転職することにしました。
大変唐突ではありますが、10月末で株式会社レバンガ北海道を離れ、11月より株式会社ノースディテールで働くことにしました。
道内飲料会社 →起業 →ITベンチャー →上場小売業の事務部門 →プロスポーツクラブ、ときて次はIT企業となります。
※詳細についてはこちら👇
業界的には出戻り感はありますが、スケール的には未体験の領域です。
ノースディテールはいわゆるITエンジニア集団の会社で、主に親会社(株式会社スマートバリュー)の主力である自治体/行政系ITシステムの開発を行なっています。
詳しくはこちら👇
ノースディテール|https://www.northdetail.co.jp/
スマートバリュー|https://www.smartvalue.ad.jp/
ただ、自分自身が開発に携わるわけもなく、いわゆる情報システム部門の配属となりまして、社内のDX化やISMS(情報セキュリティ系のISO規格)の事務局などを担う予定です。
ちなみに兄弟会社に西宮ストークスがいます。
(直接的に業務に携わることは基本ない予定ですが、自分の知見が役に立つならサポートしたい気持ちではいます)
なので、これからはレバンガ北海道と西宮ストークスのブースターです。
※ちなみにレプリカユニフォームは レバンガ北海道なら #11 か #34 を、ストークスなら #13(お世話になったコピーライターさんに顔が似てるため)の購入を検討中です。
若かりし頃の憧れの職業は『プログラマー(エンジニア)』と『スポーツアナリスト』だったので、憧れの職業で活躍されている方々をまた下支えできることが、とにかくとても嬉しいです。
🔀経緯
私は新卒入社以来、人事異動(職種もがらりと変えながら汗)と転職で、同じ場所で働くのは1~2年がせいぜい、だったのですが、6年という長期に渡り自分を必要としてくれ、またバスケットボール、eスポーツともにシーズン中という会社的には大変中途半端なタイミングにもかかわらず転職を受け入れてくれたレバンガ北海道には感謝しかないです。
以前noteにも書いたのですが、レバンガ北海道では本当に気持ちよく仕事をさせてもらっていました。
なので、本腰を入れて転職活動していたわけではありません。
自分のキャリアに興味を持ってもらい、私も少し興味が湧いたのがきっかけですが、ノースディテールは自分のことをとても必要としてくれましたので、チャレンジする決断をしました。
レバンガ北海道には「人生一度はスポーツビジネスに関わりたい」と思い入社しましたが、おかげで、それまで見たこともなかったバスケットボールとeスポーツに出会うことができました。
🏀バスケットボール(レバンガ北海道)
レバンガ北海道(バスケ)には、Bリーグ初年度直前から関わるようになりました。
正直、勝てないことのほうが多く、悔しい気持ちにもなりましたが、勝ったときの歓喜、感動…ひとしおでした。
2022年10月2日、2022-23シーズンの開幕節2戦目。この試合をフロントスタッフして関わる最後の試合にしよう、そう決めていました。
結果は74-97の大敗。結果も酷かったですが、素人目でも内容がよくなかった。
「俺の最後の試合が、こんな試合か…」
正直かなり落ち込みましたが、4Q終盤、ほぼ決着がついている時間帯、いわゆるガベージタイムで桜井良太がコートイン。
コートダイブして看板に激突、激しいディフェンスからのディフレクション…全力の桜井良太がそこにいて。
俺のために全力だしてくれたわけではないのですが、涙が止まらなくて。
もちろん勝ち負けは大事なんですが、勝ち負けだけじゃない、と改めて思いました。
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以前、桜井選手が連続出場を続けていたとき「何故、連続出場を続けるのか?」と聞いたことがあるのですが、一つは「プロとしてポジションを奪われたくない」もう一つは「自分が出場することを楽しみに会場に来てくれる人がいる。その人をがっかりさせたくない」という主旨の話をしていて、プロとはこういうものぞ、と感心した記憶があります。
普段の桜井選手は折茂さんと同様に"少年おじさん"なんですが、こういった姿勢は後輩にしっかり伝えていってほしいです。
