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あんたらいてくれるだけでうれしい #変化を常に#まなびの人生設計図

2009年、私が旭にくるきっかけとなった、「日本再発進!若者よ田舎をめざそうプロジェクト」このときに2年7ヶ月の学びが今の私たちの根底をつくっている。プロジェクトの概要は検索してもらうか、深く書いていただいている書籍があるのでそちらを参照(*後記)してもらうとして、ご縁がつながり、地域の人たちや関わってくれたさまざまな人のおかげで、私がここにいる。

「あんたらいてくれるだけでうれしい」

学校でも、社会にでても、なにができるのか、どんな能力があるのか、どんな資格をもっているのか、そう評価され続けていた私たちに、本当に何もない、何も達成したわけでもない未熟な私たちに、2010年12月、ある近所のおじさんが飲み会の席で言ってくれたこの一言が、何かを気づかせてくれた。

そうそう、うまく説明できない、地域のひとたちのあたたかさの根底には、家族のように存在そのものを受け入れてくれる、受け入れようとしてくれるありかたが最初からここにはあった。
赤の他人からそんなことをしてもらったことのないメンバーは、ありがたさとともに、期待にこたえられない申し訳なさや焦りがつのっていったけれども、まったく異なる考え方のもとに立っていることに気がついた。

プロジェクトは助成金を活用して運用していたとはいえ、私自身の報酬もままならないくらいM-easyは大赤字の真っただ中。私個人の借金もたくさん。メンバーも含めて競争社会の中で私たちがどう生きていけばいいのか、何をしていけばいいのか、何ができるのか、先が見えない不安の中、フォーカスするところをかえた。

ここで暮らしたいんだ。

それだけでよかった。それだけでね。暮らすために必要なものはある。お金も必要。でも、お金を稼ぐことに立脚することではない、ということはわかった。2011年1月、年末年始に熟考した中で、勝手に方向性をかえることを決める。

あれだけのマイナスを抱えていて、その判断をした自分を褒めてやりたい(笑)

2011年3月11日、東日本大震災がおこる。未曾有の大災害によって大きく価値観がゆさぶられる中で、私たちは私たちなりの一歩一歩を進んでいくことになる。

*日本再発進!若者よ田舎をめざそうプロジェクト」が紹介されている
参考図書 *アフェリエイトしていないので検索お好きなサイトから

「自然の哲学」高野雅夫著 ヘウレーカ 2021年8月20日発売
「農的な生活がおもしろい ―年収200万円で豊かに暮らす!」牧野篤著 さくら舎 2014年10月8日発売
(他、後日追加予定)

他にも、牧野篤氏の著書、高野雅夫氏のブログ「だいずせんせいの持続性学入門」には、ちょくちょく登場。

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