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ポケカで言語化する仕事論

みなさん、こんばんは。おはようございます、こんにちは。チーム東横線のユウスケです。
先日、このようなツイートをしました。

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というのも、筋トレとスイミングで体を限界まで追い込んでボーッとしてる時、ふとアイデアが浮かびました。

「あれ?仕事への姿勢の持ち方をポケカで例えられるんじゃね?」

すると、あれよあれよという間に思考が面白い位に整いました。

今回は仕事に真剣に向き合う姿勢を、競技としてのポケカに例えた話をします。
競技ポケカって表現が苦手な方もおられると思いますが、便宜上理解していただけると幸いです。

なお、これは例え話を交えた私個人の思考の言語化であり、特定人物の批判や持ち上げ、価値観の押し付けではないことをご了承ください。
「へぇ、こいつ、考え方で自分を追い込んでるのか。どMかな?」
って鼻で笑える内容となりますので、暇つぶしにどうぞ。


1.カードゲーム選び

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まず考えるべきは「このカードゲームで遊んでいくのか?」ってことです。
そもそも論ですが、物凄く大事な項目です。

世の中には色々なカードゲームがあります。その中からポケカを選びました。
「ポケモンが好き」
「周りに誘われたから」
「なんとなく」
ポケカを始めた理由は十人十色ですね。
そして、今継続してポケカをしている方がこの記事を読まれていると思います。
素敵な趣味に出会えたことは素晴らしいですね。

ところで、様々な動機の中に、共通する紛れもない事実が一つあります。
何か分かりますか。
それは、自分の意思で・主体的にポケカで遊んでいるということです。

「当たり前じゃん!趣味なんだから!」
そんな声が聞こえてきそうです。その通りですね。
ただ、これを今している仕事にも言い換えられますよね。
つまり、今している仕事も、「自分の意思で・主体的にその仕事を続けている」っていえます。

「いや、仕事は仕方なくやっている。他にこれしかできないから嫌々している。」
そう言いたくなりますよね。でも、

その仕事を続けているのも自分。
その仕事を辞めないのも自分。
もっと言えば、その仕事を選んだのも自分。

という、自分への責任感を持たないといけませんよね。
じゃないと、嫌々・惰性で自分の人生を送ることになります。
(安定した不労所得があるのなら、仕事辞めてもいいよね☆)


そもそもポケカを始める時、ある程度の予備知識を入れてポケカを選んだと思います。
自分がお金をかける趣味なので、「どんなものかな、楽しめるのかな。」など、ある程度は調べたことでしょう。
じゃあ、仕事は?当然、企業分析や業界分析はしましたよね?


・「企業分析、就活を物凄くやって、希望の会社に入れた!」

おめでとうございます!
最高ですね!
これからも自分の可能性を伸ばして下さい!


・「企業分析、就活を物凄くやったけど、希望の会社に入れなかった!」
物凄くわかります!!!
努力しても報われないこともあります。今ポケカ買えませんもん。
気持ちがあっても始められない。辛すぎる。
ただ、今の会社で自分の可能性を伸ばしてステップアップして下さい!


・「入社してみて、思ったのと違かった!」
物凄く分かります。
やってみないと分からないことがありますもんね。
もしかしたら、以前やっていた遊戯王の方が面白かったかもしれませんよね。
それでも主体性をもって続けるか転職するかしましょう!


・「続けたかったけど、不可抗力で辞めざるを得なかった!」

物凄く分かります。(ガチで)
それでも生きるために、やりたくない仕事をしないといけないかもしれません。
シビアすぎて、記事の趣旨と外れてしまいそうですが、再び望む世界(ここでは便宜上ポケカと例えます)に戻って来られることを切に願います。


・「なんにも考えずに無計画に流れるままこの仕事就いたけど、まじ後悔だわ!」

………すまん、それで仕事を選び、続けている思考回路が理解できない。
なぜ、数千円の投資から始めるポケカについては下調べをして、自分のキャリアと人生が動く職業を調べない?
それで、「あれ?エネルギー貼るの?面倒!遊戯王なら召喚してすぐ攻撃できるのに!あーあ、遊戯王はいいよなぁ!」
って、隣の芝を見て嘆くんですよね?知ってます。
でも、それ事前に調べたら分かりますよね?
隣の芝を羨む前に、その芝に飛び込むことできましたよね?

