「他者比較」のモノサシで生きるあなたへ。自分軸で生きるための3つのポイント ~"頭のいい人"と"優しい人"はどっちがすごい?~
こんにちは!
私は株式会社アイデンティティベースの代表をしている岡村と申します。
これまで2000名以上の方とコーチングをさせていただき、人生やキャリアと向き合い、それぞれの「ど真ん中」を見つけるセッションをしてきました。
そして『自分軸 - ジブンジク』をつくるキャリア・転職支援サービス『ジブンジク』を運営しております。
これまでコーチとして
本当にたくさんの人の人生と向き合わせていただきました。
人生が大きく変わる分岐点に立ち合うことも多々あります。
普段は一対一のセッションを通してパートナーの「ど真ん中」を見つけるご支援をしているのですが
リソースの都合上、より多くの人へ届けることには限界があります。
より多くの人に届けたい。
せっかくの経験や知識を通して
直接関われない人にも少しでも貢献したいといつも強く願っておりました。
セッションほどの濃度はありませんが
直接関われない人にも
「ど真ん中を生きるきっかけ」や「気づき」や「学び」をお届けできるようにと願いを込めて
この記事を書かせていただいております。
(個人的見解です。あくまで一つの考え方として受け取っていただければ幸いです)
拙い文章ではございますが、ご一読いただけたら幸いです。
この記事では
「他者比較」のモノサシで生きるあなたへ。
自分軸で生きるための3つのポイント
~"頭のいい人"と"優しい人"はどっちがすごい?~
と題しまして。
他者比較のモノサシで生きるあなたが
自分のモノサシ(自分軸)で生きるために必要な3つのポイント
をお伝えしていきます。
▼「他者比較」で生きてしまう人の9つの特徴
① いつも誰かと比較してしまう
② 自分よりもできる人がいると落ち込んでしまう
③ 自分自身に自信を持てず自己否定してしまう
④ 誰かの評価や目線が気になって、本当の自分を生きている感じがしない
⑤ 「他者が望むような自分でないといけない」と感じる
⑥ 自分の素直な気持ちに正直になれない
⑦ 他者から認められても素直に受け取れない
⑧ 他者との「勝ち」「負け」を基準にしている
⑨ プライドが異常に高い
① いつも誰かと比較してしまう
いつも誰かと比較してしまいます。
自分の存在価値を認識するために他者と比較しています。
「優れているか、劣っているか」で自分の存在価値を認識します。
だからこそ
自分の内面から溢れる満足感や幸福感を感じることが少ないです。
② 自分よりもできる人がいると落ち込んでしまう
自分よりできる人に対しての"嫉妬心"や"劣等感"を強く感じます。
「あの人のこんなところが羨ましい、自分もそうなりたい」と劣等感が芽生えやすいです。
誰にでもある感情ですが
自分を認められず自己否定が癖になっているので
とくに落ち込みやすいです。
③ 自分自身に自信を持てず自己否定してしまう
自分の「存在」「価値観」「能力」「行動」「結果」に対しての自信が無い。
そのせいで「自分なんて」という自己否定が口癖になっています。
ある程度の結果を出したとしても、満たされません。
"もっともっと""まだまだ"と自己否定を繰り返します。
「自信を持ちたいけど、持てない」という悪循環に陥りがちになります。
④ 他者の評価や目線が気になって、本当の自分を生きている感じがしない
他者の評価や目線が気になります。
特にその時々のコミュニティによって
影響のある人の評価や目線が気になります。
そして、その人から評価されるための行動をとりがちです。
そのため本当の自分の気持ちや意思を抑えてしまう傾向にあります。
よく「本当の自分ってなんだろう?」と感じることがあります。
⑤ 「他者が望むような自分でないといけない」と感じる
他者が望むような自分でないといけないと感じています。
特に強いのは
親からみた自分や、尊敬する人から見た自分に対して強く感じます。
「今の自分のままではダメだ」
「ありのままの自分ではダメだ」
と感じることもあります。
他者が望む自分になるために懸命に努力します。
⑥ 自分の素直な気持ちに正直になれない
自分の素直な気持ちに正直になれません。
「あなたはどうしたいの?本当の気持ちを教えて」と聞かれても
出てこないこともあります。
出してしまう恐れのようなものもあります。
人の気持ちを汲み取ることは得意ですが
自分の気持ちと正直に向き合うことは苦手です。
⑦ 他者から認められても素直に受け取れない
他者から認められても、素直に受け取ることができません。
「どうせお世辞だろう」「他にもできていないところがあるし」と流してしまいます。
一見、斜に構えているようにも映りますが、そうではありません。
自分が自分のことを認めることができないので
他者から認められても受け入れることができないのです。
⑧ 他者との「勝ち」「負け」を基準にしている
無意識に「あの人より自分のここが勝っている(負けている)」と、勝ち負けを基準に生きています。
「能力」「行動」「結果」など定量的にわかること
目に見えてわかることへのこだわりが強いです。
誰に対しても勝っているか負けているかを気にして比べてしまいます。
自分の方が勝っていれば優越感と安心感を得ることができますが
負けたと思った時には居心地の悪さを感じてしまいます。
⑨ プライドが異常に高い
自分ではそうではないと思っていても
実はプライドが高く神経質な部分を持っています。
プライドを守るために些細なことに神経を使ってしまうせいで
過敏に過剰に反応してしまうこともあります。
自分で気づけていないのは、
プライドが自分の弱さを認めさせないからです。
または自分の弱さを他者に見せることを拒絶するからです。
自分のコンプレックスや弱点から目を逸らしがちになります。
▼なぜ「他者比較」で生きてしまうのか?
