037:【旅行記;ドラケンスバーグ山脈&トゥゲラ滝(落差世界2位)】Week24
Day160(Jan2)
ダーバンラストDay!
たっぷりとビーチを味わいます!
そして、ナタール港にもう一度。船がたくさん。大きな商業船もある。迫力満点!
途中で、ボーア戦争の英雄ディック・キングの銅像も発見。あとこの辺りにヴァスコ・ダ・ガマ時計台がひっそりと立っているそうなんですが発見できませんでした。ちなみに、これは1897年に彼がナタール湾を発見した400周年記念にポルトガル政府から贈られたものだそうです。地元の運転手に聞きましたが、わかっていませんでした〜。
午後からはフロリダロードへ。市内から少し離れた住宅街にあります。とてもおしゃれな雰囲気で道沿いにはたくさんのカフェやレストランが。きっと夜も華やかな感じなんだろうな〜。
入ったレストランもとても素敵。サービスも早い!(昨日の注文の2時間後に料理が届くってこともあり…苦笑)
ちなみに、この前に入ろうとしていた店は、ちょうどお客さんが店員に「1時間待っても来ない!」と文句を言っている場面に遭遇。即決でその店を諦めました!(見極め大事!Time is money!!)
それにしても、インド系の人が本当に多い。この辺りは裕福な人が多い印象でした。
宿近くに戻りチャイナモールに行ってみました。雰囲気は少し中国でしたが、従業員やお客さんはほとんど黒人やインド系の人。だから南アのモールでした。
Day161(Jan3)
待ちに待ったドラケンスバーグ山脈ツアー!!
日程はこんな感じでした。
6:00 ホテルでピックアップ&支払い(1人R3100=約25000円)
8:00 ホーウィックの滝
9:00 ネルソンマンデラキャプチャーサイト
10:00 移動
12:00 世界遺産マロティ・ドラケンスバーグ国立公園
16:00 ツアー終了(ダーバンまで送迎してもらえますが、明日の予定のため近くの町Mooi river で下ろしてもらいました。)
ホーウィックの滝は時間があれば寄ってくれるとのことでした。早く到着しすぎたので寄れました!よかった!そして、圧巻!!
ネルソンマンデラキャプチャーサイト。実はこの場所でネルソンマンデラ元大統領が捕らえられたのだそうです。その捕らえられた道路横にその日付が記されたモニュメントがありました。
ガイド付きだったので、しっかりと南アの歴史やマンデラ元大統領の人生、アパルトヘイト等について学ぶことができました。でも、もっと英語が理解できれば…。
さて、最後は外に出て、ロングストリート「LONG WALK TO FREEDOM(自由への長い道のり)」とモニュメントを見ます。
右側には、自由を手にするまでの鍵となった出来事が年代とともに記された看板が。途中から左側にポールが出てきます。これはマンデラ元大統領が捕らえられていた年数分立っているそうです。つまり27本ですが、数えたら少し多かったような…。
モニュメントは指定された場所から見ると、マンデラ元大統領の顔が見えるようになっています!すごい!
お次はいよいよ、ドラケンスバーグ山脈!
ドラケンスバーグとは「竜の山々」という意味。ズールー族はクアツランバ(槍の壁)と呼んでいるそう。来てみるとまさにその通り!
ドラケンスバーグの中心となるのは、Giant’s Catsle(ジャイアント・キャッスル)。
今回はそこへのゲートがあるウクハランバ・ドラケンスバーグ国立公園へ。園内にある洞窟には、サン族(かつてブッシュマンと呼ばれていた。)の生活が再現されていて、壁画も保存されています!!
ちなみに、レソトのセアラバセベ国立公園と合わせて「マロティ・ドラケンスバーグ公園」と呼ばれユネスコの世界遺産にも登録されています!
レストランでランチを食べた後、14時から壁画を見るツアースタート。だいたい40分程度で到着。サン族はコイ族とともにアフリカ大陸最古の民族であるとされています。狩猟採集が生業だそうです。それほど昔の人たちが描いた絵が見られるなんて!感動!