ネット、就職四季報、会社説明会、就職課窓口、OB訪問、インターンシップ………情報網は無限にありましたよね?
というか、ポケカより情報網多い。(当たり前なんだが)


つまり事前調査をしっかりしたら、納得して始め、より楽しめるってことです。
なぜ、ポケカでできて人生を左右する仕事選びでできない?
なんで、初っ端からこんなに説教トーンなんだって?
昔の自分を説教してるからですよ!!!(そこから荒技で立て直しました。)




2.デッキ構築

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ポケカで遊ぶと決めたらデッキを持つことから始まりますね。
ここでは、スターターデッキから遊び始めたと仮定します。

遊び慣れてきたら、どんどん欲が生まれます。
使いたいデッキが見つかった!レアリティ上げたい!
そういうもんですよね。私もフルレアデッキ組みたい!

その流れは、仕事も同じですよね。
始めはなんだかよく分からない仕事道具一式(スターターデッキ)を持たされます。
で、先輩から仕事(ルール)を教えてもらい、なんとなくやり方や成果の出し方(勝ち方)を学んでいく。
そうしたらどんどん欲が生まれますよね。
自分のやり方で成果を出したい!いい仕事道具揃えたい!
そういうもんです。そんな欲出ます。仕事道具も揃えたい。
じゃあ、どうしていこう?
その欲の達成の考え方を、以下項目ごとに記載します。
一朝一夕で出来るものではありませんので、社会人人生を通して自分というデッキを構築する気構えでいきましょう。
都合上、本来の時系列と異なる場合もありますが、ご容赦ください。


・Tier1を目指す(Tier1になる)心構え

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まずは心構えからです。
前述の通り、競技ポケカを前提に執筆します。
CLやJCSという場に出ることを前提に話を進めます。
そこでは連続して試合するし、体力も集中力も削がれます。
加えてドロップもある非常にシビアな大会ですね。
そこで勝ち上がるために、環境調査をしたり、勝ち残れるデッキを考えたりします。(それらに関しては後述します。)

その過酷な環境は仕事も同じです。
毎日の業務は体力も集中力も削がれます。
やらかしたら会社や社会からドロップもありうるシビアな世界です。
そこで生き残るためには、「勝ち残る『自分』というデッキ」を構築しないといけませんよね。
(何言ってんだこいつって感じですが、こういう趣旨の文章なので許して下さい)

CLやJCSに出るとき、惰性やテキトーでデッキ選択しませんよね。やる以上勝ちに行きますよね。
仕事も一緒です!やる以上は勝ちに行きましょう!そして、自分自身をTier1にしていきましょう!!



・強いデッキを真似る


時系列をポケカを始めて少し経って、スターターデッキに慣れてきた頃とします。
社会人で言うと、仕事に慣れてきた頃ですね。

せっかくなら、使いたいデッキ(自分のやり方)で勝ちたくなってきましたよね!
同様に、仕事もやらされているのではなく、自分のやり方で成果を出したくなってきましたよね。
とはいえ、いきなり我流にすることは勧めません。絶対失敗するから。

ポケカでデッキ構築をするときも始めはよく分からないから、誰かのデッキレシピを参照しますよね。
デッキレシピは数多くあれど、十中八九、大会で結果を出したり、上手な人が組んだりしたデッキレシピを見ますよね。
仕事も同じ。仕事ができる人たちの仕事のやり方(レシピ)を真似る。ひたすら真似る。「学ぶの語源は真似る」とはよく言ったものです。
まだ始めたばかりなのに我流の仕事の仕方(デッキ構築)で勝てるほど社会は甘くないです。
真似ることは成功、正解への近道です。
しっかり、自分より優れている人を真似ていきましょう!



・デッキを調整して安定性を高める。


CLやJCSで勝ち続けれるデッキには安定感が求められます。
確かに一撃必殺の大技が出せたら強いです。でもその条件を満たすことが困難かつ、再現性が低いのはロマンデッキと呼ばれます。
それで安定して勝ち続けるのは難しいですよね。
実際、私が使うピカゼクデッキはTier4デッキですが、再現性が異常に高いデッキに仕上がっています。
再現性が高いと何ができるかというと、Tier1デッキにも肩を並べて張り合えるのです。(ガチ)
不思議に思うかもしれませんが、ちょっと考えたら当然のことで、理想の動きを無理のない再現度で行えるからです。
安定してやりたいことができていれば、勝てるんです。


では、仕事ではどうか。Aさん、Bさんの二つの例を出します。

Aさん:安定して仕事をこなす人。
Bさん:打率は物凄く低いが、稀に凄い成果を出す人。


どちらと同じ会社で長期に渡り仕事して行きたいですか?

