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今だから転職はハローワーク

アラフォーの転職活動

転職が終了しました。ダラダラしていたのもあって半年くらいの期間を要したでしょうか。
結論から言うと、地元のそこそこ大きい企業への入社となりました。製造部とのことですが、キックオフしたばかりなので色々やることになりそうです。年収は50万円ほど落ちそうです。

売手市場などと言われますが、転職は簡単ではないと言うことがわかりました。実態はエージェントなどの転職業界が過剰広告を打ち、「転職ブーム」を起こしているだけでしょう。それとは別な軸の話で転職という活動が一般化してきているというのが真実に近いと思います。
その原因は、経済が衰退して行くことが確定しているからです。終身雇用なんて崩壊してますよね。それどころか若年層の国民年金加入率は半分以下なので政府や日本経済に信用、期待がない状態と言ってもいいでしょう。要するに貧困であるということ。従って、転職ブームに乗ってキャリアアップなんてITなどの特殊な業界以外では難しいと思います。

そもそも企業が求める人物はほとんど存在しません。即戦力、若い、低賃金で働いてくれる人を募集しているのです。そりゃ売手市場になるはずです。明確に企業、経営者、人事がアホなのでしょう。婚活で結婚できない男女の構図に似ています。ハイスペを求めすぎてマッチングできずに衰退するのです。

逆に若手であれば25歳くらいであれば、モテるのと同じように転職はできそうな気がします。若ければ転職ガチャを回し続けることができるでしょう。

エージェントが邪魔

前の記事で書きましたが、昨今の大手転職サイトに登録して求人を探すとエージェントが挟まる場合が多いです。
これが害です。企業ではなくエージェントに弾かれてしまうのです。しかも彼らは案件を複数抱えており、転職希望者をねじ込めばインセンティブが発生しますので、手札のどれかの案件に入れようと試行錯誤します。その結果、返答が遅くなって待ちが長くなります。

タイトル回収ですが、そこでハローワークなのです。
ハローワークの求人は企業が直接ハローワークに求人を出します。
そして、気になる求人を見つけたらハローワーク職員が目の前で電話をしてくれます。良いのか悪いのか、公の機関なので過熱せずに処理されます。

何度でも言いますが、エージェントが本当に邪魔なのです。ただでさえ難しい採用活動が他人任せでうまく行くわけがありません。採用活動のアウトソーシングを蔓延らせた例の会社は、日本経済の衰退を招いた戦犯ですらあるのではないかと思っています。
しかしながら、都会に行けば行くほどハローワークへのまともな求人が減る印象があります。地方転職を考えている人向けなのかもしれませんね。従って、より僻地へ赴けば、前段であげた年齢などの条件が緩くなります。
年齢と共に、「東京→関東周辺(政令都市)→地方都市→長村→限界集落」と移れば年齢のビハインドが消せると思いますが判断に迷うところです。

話を戻して、気になる企業に直接応募するという手もありますが、探すのが大変ですし。応募フォームがない場合もあります。最初にピンポイントでチャレンジするのはアリだと思います。

働かないという選択肢も?

厳しい状況であると書いてきましたが、昨今は基本給が上がっているのも事実です。ということは、焦って安く叩かれるよりも待った方がいいということでもあるのかなと。
もっと言うと、行き詰まった日本経済で今度は経営者が我慢をする番になってきたのかなと思います。安い給与で働くなら、我慢して働かずに、経営側が折れるのを待つと言う戦略も現実味を帯びてきた気がします。
3回目の転職でしたが、何かが大きく変わろうとしている空気を感じました。

コアラは縁があって良さそうな会社に入れました。
これから転職に臨む方々は頑張ってみて下さい。

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