんど毎日書いてたので、約900本の日記があります。購入してくださった方は読み放題。せめて50本くらいはアナタの中の何かに響く内容でありますよう。

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過去の日記、まとめました。2017年〜2020年くらいまでの、会社勤めをしていた頃の日記です。

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