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089:【旅行記;ケニア】week76〜77
1日目(7 Jan 2024)〔Day530〕
☆Nairobi,Kenya
曇時々晴 最高気温25℃ 最低気温15℃ 湿度68% 日の出6:33 日の入18:44
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6:30にナイロビ・ジョモケニヤッタ国際空港に到着。入国審査でeVISA(※事前にネットで申請必要)のコピーを見せると、東アフリカ共通ビザ(ケニア・ルワンダ・ウガンダ)で申請していたので、それと引き換えしてもらえた。次にケニアシリングへの両替。今回は短期のため登録しないがMpesaという電子決済(Safaricomという会社)とカード払いがかなり普及しているので少額の現金をゲット。ただ、空港のレートは本当に悪い。
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お次はSIMカードの入手。Safaricomで最も安いプラン(30日間8GB、400分通話、SMS1000通)を1100ksh(約1100円)で購入。
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空港の外に出ると、思ったよりも暑くない。赤道にある国なのに!
もちろん曇りだったということもあるが、ナイロビの標高は1760mと高いからですね。だから、日中も30℃を超えることがなくて、空気もカラッとしているから陰に入れば涼しく過ごしやすい。ただ、日較差は大きいので朝晩は冷える。ちなみに今は乾季らしい。
さて、配車アプリUberとBoltが使えるので(南アと同じだ!)、それを使ってホテルへ。ナイロビは、南アのヨハネスブルクと並びアフリカ三大凶悪都市として知られています。我々隊員は当然市内の徒歩移動は厳禁と言われています。少しドキドキです!
Ngong hills HotelでEarly check inをさせてくれました。ありがたい!ちなみに、ナイロビも隊員は宿泊できるホテルが決められています。ここは、その指定リストの中でも安いホテルでした(1泊約5500円)。ゲートやフロントにはセキュリティが常駐していて安心!ホテルも綺麗です!
午後からKICC(The Kenya International Convention Centre)へ。目の前の広場の噴水の中心に初代大統領の銅像もあります。さて、500kshで屋上の展望デッキに登れます。27階までエレベーターで上がり、そこから4階ほど登れば到着。ナイロビ市内を一望できます!ビルが多くてさすがアフリカの大都市って感じでした。ただ、まだ建設途中であったり、整備されていなかったり、ゴミなどカオスな雰囲気もあるので、まだまだこれから発展していくんだろうなって思いました。
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次は近くあったマサイマーケットへ。アフリカらしい鮮やかでカラフルな布や絵画、動物の木彫など見ていてとても楽しかった。観光客にはやはりたくさん声をかけてくるので手荷物に注意して気をつけながら観光しましょう。素敵なマグネットを交渉して半額で買えました。高めの値段を言ってくるので、交渉が大事ですね!
ここで、「ジャンボ(こんにちは)」、「アサンテ(ありがとう)」、「ハクナマタタ(心配ない・大丈夫)」、「サワ(OK!)」というスワヒリ語を覚えました。教えてくれてありがとう!アサンテ!
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次はナイロビ国立博物館へ。動物や鳥の剥製がたくさん。東アフリカにあるケニアも南アと同様に人類発祥の地と言われているため発掘された骨の展示も。通貨の歴史やケニアの歴史、マサイ族の文化やケニアの植物なども詳しく知れてとても面白い場所でした。時間がなくて行けなかったけど、隣にスネークパークもあります。
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その後、ホテル近くのモールへ。入り口にはセキュリティチェックのスタッフと装置がある。なんかどこでもセキュリティチェックしてるな…。それだけ治安が良くないってことか?
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さて、フードコートでピラウというケニア料理をいただきました。チャーハンのようで美味しかったです。香辛料にクミンやマサラが使われているので、やはり南アのダーバンもそうでしたが、アフリカ大陸の東側には東南アジアやインドの文化が伝わってくるんだなって思いました。
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2日目(8 Jan 2024) 〔Day531〕
待ちに待ったマサイ村ツアー。車で片道2時間南下して到着。ここまで来るとキリマンジャロも見えます!いつか登ってみたいです!