そりゃあ、Aさんですよね!
Aさんに頼み事をした方が達成してくれる可能性が高い。
Bさんに頼み事をしたら失敗される可能性の方が高いですもんね。
このAさんとBさんの明暗を分けた一番の要因は、安定感。つまり信頼性です。
確率の低い一撃必殺の仕事(ロマン砲)は期待されない。
安定した仕事(戦い方)が長い仕事人生(CL、JCS)で戦力として重宝されます。
大きな成果を求めるより、小さな仕事を丁寧にこなし続けていく方がいいですね。
私も安定感ほしいなぁ。



・スリーブ選び

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カードを傷つけずに遊ぶために、カードをスリーブに入れますよね。
仕事であれば仕事着です。
しかし、カードを入れるスリーブと仕事着では絶対的に違う差があると思います。
それは、「スリーブ選びは自己満足、仕事着選びは相手のため。」ということです。
スリーブ選びの基準は硬度やデザインが主だと思います。自分の好み、デッキのイメージに沿ったスリーブを選ぶかと思います。
そういうものだし、それで良いと思います。

しかし、仕事着は自己満足ではいけません。
「人は見た目が9割」という名著の通り、服装で貴方の第一印象が決まります。
何かの記事で、私服の名医と白衣の新人医師では、後者の方が信用されたというものを見たことがあります。
「この人の身なりがこれだから、会社も大したことなさそう。」と、自分だけでなく、会社そのものの印象を左右する可能性もあります。
今はユニクロ等のファストファッションでも組み合わせ次第で、オシャレに着こなせる凄い時代です。
何より服は、自分のやる気や仕事への姿勢を高める力を持っています。
私は仕事へのモチベーションを高めるために、服選びは力を入れる方です。
気に入ったスリーブをカードを入れてテンションあげるように、良い印象を持たれる服を着てテンション上げられたらいいですよね。

とはいえ、仕事着は制服というお仕事もたくさんあります。
その場合は?
スーツであれば、ネクタイなどの小物を工夫するという楽しみ方がありますね。
ネクタイの色や小物でも印象や話のネタになることも少なくありません。

スリーブ(服)とは少し離れますが、服以外の部分にも気を使いましょう。
髪型セット、体臭、口臭、化粧、爪の手入れ……少し考えるだけでも色々浮かびます。
疎かにするとやはり自分自身や会社の印象を左右しかねないので、エチケットだと思って一つずつ気にしましょう。
もし良ければ、こちらの記事も何かの参考になれたら嬉しいです。



・サプライを用意する

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ポケカはやり込んでいく内に、サプライも充実させたくなりますよね。
ラバープレイマットを買ったり、紙製ダメカンからアクリルダメカンやダイスに変えたりする人が多いと思います。
また、デッキケースやダメカンケースに拘る人も少なくありません。
主な理由としては、
①実用性
②自己満足・オシャレ
といったところでしょう。

同じように、仕事のサプライというべき、仕事道具も充実させましょう。
それだけで、
①実用性・仕事の効率向上
②モチベーション向上・自己満足(オシャレ)

になります。
もちろん、最初は何を使えば良いか分からないし、「とりあえず買ったけど満足できなかった」というのもあるでしょう。
その解決の近道もやはり、先輩の真似をすることです。
ポケカで一緒に遊んでいる人のサプライを見たり借りたりして、良さを知ってから購入する人も多いと思います。
実際私も、初めてラバープレイマットを買ったのは借りてみて良さを知ってからだし、デッキケース選びは周りの人の意見を参考にしました。


・礼節

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補足になりますが、いくら強いデッキ(働き方)を身につけても、礼儀がなっていなければ信用されません。
信用されないどころか、過小評価されたり嫌われたりします。
友人同士などの気のおけない仲なら多少調子に乗るのは良いかもしれませんが、公の場です。一瞬で「マナーもなっていない社会不適合者」の烙印を押されます。
能ある鷹は爪を隠すと言う通り、本当に実力のある人は謙虚な人が多いと思います。
実力がない内も同じです。まずは謙虚にいかないと助言もしてもらえません。
周りは成長しているのに、自分は井の中の蛙のまま終わります。




3.環境考察

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新弾が発売されるたびに、カードプールは広がります。
その度に新しいカードの組み合わせが考察されたり、新しいデッキが考えられたりします。
もちろん、大型大会前なんかは環境考察で大盛り上がりですよね。
それは一言で言えば、勝ち上がるための下調べに他なりません。

