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第27回:たった一人を熱狂させる/未知に対するリアクション

こんにちは、株式会社TO YOUの岩下です。

第1回から第4回で「たった一人を熱狂させる」という弊社コンセプトと渋谷・神泉で営業しているセレクトショップR for Dにどう落とし込んでいったのか、という全体像をお話してきました。

第1回:たった一人を熱狂させる
第2回:たった一人を熱狂させる/R for Dの場合
第3回:たった一人を熱狂させる/R for Dの仕組み(前編)
第4回:たった一人を熱狂させる/R for Dの仕組み(後編)

第5回目では私の自己紹介もしましたので、第6回以降はもう少しディテールに注目してミクロに切り分けたテーマを取り扱っていきたいと思います。
テーマ設定は気まぐれです。

せっかくなので続けたいなと思っていますが、どこまで持つのか。
毎日1つ文章を書くことを続けるというのは結構大変なことなのだと毎日感じます。でもやっぱり反応をいただけると頑張れる気がするので、ぜひスキやフォローなどお願いします。

第27回のテーマは「未知に対するリアクション」です。

知らないことや知らないひとに出会った時の反応が人によって極端に違うのがおもしろいなぁと思います。

好奇心と恐怖心が葛藤し、ダメだと言われても大雨の翌日に川を見に行ってしまう人もいれば、外国人に会ったことがないから外国人を怖がることもあります。私は好奇心強めなので、ちょっとボロい吊り橋くらいだったら渡ってみたくなってしまいそうですが、この未知に対するリアクション、攻めと守りでどちらに重心を置いているのか、変化を好むのか嫌うのか、気質的に狩猟民族か農耕民族かみたいなマインドの違いが大きいのでしょうかね。

ビジネスの場面で考えても私が好むのは比較的不確実性の高い状況で瞬間的な判断で行動を柔軟に変えていくやり方です。工場のラインみたいな規則正しさ正確さが求められる職場では私はポンコツ間違いなし。

なぜなら私は自分で作ったルールや制度でさえ自分で守れない。

抽象的思考が大好きなのでルールや制度を作るのは割と得意なのですが、それはきっと、自分のケアレスミスがとても多いからで、考えなくてもアホの自分でもミスしないようにするにはどうすればいいかをUX/UIデザイン的な発想で自分自身にも接しているからではないかと思います。

もうね、ひどいんです。

郵便受けを確認できない。郵便物を開封できない。なんとか開封しても請求書を引き出しにしまったら最後。支払い期限をすぎて再送される。の無限ループみたいなことが起こりがちです。

お役所に提出する書類が一発OKになったことがない。会計士試験の申し込みも失敗して電話がかかってきた(なんとかOKにしてもらえた)。

これは巷で流行りのADHD的な何かなのではないかと(もはやそうであってほしい)疑われるレベルです。

こういうことができないのは、なんでだろうと思ってもUX/UIがひどいからだなとしか思えないのがまたどうしようもない。

私が制度設計したらこんな風にしないのにな。

そんな経験をしていて、最近わかってきたのは、無駄に頭がよくて、慎重で説明書は最後まで読むような、時間に余裕のある人にUX/UIを作らせるとろくなことがないということです。今ちょうどそういうムードで進行しているプロジェクトに巻き込まれてイラっとしていてつい盛り上がってしまいました。失礼しました。

UX/UIは私みたいにミスが多くて、CCのメールは未読スルーするタイプの人間がデザインするべきだと思います。せめてオブザーバー。ミスをするポイントがどこだか手に取るようにわかるのですから。というか私がテストすれば確実に改善ポイントが洗い出されるはず。

随分と話がそれてしまいました。なんでポンコツ自慢しているんだろう。

未知。

私はワクワクします。既知は未知のためのツールだとすら思います。

栃木の畑に囲まれた小さな集落で、小学校の同級生が10人(廃校済み)しかいなかった田舎で育って、なんの躊躇もなく高校は県庁所在地の宇都宮、大学からは神奈川の日吉、23区内の田町と都心に近づき、就職した監査法人のオフィスが大手町、クライアントは赤坂見附。挙げ句の果てに退職して日本全国(沖縄、北海道以外)を2ヶ月車中泊で周り、初の海外旅行でいきなりエストニアからポルトガルまでヨーロッパ横断、アメリカ横断の3ヶ月ワンウェイトリップもしました。飲みに行ってその日にシェアハウス引越しを決め、クラブに行って転職先を決め、今は突如内見せずに決めたおうぎ形の部屋がお気に入りです。

スタート地点から考えて振り返ると今いる場所が信じられない状態で、今はファッションとプロダクトデザイン界隈で小売業に進出して会社を作りつつ複業しながらの生活をしています。一体どこに辿り着くのだろう。

これはまた今までの常識がばさっと通用しなかったりしておもしろいです。感覚と論理の割合がずいぶんと異なります。似ているのかと思いきやファッションとプロダクトデザインは全く別物です。それまで論理を鍛える修行ばかりしていましたが、もともとは感覚型なので最近はだいぶ慣れてきました。

理由があってもおもしろいし、なんかイケてるというのも好き。

自分ではそんなに無理して不自然にしている感覚はありませんが、そんな感じのひともあまり見かけないので、妙な存在なのかもなとも思います。

未知addictedなのかもしれない。

自分が生きることに飽きてしまうのが怖いのかもしれない。

これからまだまだ未知に突っ込んでいく所存です。

あ、あと人の顔を覚えられない。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

株式会社TO YOUでは、それぞれの「たった一人を熱狂させる」を実現したいビジネスパートナーを募集しています。
ファッション業界でも、そうでなくても、どちらでも大丈夫です。
私たちはより多くの人が熱狂を形にできる社会がいい社会であると考えています。

あなたの熱狂を私たちに教えてください。そして一緒に実行しましょう。
反対の場合もあるかもしれません。
ビジネスのバックグラウンドがあるあなたであれば、そこでどんな熱狂を起こせるのか、私たちにも一緒に考えさせてください。

ご興味をお持ちいただけたら、Twitterのフォロー、DMやメールでのご連絡もお気軽にお願いします。

Twitter: @Iwashitayusuke

Mail: iwashita@deedfashion.com

第1回:たった一人を熱狂させる
第2回:たった一人を熱狂させる/R for Dの場合
第3回:たった一人を熱狂させる/R for Dの仕組み(前編)
第4回:たった一人を熱狂させる/R for Dの仕組み(後編)






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