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初めてのモノづくり。あえてメモリーカードスリーブを作った理由。

久々note。

今日はいつものような形式的な話ではなく
僕の感情をありのまま書こうと思います。

なぜ僕が動画クリエイターになったのか?
なぜ一枚入りのメモリーカードスリーブを作ったのか?
そして今後どうしていくのか?

話します。

引っ越し

大学生の時
地元横浜から千葉の海浜幕張に引っ越す機会があった。

引っ越しの経験はみんなもあると思うけど
僕はあまり好きじゃない。

その理由を言うと嫌われそうなので話さないでおくが、
唯一思い出に残っている瞬間がある。

それは

写真アルバムを見つけた時だ。

引っ越し時に最も手が止まる瞬間No1だと思う。
案の定ぼくも大量の写真アルバムを見つけてしまい
作業の手が止まった。

こうゆう時に限って写真の大切さが身に染みて

たくさん撮ろう!
と行動へ繋がる。

環境の変化
家族の老い
テスちゃん
自分,会社の成長など

大人になると様々な行事が増えて
記録の重要性が増す。

家族
会社
テスちゃん

幼い頃から親の事情で多くの引っ越しをしていたので
その都度写真アルバムを見返し
思い出を振り返っていた。

記録の素晴らしさを幼い頃から何度も何度も経験したからこそ
人一倍 記録 することの魅力に惹かれ

僕の職業が動画クリエイターになっていったのだ。

と思ってしまう。


母のカメラ


引越しの時に出てきた母のカメラ


これでぼくや兄貴の写真を沢山撮ってくれたと思うと感慨深い。

何十年と撮り続けて
今では凄い量のアルバムになっている。

最近は
カメラロールやクラウドといった素晴らしい発明により
何万枚と写真や動画を保存し
かつすぐに検索も出来ちゃうけど

全く整理されていない
これはこれで美しい。

記録の変遷



記録方法は時代と共に変わってきていて

歴史を遡ると

絵画→スマートフォンにまで至る。


僕は1997年生まれなので

フィルム→SDカード→クラウド

といった記録の変遷だったのかな。


ちょうど2017年あたり
技術革新によって誰でも低コストで動画が撮れるようになり

気付いたら動画の大川になってたw

スマートフォンで誰でも撮れるようになったけど
その時はアクションカメラで撮影し
気付けばドローンとかも買っていた。

スマホでいいじゃん。

は世間的にはよく言われてるけど

高画質で撮ることで
よりリアルに近い自分の思い出を残すことが出来る

ことに価値を感じてシネマカメラとかまで行き着いたんだろう。(多分)


動画が好きなのではない。


僕は動画作品を自ら作り
解説までやっちゃうYouTuberとして

ほぼ全てのメーカーさんと仕事をし、
多くの視聴者へきっかけを作ってきたと自負している。

動画クリエイターとして「動画」とはなんなのか?
「クリエイティブ」とはなんなのか?

常に考えてきた。

そして、

「動画」には興味がないんじゃないか?
という結論に行き着いた。

僕は
人生における根本的な軸に

自分の周りにいる仲間や家族含む体験があり

それを記録する手段として
動画が優れていただけだったと。

照明をバチッと作り
空間を作り出す

それ自体は否定しないし
僕も仕事でやっているけど

僕が定義する記録の価値からはズレていて、

ありのままをリアルに残すことが動画の本質的価値だと思っている。

そして
それを伝えるのが僕の仕事だと

人類の記憶を美しく。



そんな想いを最大化するためにSNS発信をし
コンテンツだけではなく道具できっかけを与える目的で立ち上げたブランド「kyu」

高画質で魅力的に編集,整理された写真や動画は
何度も何度も見返すきっかけになり
美しい記録はいずれ記憶になる。

ぼくが作ったベトナムやハワイなどの海外Vlogは
体験のハイライトをいい感じにまとめているから
よく見返すのだ。

僕らはそんな美しい記録を再発明し
人類の記憶を美しくしたい。


最初のプロダクト


自分自信の体験を通して間違いのないコンセプトで作った「kyu」
そのファーストプロダクトは

かなり

かなり

悩んだ。

今の自分達の想いを
今の自分達で実現できる

最大の解はなんだろうか?

カメラバッグ?
ストラップ?
新しいカメラ?
(流石にカメラはまだ作れない)

そんな限られた制約下で最も記録に近い存在がメモリーカードなのかもしれない。

そう思った。

大切なのに、気付いてない。



ぼくらの記録を陰ながら
かつ強力にサポートしているメモリーカード。

カメラを買う時に当たり前に買わなければならない当たり前のメモリーカード。

メモリーカードなら今の時代に適した守り方で
新しい価値を作れるのではないか?

現代のメモリーカードスリーブ



スマホで誰でも取れるようになり、
クラウドで何万枚を管理できるからこそ、

フィルムカメラやデジタルカメラで撮る一枚に価値がある。

そして

一枚の写真でも
一枚のメモリーカードでも

大切にしてくれる
大切に思える

そして記録をずっと守ってくれるような

そんなメモリーカードスリーブが作りたい。

たったの一枚


一枚のみを大切に守るメモリーカードスリーブ

SDカードを機能として使うことはもちろんだけど
SDカードの保管方法を新しくした。

名前は「ep1」

ep1


たった一枚のメモリーカードでも
大切に扱うことから始めたい。

そんな想いを込めて「ep1」と名付けた。

今のところ販売予定はなく

この価値観に共感してくれる方へ届けたい

そんな想いで
kyuだけに99名の方へ
ep1 を抽選でプレゼントするという遊び心も忘れない。

(ちなみにkyuのローンチ日はいつも9日)

募集期間は5月31日23時59分までなのであと少し。

思っている以上に既に応募が来ていて
本当に嬉しい。


コンセプトを伝えたいから作ったんだけど

個人的にはメモリーカードを忘れてしまった時や
静電気でデータが消えるなど
大変な目にあった経験があり

ep1というスリーブをお守りとして持ち歩くことで
安心感を持ち運ぶことができる気がする。

イメージングブランドkyu

そんな道具を通して
記録することの美しさを伝えていきたい。


大川優介

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大川優介 Yusuke Okawa
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