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上は曇り隠れてしまった…
とてもフレンドリーに迎えてくれました。女性が住む家の中を見せていただきました。とても狭い。そして、家の中で調理をして、窓も小さいので煙も充満する。見たところ2〜3人で住むのがやっとだろうと思ったけど、もっと多い人数が住んでいるという。小さい村には家が点々としており、山羊や鶏が飼われていた。番犬もいました。最後には民族衣装を着て一緒にダンスができて大満足。男性は狩りやマーケットに行っており不在でした。
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その後、そのマサイマーケットに行くと牛や山羊を売っている男性たちがたくさんいました。ここでようやく「おぉ!マサイ族だ!マサイの戦士たちだ!」と感激しました。今のマサイ族のリアルな暮らしが見られて本当に良かったです!
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その後、Yaya Centreというモールへ行きました。というのも、SIMカードのネットワークが今朝から使えなくなったから。どうやら、不正に誰かにデータを使われていたということ。直してもらえたからよかったけど、セキュリティ対策はしっかりしてほしい。やはり旅にトラブルは付き物。それと次の旅行を考慮し、南アの通貨からUS$に両替したくて銀行に行ったけど、やはりその銀行の口座がないと無理らしい。もう現金の両替って空港でしかできないのかな?市内の両替所を探す気になれない。
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夕方はThe Black Parrot Restaurantというローカル食堂が集まる場所にやってきました。ここは本当に地元民しか来ないみたいで、警察官や軍人もいて少しビビりました。ここでは、ティラピアとウガリと野菜をいただきました!400kshと安い!それでお腹いっぱい!ティラピアもよく煮てあって柔らかく味付けも美味しい!ウガリはやはり南アやナミビアのパップ、ジンバブエのサザ、ザンビアのシマと同様、無味でした。メイズの粉を水で煮てこねたものというのは同じだがら当然です。名前が違うだけ。
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3日目(9 Jan 2024) 〔Day532〕
ナイロビ国立公園へ行きました。入園料43US$は高すぎると思いましたが、こればかりはしょうがない。ナイロビ国立博物館もそうでしたが、クレカ決済する時はeCitizen Kenyaというケニア政府管轄?のサイトにアクセスして支払うみたい。これはeVISAを申請した時と同じサイトです。自分のアカウントもあるくらいだから、入国者に対して色々徹底されていますね。
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さて、この国立公園はナイロビ市内のすぐ横。園内からも高い建物が見えます。まさに都会と自然が共存している不思議な光景でした。バンに乗って回りましたが、天井が上に伸びてオープンカーのようになるので、立って周りを見渡せます。なんかテンションが上がりました。
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都会の横にある国立公園だからあまり期待していませんでしたが、それを良い意味で裏切ってくれました。なんとライオン、白サイ、バッファローとBIG5のうち3つも見ることができました。ドライバーさんたちが無線で細かに連絡を取り合ったり、すれ違った時に情報交換をしたりしていたおかげです。他には、キリン、インパラ、トムソンガゼル、カバ、ワニ、イノシシ、ハーテビースト、カメ、ネズミみたいな動物を見ることができました。大満足です!
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次は、Sheldrick Wildlife Trustという像の孤児院へ。入園料は寄付という形でUS$20。ここでは、像の孤児たちがエサを食べたり、ミルクを飲んだりする様子を目の前で見ることができます。その前にスタッフの方が彼らがどこで見つけられて、どのような様子だったのかを話してくれました。
まずは黒サイの赤ちゃんがスタッフの後にくっついて散歩しているところを見せてくれました。ずっとスタッフに甘えている様子、離れないように必死について行く様子がとてつもなく可愛かったです。
さて、いよいよ像の餌やり。まずは赤ちゃん像から。ものすごい勢いでスタッフが持つミルクのもとへダッシュでやってきました。可愛すぎます。目の前に来たら触ることもできました。皮膚が硬くてざらざら、毛がチクチクしました。もうメロメロですね。
続いて少し大きくなった子どもの像。鼻を上手に使って自分で哺乳瓶を持ってミルクを飲んでいました。すごい!芸達者だ!笑
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続いて、ビーズ&レザーファクトリーの工場見学。スタッフの方々が素敵なダンスと歌で歓迎してくれました。セラミックを加工し、丁寧な手作業で美しい作品に仕上がっていました。焼き上げる前のゾウのビーズをプレゼントでいただきました。ありがとう!
