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雑記録 - やりたいことは死んでもやらないと、という話。

人生においてやりたいことと、やれることには乖離があって、それが大きければ大きいほどストレスになるし、精神衛生上良くない、と思う。特に、僕のように理想だけは高くて、それに全然追いつかないような人間は、そもそも乖離が激しいので、余計に辛くなってしまう。

で、ふと「死」を意識する出来事があると、例えば昨日のように台風に飛ばされて死んでしまったらどうしよう、みたいな日には、日常で追われていることなんてスパッと捨ててしまって、自分のやりたいことをやっておかないと死んでも死にきれん!きっとタタリ神になってしまう!、なんて思って、いそいそとやりたいことに着手してみたりするのである。

まぁ、最近はようやく、それが出来るようになってきたので、以前よりは精神状態はいい。それだけ、年齢と共に、一層「死」が現実のものとして解像度が上がってきているのだと思う。

昔、「7つの習慣」という本が流行って、僕もフランクリン・プランナーとかを使っていたけど、その中で一般にもよく知られている考え方として、「緊急ではないが重要」な物事を優先しよう、というものがある。ご存知ない方は、こちらを。

まぁ、こんなの理想論で、そりゃ確かにそうで、実践出来りゃ警察いらんわ、という考え方なんだけど、これをいかに追求できるかが、ほんと重要だなとつくづく思う。

まずは人生において、この後やっておきたいことを並べて、それ以外のところを「やるべきこと」で埋めていく、というのがコヴィー先生的には正しいのだと思うけど、そんなこと僕には全くもって現実的ではないので、自分としては命ある限り詰め込むしかないかな、と思っている。

その際に大事なのは、いい意味で欲望に素直になること。人生でこれをやらなければ成仏出来ないぞということを、とにかく実行するんだ、という強い意志を持たないと、なかなか出来ない。そうやれなくて、長い年月を生きてきてしまっている。やらずにダラダラ生きるか、やりきって力尽きるか、どっちがいいのか。

ま、太く長くが一番であると思っています。

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