行きも帰りも常に壮大な景色に、何枚も写真を撮ってしまいました。
帰りはMooi Riverという小さな町で下ろしてもらい、「The Big Five Bed & Breakfast 」というゲストハウスへ。当日に探したためここしか空いておらず。Booking.com やGoogle mapの評価がかなり低いので不安でしたが、とても良いご主人で施設もよかったです。どうやらいろんな不具合で更新できていないようです。もしここへ来ることがありましたら、ぜひ!
Day162(Jan4)
今日はロイヤルナタール国立公園にあるトゥゲラ滝の麓にある「Witsieshoek Mountain Lodge 」に向かいます。
まずは、Mooi River からHarrismith へ。実は前日にIntercapeバスを予約しようとしたのですが、ご主人曰く「この町には停まらない。」とのこと。しかし、ホームページでこの町を9時発のバスをあることを確認していたので、そんなはずはない。電話して聞いてもらうと、12時発R900=約7200円ならあるとのこと。バカ高い!!しかも、そんな時間まで待てない!!
そんな訳で、ご主人の進めでコンビタクシーで行くことに。タクシーランクまで息子くん(小6)が案内してくれました。感謝しかない。ありがとう。
Mooi River →Estcourt →Ledysmith →Harrismith と乗り継ぎ無事到着。Ledysmith のタクシーランクで1時間くらい待ち時間はありましたが、比較的スムーズに移動できました。トータルで4時間ほど。運賃も全部でR175=約1400円。結果的には良かったけど、時間に関しては運だからな〜。
さて、ハリスミスに到着。この町にも立派なテーブルマウンテンが。ロッジのスタッフが迎えに来るまで時間があるのでレストランでランチ。
15時、食事を終え、ロッジへ。ちなみに往復R800でお願いできます。1時間程走ってロッシに到着しました。とても素敵なロッジです!景色も最高!
レストランやBarもあります。いろんなタイプの部屋がありますが、僕らは1番安いバックパッカーズルーム。1人R670朝食付きでトイレとシャワーは共同です。
ロッジの周りは軽く散策できるので、広大な景色を堪能した後はレストランへ。こういう山小屋はだいたいお高いイメージですが、価格は良心的でとても美味しかったです。
しかも、停電してもジェネレーターがあるので安心。ランドリーもしてくれます。本当に快適です。
Day163(Jan5)
朝6時受付で朝食&登山行動食を受け取り、いざセンチネルピークへの登山口へ。そこまではR170でシャトルバス?で行きます。(前日に要予約!朝食の件も忘れずに!)
行きは僕らは2人だけだったので、助手席に乗れました。ここからは4×4の車でないと行けないくらいオフロード。最高レベルのアフリカンマッサージです。
あいにくの雨ですが、晴れることを信じてスタート。序盤は道が整備させれて歩きやすい。ところが途中から道なき道がちらほら。見下ろすと断崖絶壁なところも。途中家族連れの人たちもいましたが、子どもはちょっと大変かも…。
トゥゲラ滝を見るためには通らなければならない最難関ポイントがあります。それが30mほどのハシゴを登ること!!
落ちたら間違いなく命はないでしょう。
ここで、途中から一緒だった家族連れのお父さん(何度も来ている)が天候や霧の深さからトゥゲラ滝を見れる可能性が低いことと家族の安全を考慮し引き返すことに。僕の同期も同じ判断をしました。
僕は慎重に進むことを決断しました。ハシゴが滑りやすいので慎重に登ります。本当に怖い。登り終えるともう一つ15mくらいのハシゴが。(どうやら1つ目17m、2つ目13mとのこと。合わせて30mですが、体感はめちゃ長く、そして高く感じます。)
それに下山するグループとも出会いました。「まだあるの…。」と「一人はやめた方がいい。それに霧も深い。」と言われたことから、このグループと一緒に引き返そうかと…。それに膝がめちゃくちゃ震えてる。自分でも引くくらいに。意思とは関係なく身体が怖がっている状況は初めてかもしれないです。
しかし、しばらくするとガイド付きの他のグループが1つ目のハシゴを登ってきました。なので、一緒についていくことができました。やっぱり集団がいると心強いです。
今思えば、一人は避けた方がいいと思いました。特にハシゴを登ると真っ平らで方向感覚が分からなくなります。もちろん川の流れを辿れば滝には着きますが、いずれにせよ詳しくなければ一人はおすすめしません。
その後、30分ほど歩くとトゥゲラ滝が!!
