第13回 ニセコhanazonoヒルクライム 2024/08/04
2024年8月4日
32位(S4 84名)
40’59”517 23.41km/h
倶知安町から五色温泉まで登る14km 約600mUpのヒルクライム。道内では最も参加者が多いのではないかと思う大会で、普段はレースに出ない方もこれだけは出るという人もいる、人気の大会となっている。
昨年の大会は48分台だった。今年は7月の試走で最序盤以外はほぼ単独で43分20秒だったので、本番の集団効果も利用して40分切りか、できれば38分台を出したいと思っていた。しかし、7月21日に風邪明けでなんとかサロベツ100マイルロードレースにでるも、その翌週に再び体調が悪化し、コロナの後遺症か?(コロナかどうかわからないけど)と一瞬思ったが、副鼻腔炎になってしまっていた。8月1日から抗生剤を飲み始め、前日に軽くライドをして、なんとか走れそうなところまで戻ってきたが、7月16日以降はレース以外でほぼまともに乗れていない厳しいコンディションとなってしまった。
レース開始まで
食事はおにぎり、大福、プロテインをスタートの2-3時間前に、レッドブルを1時間前に摂取して、500kcalくらい?そこそこ食べておけばエネルギー切れの心配はなさそうなので適当に食べた。ボトルは少し糖分を入れたものを半分くらい。受付後、アップを開始して、スタートから約6km地点の、パークハイアットニセコに向かう左折の道があるところまで走った。時折少しだけ強度も上げつつ走ってみて、しっかりと心拍数も上がったので、走れていない割に調子は悪くはなさそう。1時間前くらいにスタート地点に移動して自転車を置き、知り合いと話をしながらスタートまでの時間を過ごした。
スタート、集団からちぎれるまで
今年はS4まで第1ウェーブでスタートであった。昨年とは違い、エリートやS2と合流しての集団となるので、ついていけるかやや不安になる。S4での順位を求める状況ではないので、パレード中に少しずつ前に出て、リアルスタートでは先頭集団となるであろうところに位置できるようにした。リアルスタート後にしっかりと集団内で走る。すごくきついという感覚はなかったが、開始2分で最大心拍数の175前後まで上がり、大丈夫なのか不安になる。さらに心拍は上がり180に到達して、最終的に最大心拍数は185に更新された。休んで心臓の疲れが回復していたのか?位置取りがよくないのか、そんなものなのか、時折前が中切れのようになって多少足をつかって追いつく場面もある。きついながら途中の斜度が上がる短い区間もついていき、アップで走ったホテルへの左折がある場所からの斜度が緩い区間は風を受けずに走ることができた。どこで集団から離脱したのかはあまり覚えていなかったが、データから振り返ると、この後再び斜度が上がり始めるところでついていくのは止めたようだった。
一応、ここまでは集団で頑張りたいと思っていたところまではなんとかついていけた。
ちぎれてからワイスゲート、ゴールまで
さすがにかなりきつかったので、いったん自分のペースで淡々と登り回復をはかる。オールアウトはしていなかったので徐々に呼吸は整ってきたが、後ろから上がってくる人とはまだ速度差があり、ついていくには難しそう。すると、S2のゼッケンの選手2名があがってきて、なんとかつけそうな速度と回復具合だったので後ろにつかせてもらう。偶然だが非常にちょうどよいペースで、まったく楽ではないが淡々と進んでいくことができた。前の2人も先頭交代はするような感じではなさそうだったので、無理せず後ろにつかせてもらっていた。その後も回復具合から考えるとなんとかついていけそうな人があがってくるが、ニセコクラシックの反省を活かしてそこには乗らずに登っていった。ワイスゲートの手前で前の1名のペースが落ちて下がっていき、2名となった。この辺の記憶は結構あいまいだが、もう1名の方のペースも少し落ちてきて、自分は維持できそうだったので、ここから1人で走ることにする。2名の方には大変助けてもらいました。ありがとうございます。
後ろから上がってくる人につくこともあるが、なかなかずっとつけるようなペースの人はいない(自分より早い速度で上がってきているから当然か)。淡々とペースで登っていき、10%前後の斜度がでてくるところで、第2ウェーブの先頭が来るので左に寄ってくださいとアナウンスがある。一度左によるが、斜度のきついところのイン側はさすがに厳しく、まだ先頭が来ていないことを目視で確認して、走りやすいラインで登った。最後1kmの斜度が緩むところが近づいてきて、ここで1人になってしまわないようにと考え始める。この残り距離なら耐えられるかというタイミングで前にいた方に追いつき、なんとかついていく。大柄な外国人選手だったので、斜度が緩んだところで一気に速度があがり、後ろにつかせてもらう。35km/h以上で進んでいく。平坦に入る前にタイムを確認して40分は厳しそうと思っていたが、最後に再び斜度が上がるところで40分切りは絶望的だったので、ここからついていく気力はなかった。緩めることはしないが、淡々と踏んでゴール。手元では41分を少しだけ超えていたけど、リザルトはぎりぎり40分台なのはよかった。
まとめ
体調による練習不足もあり、目標にはととかなかった。しかし、ワイスゲートからゴールのセグメントも、20秒だが自己ベストを更新していたし、集団ではなくなってからもしばらく引いてもらったり、最後の平坦でも1人にならなかったりと、運はよかったので、体調を含めて順調でも40分をなんとか切れたくらいだったかな。集団での位置取りや、ついていく判断など経験をつめてよかったです。
体調もほぼ戻ったので、11月のおきなわ100kmに向けてまた練習していこう。