「自己実現」を目指す前に、"たった一つ"やるべきこと

「自己実現」とは何か？

とても難しい「問い」だと思います。

おそらく人類の命題と言っても過言ではないのでしょうか。

しかしながら

こんな題名の記事に興味を持っていただいた

あなたは

「自己実現」に向けた何かしらのヒントを
手に入れようとしているのではないでしょうか

私は株式会社アイデンティティベースの代表をしている岡村と申します。
これまで2000名以上の方とコーチングをさせていただき、人生やキャリアと向き合い、それぞれの「ど真ん中」を見つけるセッションをしてきました。
そして『自分軸』が見つかるオンライン型のキャリア・転職支援サービス『ジブンジク』を運営しております。

この記事では
自己実現を目指すあなたが

「自己実現」を目指す前に、"たった一つ"やるべきこと

についてお伝えしていきます。

今回お伝えする内容は
私自身の"超絶主観"であります。

「あくまで一つの考え方である」

ということを前提に読み進めていただければ幸いです。

ただ私の信念を込めて文章を書き綴っていきます。

▼自己実現とは？

「自己実現」の定義とはなにか？

と聞かれたら答えることはできますか？

なかなか難しいですよね。

ちなみに私は
「自己実現」についての記事を書こうと思ったにもかかわらず
一般的な自己実現の定義を答えることができませんでした。

ニュアンスで捉えていました。

まずは、しっかりとした情報をお届けるするために
一般的な定義を調べてみました。

（難しい概念なので、読み飛ばしていただいても構いません）

自己実現①

K.マルクスの概念。
人間の合目的な生産活動の過程で、ある対象に働きかけ、それを獲得しながら、人間としての豊かな自己の能力や個性を実現させていこうとするもの。
人間の欲求のうち最も高度であり，同時に最も人間的な欲求として，自己の内面的欲求を社会生活において実現すること。アメリカの心理学者 A.マズローは 1954年に欲求5段階説を発表した。人間には下位から順に生理的欲求，安全への欲求，社会的欲求，自尊欲求，自己実現欲求があり，下位の欲求が充足されると，より上位の欲求が人間の行動動機となるとした。自己実現欲求は，人間の物質的欲求が充足されたあとに発現する欲求である。したがって豊かな社会においては，この自己実現欲求が人間の重要な行動動機であると考えられている。

出典　ブリタニカ国際大百科事典

自己実現②

１ 《self-realization》自己が本来もっている真の絶対的な自我を完全に実現すること。普遍的、絶対的自我の実現が究極の目的であり、それに導く行為が正しい行為だとする、T＝H＝グリーンやブラッドリーなどの倫理説。グリーンは、これが人生の究極目的であるとした。自我実現。

２ 転じて、自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。「自己実現を夢見る」「第二の人生では地域への貢献を通じて自己実現を目指す」

出典：デジタル大辞泉

はい。かなり難しいです。

この自己実現の２つの定義を通して、
お伝えしたかったことは

非常に抽象度が高いこと

定義することが難しいということ

もっというと、正解がないということです。

補足：
もし自己実現について、詳しく知りたいのであれば、
マズローの欲求５段階説が有名です。

図解で説明してくれている記事もあるので
別途調べていただけると幸いです。

▼「自己実現」を言葉で分解して考えてみる

「自己実現」という言葉を分解して考えてみます。

「自己」と「実現」に分けてみました。

「自己」
大辞林 第三版の解説
①おのれ。自分自身。 「 －批判」 「 －流」
② 〘哲・心〙（必ずしも人格に限らず）何らかの同一性・統一性をもった存在自身。 ⇔ 他者
③ 〘心〙 客体としてとらえられた自分自身。 「 －像」
出典　三省堂大辞林 第三版について

「実現」
大辞林 第三版の解説
（ 名 ） スル
事実となって現れること。現実化すること。
 「希望が－する」 「公約の－を期待する」
出典　三省堂大辞林 第三版について

要約すると

「自己」
自分自身

「実現」
現実化させること

「自己実現」
自分自身が生きたい人生を現実に生きること
生きたい自己を実現させること

と要約しました。
言葉を分けて考えみると、考えやすいです。

▼自己実現を目指す前にやるべきこと

前置きが長くなりましたが
ここからが本題です！

自己実現を目指す前ににやるべきことはなにか。

それは
「実現する自己を決めること」です。

つまり「自己決定」です。

ここでいう自己決定とは

「何を大切にして」「何者として」「どこに向かうのか」

という生きる自己を決めることであります。
「人生の軸」「自分の軸」を決定をするとも言い換えられます。

「実現」の対義語は「空想」です。

空想とは
実行することが出来ないことを想像すること

つまりは

「自分がどう生きるのか」といった軸がなければ
「実現」せずに、「空想」で終わってしまうということです。

大事なことなので、繰り返します。

「自己実現」を目指す前に、"たった一つ"やるべきことは

「何を大切にして」「何者として」「どこに向かうのか」

「実現させる自己」を決めること

「自分の軸」を決めること

「自己決定」をすることがとても重要なのです

▼まとめ

自己実現とは

「自己」＝自分自身

「実現」＝現実化させること

実現させるためには、自己決定が必要であるということです。

だからこそ
「自分がどう生きたいか」を決定することが大事であります。

【自己拡散】→【自己決定】→【自己実現】

の順番で生きていくことが大事なのです。

▼最後に伝えたいメッセージ

ここまでお読みいただきまして、感謝申し上げます。

本来であれば
自己実現の先にある
超越的な自己実現についても書いていたのですが
メッセージが拡散してしまったため、削りました。
また別途書いていきます。

まずは

自分の「ど真ん中」を生きて欲しい

自己実現を目指して欲しい

そのためには実現する自己を決めて欲しい

自己決定をして欲しい

という思いからこの記事の作成にいたりました。

最後に
私自身が経験したことを元にメッセージとして伝えさせてください。

あなたが「自己実現」と思っていることを実現したとしたら、

「あれ？こんなものだったのか？」

と、実現したからこそ、見える景色がたくさんあります。

「これのために人生をかけて一生懸命になっていたのか」
「もっと大切にすべきものが近くにあった・・・」
「もっともっと成し遂げたいものが見えてくる」

そんな感じです。

なので
"今のあなた"が自己実現と思っていることを
明確にして、小さく砕いて、実現していくことをお勧めします。

あなたの可能性は無限大に広がっています。
可能性を信じて、突き進んで欲しいです。

この記事をきっかけに

「何を大切にして」「何者として」「どこに向かうのか」

そういった空想の自己実現を目指す前に

「自分の軸」を

自己決定し、実現していく人が増えることを願っています。


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ここまでお読みいただき誠にありがとうございます！
現在、「ジブンジク」では
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