霧の影響で下までは見えませんでしたが、圧巻です!!
落差世界第2位948m(でも、トゥゲラ滝近くにある看板には983mって書いてある。どういうこと?標高の話かな?分からない…。)なだけあります!雨季なので水量もすごい!!
ちなみに第1位はベネズエラのエンジェルフォール979mです。
大満足で帰路へ。
またまたあのハシゴ。登りより下りの方が怖い!!
何とか登山組までもどっできました。達成感と安心感がヤバいです!
帰りは途中から一緒だったオランダ人のグループとシャトルでロッジに。僕含め5名だったので、流石に荷台でした。やはりデコボコ道すぎて車が揺れます。しっかりと捕まっていないと車から振り落とされそうです。ただしっかり捕まっていてもあちこち身体をぶつけてあざだらけに…。なかなか大変な思いをした登山でしたが、楽しかったからのよかったです。
ロッジ到着後は暖かいシャワーとコーヒーを。冷えた身体に染み渡りました。
その後、途中で仲良くなった人と夕食。この人は南ア出身だけど、アジアの文化に興味があり、韓国と中国の上海で5年ずつ教師として働いているらしい!
日本の事も詳しくてすっかり意気投合!
本当に楽しかったです!
次回は晴れの時にリベンジしたいですね!
おすすめは水量が多い夏と秋なので、3〜4月にまた来ようかなっと悩み中です。
Day164(Jan6)
なんと仲良くなった彼がハリスミスまで送ってくれます。彼はこの日南へ向かうのに、わざわざ1時間我々のために逆方向に寄ってくれるのです。本当にありがとう。
人との出会いに感謝です。いつか日本に来たら案内するからね〜!!
その後、Intercapeバスでヨハネスブルクへ向かいます。
バス停(ただのガソリンスタンド)で待っていると、白人の老いた女性が家族連れの黒人男性からお金を乞う場面を目撃。衝撃でした。アパルトヘイト時代のことを考えると信じられない光景でした。
さて、予定通りであれば13:15にバスが来るはず。しかし、やって来たのは1時間半後でした。我々もだいぶ南アに染まって来たので覚悟はしていました。だから、登山で濡れて乾き切っていなかった靴もだいぶ乾かすことができました。笑
ヨハネスブルクのパークステーションまで、約4時間、R567でした。
ヨハネスブルクのパークステーションの外はやはり治安が明らかに悪そう。
ハウトレインでローズバンクへ移動し、宿泊。
Day165(Jan7)〜Day166(Jan8)
ローズバンクやサントン辺りは治安が良いです。おしゃれなお店やレストラン、ショッピングモールがたくさんあります。もちろんスターバックスやKFCなども!
この2日間は久しぶりの日本食(高かったけど…笑)など、たくさん美味しいものを食べてゆっくり過ごしました。
実はヨハネスブルクは今回2回目で、以前しっかり観光しているので、いずれまたその様子も書ければと思います!
明日は任地へ移動です。いよいよ夏休みが終わると考えると、とても寂しいです。
今回も長くなってしまいました。
前回に引き続き「国内旅行」の様子をご覧いただきありがとうございました。
次回からは、また任地での活動や生活の記録や日記等がメインになる思います。
それでは!
Sharp sharp!!
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