スマホは子供にとって善か、悪か
最近ホリエモンの動画が学びになるので、夜な夜なYou Tubeで見てしまうのですが、
ホリエモンの語る教育論で面白い内容がありました。
趣旨をまとめると、以下です。
■結論
ある程度の知能がある子は、スマホを渡して放置でいい。
▼今の時代は、いい授業は全てスマホの動画で見られる
▼手を伸ばせばどんな情報も手にできる
▼親に出来るのは金銭面の支援だけ
▼あーだこーだ教えるのではなく、スマホを渡して最強の環境を整えて、『子どもの熱中に支援する』こと
この主張、大変、大変、大変、納得します。。。
私の周りの子供たちでも、本当に小学低学年なのか????
と思うくらいYou Tubeで何でも検索して、勝手に情報を収集している子どもたちがいます。
こういう子たちって、本当に学校がなくても賢くなっていくと本気で思います。
もうスマホ以外に、本とか興味ありそうな情報だけ渡して、本当に放置でよいと思います。
ただし、ホリエモンが動画で言っている言葉には、重要な前提があります。
それは
「ある程度の知能がある子は、」
の部分。
スマホを自分の武器に出来る子は、やはりそれを使いこなせるだけの考え方や発想を持っている子であることは事実でしょう。
全ての子がスマホを渡して放置して育つとは限らない、というのも、日々子供たちと接している立場の者として感じていることです。
ですからスマホは子供にとって善か悪か?という現代のよくある教育論争においては、「子どもによる」という結論で終わってしまうので、それ以上の議論は必要ないと思います。
それよりも、この話は大人に向けた論争にした方がいい。
子供にとっての前に、そもそも大人にとってスマホは善なのか?悪なのか?
仕事の情報収集や、スキルを上げるための情報って、本当にスマホの中に全て詰まっているように思います。
それを使いこなしている大人は、自分も含めてどれだけいるのか。
子供のことを論じる前に、我々大人はどうなのか?
言ってしまえば、スマホに支配されずスマホを道具として使いこなせる大人の子供は、その親の姿を見て、スマホだけで自分で賢くなっていける子になるのでしょう。
いつの時代も、子供の前に、自分たち大人に矛先を向けた論争から始めたいと思いました。
大人がカッコよくなれば、子供はそれに憧れてくれる。
その生き方を真似してくれる。
これが最高の教育と信じたいです。
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