ちょっと余談でした。
🎮eスポーツ(レバンガ☆SAPPORO)
eスポーツには、2018年の部門設立当初から関わってきましたが、当初は社内外から「何故バスケチームがゲームなんだ」とお声をちょうだいしていました。
それでも続けてきたからなのか、今では世の中的にも立派なスポーツとして認知いただいてきたかな、と実感しています。
また、チームのマネジメントから、営業、広報、クリエイティブなどなど、プロスポーツチームとしてやるべきことを一人で全部やらせてもらったので、スポーツビジネスをやりたかった自分にとってもとても良い経験になったと感じています。
プロリーグ参戦直後は、まったく勝てなくてチームも選手もたくさん厳しいお言葉もいただきましたが、そこからの大逆転優勝は本当に心が震えました。初めて日本一というものを経験させてもらいました。
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それ以降、なかなか勝てなくて、22-23シーズンもあと一歩のところで足踏みしてしまってて、という状態でしたが、私が関わる最後の競技大会となった直近の予選では、3人中2人が予選突破、そして本戦でも1人が準優勝、という成績をおさめてくれました。1日でも、1時間でも長くチームと一緒に戦いたい、と思っていたので、本当に感無量です。
最高の結果、というわけではありませんでしたが、選手が成長を見せてくれました。
予選突破ならず、優勝できず、と最後の最後で負けてしまった試合でも、選手の表情が悔しさも当然滲ませる一方で、ある種の達成感というか、自分の今できる最大限はやれたかな、という充足感を感じることができ、それが嬉しかったです。
(対戦相手のレベルも高く、本当に一進一退の好試合でした。)
日本一まで連れて行ってくれたこと、選手の成長を一番近くで見れたこと、たくさんの興奮と元気をもらえたこと…今まで所属してくれた全選手に感謝するととともに、このチームに携われたことを誇りに思います。
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🏢株式会社レバンガ北海道
入社当初のレバンガ北海道は、社員は10人ちょっと…過去の成り立ちや債務超過の問題などもあり、会社として厳しい状況にありました。
このとき自分の中でたてた目標は「選手、チームスタッフ、フロントスタッフの給料を遅延なく決められた金額を支払う」「レバンガらしさをなくさず会社として機能させる」でした。これだけは自分の責任でやろう、と。
幸いなことに、多くの皆様方のおかげで、債務超過は解消し、黒字経営を続けることができました。お給料も無事に支払い続けることができました。
従業員も今では30人以上になり、だいぶ会社らしくなったと思います。当時は不安でしたが今は安堵の気持ちです。
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自分が保存していた一番古い集合写真
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いろいろなところで話題としてでていますが、これからのレバンガ北海道は違うフェーズにいく必要があります。チームも会社も。
大変な道のりだとは思いますが、今後はいち熱狂的なブースターとして応援したいと思っています。
✨今後のこと
就業場所が街中に変わります。創世スクエアです。とても都会です。
大谷地にできた馴染の焼き鳥屋さんには寄りづらくなりますが、通勤経路だし何とか定期的に寄りたいと思っています。
以前、街中で働いていた頃からの行きつけの居酒屋さんには、また定期的にお邪魔できると思うと嬉しいです🍺
心配しているのはランチ。街中はお高いですよねー、と思っています。お得なランチは開拓せねば、と。
あと、今どきのIT企業なのでフリーアドレスらしいのですが、座ったところが会社の裏ボス的な人のお決まりの席とかだったらどうしよう、とかそういうの心配しています。
🙏最後に
思い出も尽きず長々と書きましたが、大好きなチームから"明日のガンバレ"をもらいながら、新しいチャレンジをすることにワクワクが止まりません。
関係者の皆様方、今後ともよろしくお願いいたします。