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社会人になった友人の深刻な悩み

はじめまして。2025年現在、某理系単科大学に在籍している大学生のYusukeと申します。本記事では、社会人としての生活を始めた友人たちから受けた「深刻な悩み相談」を通じて、私が何を感じ、どのような助言をしたのかをまとめたいと思います。

ここ数ヶ月間、複数の友人から「会社に関する深刻な悩み」を打ち明けられることが増えました。これはおそらく、多くの若手社会人に共通する悩みではないかと感じています。

私はまだ学生で、就労経験は長期インターンやアルバイトに限られますが、それでも私の助言が少しでも友人たちの悩み解消に役立ったと感じています。この記事を通じて、同じような悩みを抱える若手社会人に、何かしらの解決のヒントを提供できればと思っています。


友人たちの悩みの共通点:「労働環境」について

友人たちの悩みの多くは、労働環境に関するものでした。その中でも特に以下の3点が共通していました。

1. 自分に裁量がない

入社して数年目の若手社員が先輩社員より裁量が少ないのは、会社の構造的に避けられない部分があるかもしれません。しかし、バブル時代を経験したベテラン社員の中には、自分のやり方が絶対に正しいと信じ、若手の意見に耳を傾けようとしない人も多いようです。
「長いものには巻かれろ」という言葉が正当化され過ぎていて、友人たちは自分の意見を持ちながらも、それが瞬時にかき消されてしまう状況に不満を感じています。

2. 相談相手が周りにいない

これは友人の交友関係が少ないという話ではありません。悩みを共有し、解決に向けて行動しようとする仲間が少ないということです。

悩みを持つ友人の多くは「違和感はあるが、どうしようもできない」と感じており、状況を「変えよう」と考える人は少ないようです。個人で変えることは難しいですが、周囲に同じ意識を持つ人が増えれば、変革の可能性も広がるはずです。しかし現実には、「変えたい」と思う人よりも「変えられない」と諦めてしまう人が多い状況です。


3. どうすれば良いかわからない

ある書籍では「学校は正社員をつくる場所」と表現されています。学校では、先生の指示を守れる子が優等生とされ、自律的に考えて行動する子は「言うことを聞かない」と評価されることがあります。この評価基準は、実際に合理的かどうかではなく「指示を守れるかどうか」に基づいてい判断されているのが実態です。

現代では、ユニークさや個性が重要視される時代に移行しているにもかかわらず、この基準は大きく変わっていないように感じます。私たちの世代もその影響を受けており、友人たちはブラックな労働環境に苦しみながら、先生の指示がないためどう対処すればいいのか分からずにいます。

強いていうのであれば、先生とは上司であり、法外な指示を出す上司の命令は社内では100%正しいのです。しかし、それを対処する方法は学校も先生も教えてくれないのです。


上記3点の深刻な悩みの3つのタネに対して、私は3点助言しました。

1.転職
終身雇用制度が崩壊し、新卒入社した会社に定年までいるという流れは無くなりました。そして時代は「転職」が当たり前の時代になり、今後もこの流れは加速していきます。

悩みを持つ友人の多くは、「転職=根性無しのレッテルを張られる」「次の会社が見つかるかどうか不安」といった悩みを持っています。

しかし、向上心と明確な転職理由があれば転職活動において不利になることはまず考えられないですし、今の会社を続けながらも転職活動は可能ですので完全無職を恐れる必要はないのです。

先入観に囚われ過ぎている気がします。


2.知識という武器を身につける
上司の指示や労働環境が法外であることが自分で分かり、どのように対処すれば良いのかを判断できるようになるにはやはり知識が必要です。

上記で述べたように”先入観”に囚われ過ぎて自分ではどうしようもできないという考えがデフォルトになってしまっているのでまずはそこを改善した方が良いと思います。

知識1つで視野が大きく広がるのは間違いないです。

3.経験や実力は後から付いてくる
友人たちの悩みの共通点に挙げた「違和感はあるが、どうしようもできない」の根本的な原因は「自分には経験や実力がないから」があります。

知識や実力が不足しているから動けないでいるのです。友人らは経験や実力が揃うまで待ちづけるのが正解だと考えていますが、僕の考えは違います。

上記で述べたように時代は「転職」であり、年功序列ではなく実力主義に移り変わり始めています。この20代という若いうちに1つの会社にどれだけしがみついていられるかではなく、”どれだけ自発的に経験と実力を築くために活動できたか”が大切であると僕は考えています。

労働環境が原因で精神疾患や体調を崩したりする人が結構いるのが日本の実態で、国が法律で労働者を守ろうと残業に規制を掛けたりしていますが、それがかえって労働者を苦しめているという話をよく聞きます。

最初に述べた通り、私はまだ学生で、就労経験は長期インターンやアルバイトに限られており”リアル”の理解は完璧ではありません。しかし、私の今回の助言は筋が通っていると考えております。


最後まで記事をお読み頂きありがとうございました。
僕のnoteが読者の皆さんにお役立てできますと幸いです。



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