人生山あり谷あり
生きていたらいいことがあれば悪いこともある
嬉しいことがあれば嫌なこともある
「人生、山あり谷あり」ってよく言いますよね
私はこの言葉を、宝くじが当たった!みたいな時が山で、受験に全部失敗した…みたいな時が谷だと思ってきました
あながちそれも間違いではないんでしょうけど、人生においての山と谷ってもうちょっとスケールの小さなものじゃないかなと思うんです
例えば、パチンコや競馬が当たり続けるとか、仕事や友達と何をやっても上手く行くとか
そういう時期ってありません?
逆に、どんな賭け事をやっても全く勝てない。仕事もミスばかり続いて上司に怒られるとか
まるで、なにか見えない力が働いているかのように何をやっても上手くいかない時期もありますよね
私的には、これが人生における「山と谷」だと思うんです
例えば、この下の表を人の一生とします。宝くじの当選とか、受験の失敗とかを山あり谷ありとするなら、赤線のグラフになると思います
でも、人生でそんな大きな出来事ってそう何回もあるものではないですよね
そして、その大きな出来事が起こるまでには沢山のことを経験してるはずなんです
受験で例えるなら、「合格」や「不合格」といった大きなゴールに至るまでに、連続して模試で高点数が取れる時期があるのに何故か低い点数ばかり続く時期があったり
部活で言うと、優勝!という大きなゴールに至るまでに「調子が良くて誰にも負けない!」という時期もあれば全く勝てずスランプに陥る時期とか
人生は、そういった細かく小さな山と谷の連続だと私は思います
だから、誰であっても人生は青線のようになってるんです
いい時は何もやっても上手くいくし、ダメな時は何をやってもダメ
よく、「悪い事が続くときは、いいことが起こる前触れです!」と言いますが、私はそうは思いません。
誰でもずっと良いことが続いてほしいと思っています。でも、現実はそう上手くはいきません
悪いことが続く時は、それはそういうサイクルの途中なんです
だから、その流れを断ち切ることはできないですし、もしできるならこの世から“悩み”は消えると思います
いいことがあれば次には悪いことがやってきて、そしてまたいいことがやってくるというサイクルを繰り返して私たちの人生は成り立っているんです
矛盾しているかもしませんが、別に本当につらくて死にたい人に、「生きていればいいことがあるから頑張れ」とか、そんな無責任なことを言うつもりはありません
ただ、私は「人生はそういうサイクルでできている」と思って生きるようにしています
それが上手く生きるコツだと信じて