神田明神にみる商売繁盛のヒント
東京の神田明神と言えば、商売繁盛の神様として有名。正月は多くのビジネスマンで溢れかえる。私も仕事で近くに行った際には立ち寄る。境内も広くて、なかなか居心地のいい神社だ。
この神田明神、ご存知の方も多いと思うが、この数年、かなりの変化をしてきている。特に2013年からアニメとしても放映された「ラブライブ!」の聖地でもあることから、多くの参拝客を集めている。登場人物の一人、東條希が巫女のアルバイトをしている、という設定だったり、μ'sのメンバーが秋葉原方向にある男坂を駆け上るトレーニングをしたりと、度々登場する。
そんなこともあり、神田明神側もアニメファンに対応し、ラブライブタイアップの絵馬などのグッズを作ったりと、むしろファンを迎えるような取り組みを行なってきた。
そんな経緯もあってか、先日行ったら、ついに境内に「文化交流館」なる建物ができていた。この建物、一階には広大なお土産物屋さんと食事もできるカフェ、二階にはホールもあり、この日はアイドルのイベントが行われていた。
まさに商売繁盛の神様の面目躍如だ。そして、こうあってこそ、ご利益を期待できるというものだ。商売繁盛の神社が閑散としていたら、誰も参拝なんてしないだろう。
ここから学ぶべきことは、自ら商売繁盛の神様であるにも関わらず、しっかりと時代の流れ、地の利(秋葉原に近い)、タイミング(聖地巡礼ブーム)を最大限に活かしたマーケティング活動を行なっているということだ。それでなくても、毎年多くの参拝客が訪れる、ある意味ほっといても収入はあると思われる有名神社であるにも関わらず、こうした地道な活動を行なっているのだ。
これは、皮肉でも茶化しているのでもない。本当に、これには感心をしたし、その姿勢には本当に学ぶべきだと思った。
常にアップデートし続ける姿勢こそが、商売繁盛の秘訣だということを学ばされた。
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ちなみに本記事は、筆者の単なる感想であって、実際にそうかどうかはわかりません^^;
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