なら、仕事で成果を出す(勝つ)ためでも、下調べ(環境考察)はするべきですよね。
ただでさえ超情報化社会で仕事環境やシステムが変わっています。
それに加え、コロナ禍という不安定なご時世の中でリモートワークやオンライン会議が普遍的なものとなりました。
まさに環境変化です。
そのなかでただ漫然と働いていては、どこかで働き辛さを感じることになります。
自分自身というデッキをTier1に押し上げるためには、時代に合わせた立ち回りや情報収集が必要となります。

カードゲームと大きく違うのは、環境考察したところで「自分というデッキ」は変えられません。
自分なりの仕事の仕方(勝ち方)や立場がある程度身についてしまうと、それらを変えるのは容易なことではありません。
しかしながら、働き方の幅を広げることはできます。
「何が求められていて、どのようなツールや方法だと比較的容易に達成できるか」
その視点をもって、必要と思えば加えたり、不要と思えば削ったりするだけで働き方の幅が広がると思います。

ただ、自分の決まりきった戦い方に固執してしまっては、知らない内にTier4の人材に下がりかねません。
こんな時代だからこそ、時々でも業界の環境考察はするべきです。




4.交流

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カードゲームの根底は対人コミュニケーションの一つだと捉えています。
サッカーやテニスと同じで、エンジョイ、競技、様々な側面がある中で、それだけは共通している絶対のものです。
実際に私もポケカを通して多くの友人たちと出会いました。
その中で、デッキの相談や環境考察会、連絡先の交換や交流会を行ってきました。
それは勿論、仕事でも大きな意味をもたらします。


・同業の人と話す

私は主にピカゼクデッキを使います。
そうなると、やはり同じピカゼクデッキを使う方々との話は直接デッキに反映できます。
同じカードでも使用目的が違っていることや、同じピカゼクがメインのデッキでもコンセプトが違っていることも多々あります。
同じように同業(職場は別の人)と話していると、導入しているツールが違かったり、自分では気づけなかった効率の良い働き方に気付いたりすることができます。
上記の括弧書きの様に、出来る限り別の職場の人と意見交換することを勧めます。同じ職場の同僚だと見える景色がどうしても似てしまいます。視野を広げることが目的であれば、別の職場の人と意見交換する方が良いと考えます。
同じ職場の人と話すのであれば、愚痴や不満はそこそこに、今の問題点を解決したり、助言をし合ったりすることが良いと思います。



・他業種の人と話す

自分が使っているデッキと違うタイプのデッキを使っている人と話す機会が非常に多いです。ピカゼクデッキの母数の低さよ……。ただ、それにはメリットがたくさんあります。それは、他と比較したピカゼクの立ち位置が知れることです。

「〇〇の動きをされたら、このデッキの勝ち筋がなくなる」
「△△のカードはこのデッキに刺さるからキツい」
「ピカゼクデッキと対面しても大概勝てるけど、負け筋となるとしたら□□をされた場合」

と、他の戦い方をしている人から見た時の自分を知ることができます。
そこで得た知識を実戦でも役立てています。


では、仕事に置き換えましょう。
もしかしたら他業種の人との接点なんて限られてくるかもしれません。
趣味友達で話すとしても、趣味の話が基本で仕事の話をしないことも少なくないでしょう。
だからこそ、意欲的に他業種の人と交流する機会をもつことを勧めます。
どうしても同業同士では見解が狭くなりがちで、「自分たちの働き方のスタイルや給与体系が普遍的」と刷り込まれがちになります。
他業種の方と話した時、はじめて他の仕事と比較した自分の仕事の立ち位置が知れると思います。

「○○の仕事と比べたら、自分たちの残業時間が意外と短かった」
「△△の仕事は起業へのステップアップを考える人が多いんだ。興味ある。」
「□□の働き方は自分の仕事に活かせそう。効率が向上するかもしれない。」

この様に、たくさんのヒントが見つかることだと思います。今はオンラインサロンなどの交流の場がたくさんあります。是非、自分の知見を広げてください!もしかしたら私は他業種の人と仕事の話をしている時を一番楽しんでるかもしれません。



おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
自分の働き方の思考整理のために書き始めましたが、いかがでしたか。
初めに少しだけ触れましたが、私の失敗談がベースになっていることも多いです。
今回はポケカに例えて執筆しましたが、面白おかしく読んでもらえていたり、参考になったりしていたら幸いです。その際は需要調査の意味も含めて、いいね!していただけると嬉しいです!

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