価値観の形成は、十人十色です。
しかしながら時期は大きく影響しています。
価値観の形成が色濃く行われる時期は
3歳〜7歳あたりと言われています。
この幼少期のころの原体験が根源の価値観になります。
そして、年を重ねるに連れて
経験を通じて強固にしていくと言われています。
(途中に大きな原体験があれば、そこでも形成されます)
▼「他者比較」の価値観が形成される9つの要因
① 自分以外の他の兄弟、姉妹ばかり可愛いがられた
② 親や先生から他の子と比較されていた
③ 「何でもきちっとしている模範的な母親(父親)に育てられた」
④ 「だからお前はダメ」といった否定的な言葉をかけられていた
⑤ 抑圧される環境で育った(自分を抑える)
⑥ 自己主張を許されなかった
⑦ 親が話しを聞いてくれなかった、親から否定ばかりされていた
⑧ 「(自分のことより、)もっと人のことを考えろ」と言われてばかりいた
⑨ 何かができたときだけほめてもらえた
もちろん他にもあります。あくまで一部です。
幼少期に影響の強い人との関わりによって、価値観が形成されます。
・親
・先生
・周りの友人
影響を持つ人に言われたことや
関わり方
影響を与えられた出来事によって
価値観が根源で出来上がります。
そこから学校生活や社会人生活を通じて
他者比較の価値観をより強化していきます。
年を重ねるにつれて強化していくのです。
・成績を通して、友人と勝ち負けが決まる
・学歴・偏差値でランク付けができて優劣がつく
・走りの速さなどの運動神経で人気者が決まる
このような経験を通じて
・ヒエラルキーが出来上がる
・自分の立ち位置を確保することができる
・自分が出した結果で周りの人が喜んでくれる(落胆する)
などの経験を通じて価値観をより強化していくのです。
▼"頭のいい人"と"優しい人"はどっちがすごい?
学生期間までは、「成績」「偏差値」という
共通のモノサシで他者との比較ができてきました。
他者比較の中で自分の存在価値も認識することも可能でした。
しかしながら、社会に出てからは、他者比較のモノサシがなくなります。
"頭のいい人"と"優しい人"はどっちがすごいか?
どっちがすごいか、基準がありません。
人それぞれのモノサシがあり、比較することができません。
「存在価値」や「幸福感」といったものを認識するための
「共通のモノサシ」がなくなるのです。
共通の基準がなくなり、順位付けもできなくなるのです。
有名な企業に勤めていることが幸福なのか?
年収が高ければ幸福なのか?
役職が上がることが幸福なのか?
ワークライフバランスが整っていることが幸福なのか?
美味しいものを食べれることが幸福なのか?
人それぞれ、幸福感を感じるポイントが異なります。
それぞれの幸福のモノサシは他者との比較ではなく
自分の幸福を、自分のモノサシが必要になってくるのです。
しかしながら、他者比較の中で生きてきたことがない人は、
自分のモノサシを持ち合わせていないので、困ってしまいます。
だからこそ、無理に他者比較のモノサシで生きようとしてしまいます。
断言できることは
他者比較のモノサシで生きることは
決して悪いことではないということです。
必要な時期も当然あります。
しかしながら
あなたが生きづらさを感じているのであれば
自分のモノサシを作るいいタイミングかもしれません。
これからの人生の幸福は「他者と比較」ができないのですから。
▼自分のモノサシ(自分軸)で生きるための3つのポイント
数ある手段の中で、あえて3つに絞ってお伝えします。
騙されたと思って、3つのアクションをすることにフォーカスをしてください。
① 人生の幸福は「他者と比較」ができないことを認識する
② 自分にとっての幸せは何かを言語化する
(心を満たすものは何か)
③ その言語化したことを実際にやってみる
この3つだけです。
まずはやってみてください。(騙されても損しないので〜笑)
やってみることが鍵であります。
それによって掴み取ることが必ずあります。
人の成長プロセスは、下記の通りです。
【人の成長プロセス】
知る → 気づく → 選択する → やってみる → わかる → 分かち合う
▼まとめ
この記事で
① 人生の幸福は「他者と比較」ができないことを認識する
成長のプロセスでいうと
「知る」「気づく」までは掴み取っているはずです。
だからこそ
② 自分にとっての幸せは何かを言語化する
(心を満たすものは何か)
を言語化して、「選択」してください。
③ その言語化したことを実際にやってみる
そして
その言語化したことを実際にやってみてください。
そうすると
必ず掴み取るもの、わかるものが出てきます。
そこでわかったことを他の人に「分かち合って」いただければ嬉しいです。
まずは騙されたと思ってやってみていただければ幸いです。
▼最後に
まずは、拙い文章ですがここまでお読みいただきありがとうございます。
これが私のミッションです。
誰もが、腹の底から生きたい人生。
「ど真ん中を生きる」ことを私は腹の底から願っています。
この記事が少しでも多くの人のお役に立てることを願っています。
ありがとうございました。
参照
http://pro-therapist.or.jp/limiting-beliefs/
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ここまでお読みいただき誠にありがとうございます!
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今後のキャリアや人生に対して、少しでも意義のある時間を一緒に作っていけたらと思っております。