他人のおもちゃで遊ぶのはもうお終い

前にも書いたことがあるっけな？ぼくの名前「祐介」の漢字には、祐にも介にも"助ける"というような意味合いが含まれているようで、それを知ってから自分の行動を省みたときに、仕事柄もあってか、他人のやりたいこと、実現したいことに協力することで満足感を得ているような、逆に捉えると自分のやりたいことや実現したいことは明確にあるようでそれに関わる行動をしているかというとあまりそうでもない、なんと言うか、他人が持っているおもちゃとか、他人がはじめた遊びを見て「それ面白そう！ぼくも一緒にやらせて！」という生き方をしているなと、そんな風に感じたタイミングがあった。そして一旦そのように自分を見てしまうと、あらゆる自分の行動に主体性を感じられなくなり、何をしていても「これって、あいつのおもちゃだよな」と興ざめるようになってしまった。そして長いこと他人の遊びに依存して、自分で遊びを考えることを怠って生きてきたからか、いざ自分で何かをはじめようとしても、何をしていいのかさっぱり分からない。何を「面白い」と感じていたのかもよく分からなくなってきてた。大好きで、ぼくのアイデンティティだと思っていた、音楽でさえ。