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B型事業所は福祉というより、サービス業。

ピエロが私。今月2事業所目のハロウィン会に参加しました。利用者さんを喜ばせるおもてなしから、サービス業だとつくづく感じました。

仕事は楽しい、って感じてもらうための楽しい雰囲気づくり

「利用者に喜んでもらいたい」と考えるスタッフの自主的な行動で、ハロウィンやXmasイベントが定番行事となりました。2週間前から準備を始め、本番の今日2時間があっという間に過ぎました。

この日向事業所は昨年から利用率が100%を超えるようになって、いつも笑いが絶えない事業所です。日常の作業中も、手を動かしながら和気あいあいに仕事をしています。休み時間もにぎやかです。

レクレーションで楽しいこともあるし、日常の仕事も楽しくできるから、「仕事って楽しくできるんだなー」と感じてもらえるようになっています。

光の当て方を変えて、仕事を楽しいものに

仕事は嫌々やるものと考える人がいますし、一般的な考えでもあります。嫌々やるから、疲れる。疲れるから、土日は休む。悪循環です。

私はどんな仕事でも嫌々やればつまらないと思います。そもそも、楽しい仕事って存在しなく、仕事は誰だって嫌なものだと思います。

だからこそ、つまらないと感じる仕事を、いかに面白くする工夫こそが、大事な仕事です。
例えば、床を綺麗にする、という仕事があって、ただ汚れをとるのであれば、作業で終わります。これを、「お客様が居心地良い空間にしよう」と捉えれば、やりがいを見いだせます。

そうやって、いかに前向きな捉え方をするのか、それがB型事業所で学べる大きなことです。

「スタッフのAさんがいるから、また明日も来たい」と言われる

日向事業所のイベントに参加してくださったお世話になっている方から言われたことは、
「ここは、水商売のような感じがあるね。ホストやホステスさんがいて、その人達に会いたくて、また来ちゃうみたいな。だってスタッフは、また会いたい、また来てもらうためのおもてなしを、常に考えているよね。」と嬉しいコメントもらいました。

確かに就労継続支援B型事業所は、名前のとおり就職するための支援をする場所です。
目的は就職訓練ですが、やはりモチベーションの維持は、事業所の雰囲気があってからこそ続くものです。

いつも笑顔で声かけてくれるスタッフ。
悩み相談を嫌な顔せず聞いてくれるスタッフ。
ミスしても怒らず、アドバイスくれるスタッフ。

スタッフにも、素晴らしいバックボーンをもった人がドンドン集まってくるようになりました。
そこに、利用率が100%を超える事業所の秘訣があるように思えます。

まとめ

日向事業所が利用率100%になったのは、非常に興味深いことで、もっと研究していきたいところです。楽しいから利用者さんが増えたと思っていたのですが、創業時は重い雰囲気も漂っていたとのこと。


ある時から、お仕事の断捨離をして、空白を作ってスタッフの負担を減らしたことを機に、徐々に利用率が増加したと聞きました。
利用率が増えたから、楽しくなり、楽しくなったからその雰囲気に引き込まれて、また利用率が上がる。まさに好循環です。

楽しさを創るために、余白を創ることから始めていきます。

楽しい事業所を創るために取り組んでいることは何ですか?

■長男&長女日記(2歳5ヶ月&0歳7ヶ月)
長男は、ママのお水のペットボトルを開けて、片手でラッパ飲み。その豪快さに見とれちゃいましたが、きっと彼はママに怒られることでしょうw
長女は、自分で座れるようになりました。ふらふらしながらも、お母さんと一緒を楽しんでいました。

■1日1%
・延岡図書館で古典文学の棚を見てみる
・生まれて初めてピエロのコスプレする
・AEDの研修を受講する
・心肺蘇生の練習をする

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