日記 (2023/04/05)
やったこと
論文を書き進める
文献調査 (dendroclimatology関連)
実験方針を考える
昼寝 (はたらきたくない)
アマプラで動画を見る (Documental, ぼっち・ざ・ろっく)
「ぼっち・ざ・ろっく」を見て
ぼっち・ざ・ろっくを知ったのは, アニメ放映後に話題になってから. 完全なミーハーです.
漫画全巻をkindleで買い, それを読み終えてからアニメを全話視聴しました. おそらく12話全部アニメを見て飽きなかったのは久しぶりです. 実際かなり面白かったです.
個人的に好きなのは, アニメ第8話, "ぼっち・ざ・ろっく" です (アマプラ登録してたら見れます).
結束バンドがバンドハウススターリーで演奏をする回. 作中曲 "あのバンド" への導入で主人公後藤ひとり (通称ぼっちちゃん, 以降ひとり) が覚醒するシーンはかなり話題になりました. バンドの演奏シーンも好きなのですが, 8話で好きなのは演奏後の飲み会のシーンになります.
演奏後の飲み会で, ひとりは居酒屋にたまたまいたサラリーマンの会話を聞いてしまい, 気持ちがネガティブになってしまいます.
その後, 自身が高校卒業後就職し, まったくうまくやっていけず, 結果として引きこもりニートになってしまうという妄想をし, 高校在学中にデビューできなきゃニート, と呟きながら発狂します (それを見ていた伊地知星歌 (以降星歌) はドン引き).
ひとりを正気に戻すためバンドメンバーの山田リョウと喜多郁代 (以降喜多ちゃん) が奮闘, 喜多ちゃんがいじられるパートが入り, いったん話は途切れます.
その後, 居酒屋に一緒にきていた廣井きくり (以降廣井) がひとりのフォローに入るシーンが続きます. ここらへんの一連のやりとりがけっこう響きました.
研究やら仕事やら, 成果を出すことが求められるのは当然ではあるのですが, そんな中でうまくいかないときというのは気持ち的に落ち込んでしまうことがあると思います*3). そんなときに, こういう言葉をかけれるのはとてもステキやん, と思ってしまったわけです. 昨今はSNSのおかげで, 良くも悪くも極端にうまくいったことばかりが可視化されてしまう世界になってしまっているので*4), プロセスを楽しむという姿勢はとても大切なような気がしました.
注釈
*1) 人生は地獄というのはとても共感できます. 性格や言動から, ぼっちちゃんは感情移入しやすいです.
*2) ライブハウスにおける音響担当者を指す. ここでは星歌が運営するライブハウスのPA (女性) を指す固有名詞. 作中においてキャラクター名は存在していないが, 登場頻度は高い.
*3) 私は修士で結果が出ていないときが特にしんどかったです. もっと成功に対するハードルを下げればよかったと後悔しています.
*4) 精神衛生を維持するため, 最近はほとんどSNSを見なくなりました.