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業界の半額以下の値付けで商品を提供する

写真は床清掃をしている利用者さん

業界の値段と比較する

めだかハウス延岡で床清掃の値段を検討しました。
それにあたって、色々な比較相手を出しました。 

・シルバー人材センター 1,500円から2,000円
・清掃会社の相場観 12,000円から15,000円
・キャバクラの値段 50分3,000円

キャバクラを比較相手にした理由は、会議前に僕が営業に行ったからです。飲みに行ったのではなく、新装前のお店が準備していたところに営業に行きました。
その時に、延岡で一番安く綺麗な女性が在籍しているという話を聞いて、なるほどと思いました。

補足ですが、一般的にキャバクラの値段は、18時から19時、19時から20時、20時から閉店までなど、入店時間が遅くなるにつれて、1,000円ずつあがっていきます。3,000円からスタートして、20時以降の値段は、5,000円になります。
そのため、早く行った方が安いのですが、基本キャバクラは2軒目とかで行くものです。

それに対して、営業にいったキャバクラは開店から閉店までの一律料金。これを会議のメンバーに伝えたら全員驚いていました。わかりやすさ、シンプルさは学びになります。

お客様が味見しやすい値段にする

床清掃のデメリットは、下見をしないと値段を出しにくいことです。
下見、見積書作成、提案、を行うとこちらの時間と労力もかかるため、費用がどうしてもあがってしまいます。
それであれば、安くすることはできません。

シンプルに、明瞭な料金を出すにはどうすればよいか、が大きな課題でした。

暫定的に、「60分程度の清掃時間・6,000円で提供、広さ40㎡程度(13坪)、専用洗剤による水洗い床洗浄コース」に決定しました。
この広さは、清掃歴20年の山口社長にアドバイスをもらい、記載することにしました。

B型事業所を運営している人ならわかると思いますが、利用者さん2名とスタッフ1名でこの値段であれば、じゅうぶんな金額と理解いただけると思います。

そして、お客様にとっても清掃業者に頼むほどではないけど、機械などをつかって綺麗にしたい、というニーズがあればご要望を満たせると思います。業界の半額以下の値段です。

どんなに素晴らしい商品や価格設定をしても知ってもらう、味見してもらわないと始まりません。

まとめ

僕は、清掃業界のワークマンを目指したいです。
「安いのに高品質。作業着ならワークマン」

このように、日本人に浸透し始めているワークマンのような、清掃専門のB型事業所を目指したいです。
「安いのに高品質。床清掃ならめだかハウス」

清掃って色々な種類があります。ガラス磨き、床清掃、ハウスクリーニング、エアコンクリーニングなどなど。
めだかハウスには延岡と日向事業所がありますが、できるサービスが違います。日向の方が、清掃経験が多く、ハウスクリーニングも行えます。
ついつい、延岡はハウスクリーニングができないと考えてしまっていたのですが、ガラスと床清掃はバッチリできます。

それであれば、この2つだけでも安くてもご提供することで、新しい方向性が見えるかもしれません。
試行錯誤しながら、お役に立てることをしていきたいと思います。

目指せ、清掃業界のワークマン!

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