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途中、レストランに寄ってランチ。ほうれん草のシチューとウガリ(500ksh)をいただきました。これも、ローカルフードです。ちなみに、ほうれん草を煮ず硬いままのものがスクマウィキなんだそうです。
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最後はジラフセンターへ。入園料は1500kshです。ここでは、保護されたキリンに餌やりをすることができます。こんな目の前でキリンに餌やりができるなんて驚き!
キリンが長い舌を伸ばして上手にエサを食べようとする姿は本当に可愛いです。ただ、唾液でベチョってするのは嫌かも笑
ちなみに舌はザラザラしていました!それを含めて可愛いので全然オッケーです!
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夕食はスーパーでチャパティのホワイトとブラウン(2枚で70ksh)と先日行ったフードコートでドライバーさんがお勧めしてくれたムキモをいただきました。チャパティはそのまま小麦の味が広がり甘くて美味しかったです。ただ、油を結構使用しているのか胃が重たかった。だから、すぐにお腹が膨れました。ムキモはマッシュポテトにメイズ(白粒トウモロコシ)と緑色野菜(かぼちゃの葉など)をすりつぶし混ぜたものです。とても美味しい。今のところケニア料理生活充実しています!笑
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右奥にサモサがある!
4日目(10 Jan 2024) 〔Day533〕
ケニア最終日。綺麗な50ksh札だけ記念に持ち帰り、残りの320kshを使いたい。というわけで、JAVA HOUSE というカフェのチェーン店へ。お目当てはケニア紅茶。2023年現在、ケニアは中国、インドに次いで茶の生産量が多い国です。地理で学習したな〜笑
というわけで、頂かないわけにはいきません!香りも良くて、あっさり飲みやすくて美味しかったです!お値段は200kshでした。
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お昼ご飯にスーパーの惣菜コーナーでチャパティ35kshを2つ、コールスローサラダ50kshを購入。見事、残金を使い切りました!笑
実は昨日、サモサ(55ksh)を2つ購入していました。サモサは南アのダーバンにもありました。やはりアフリカ大陸の東ってインドの文化が入ってくるんだな〜(またまた実感しました笑)。お腹いっぱい。
さて、Uberで空港へ向かいます。途中でキベラスラムの横を通りました。市内の中心部から近いので、これまでも何度か通ったけど、トタン屋根の小屋みたいな小さな部屋が所狭しに立ち並んでいて衝撃の光景でした。ドライバーのナイロビ市民でさえ治安が悪いから近づかないと言っていました。別の日のドライバーもこのエリアを通過する時は開けていた窓を閉めていました。火事が起きていて驚いていると、ドライバーが「毎日起きていることだ。」と教えてくれました。ナイロビの光と闇があまりにも近くで共存しており、かなりショックでした。
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ジョモケニヤッタ空港は本当に広い。そのエリアに入るとドライバーに降ろされてしまいました。どうやらセキュリティチェックが必要みたい。「えっ?こんなところで?」と思い驚きました。車は車でチェック、空港利用者は脇にある検査場でチェック。その後、再びドライバーと合流し、しばらく走ってようやく空港前の駐車場で降ろしてくれました。空港に入るのも入り口のスタッフがパスポートとEチケットを確認し、機会で荷物検査をして、ようやくチェックインカウンターのあるロビーに入ることができます。警備体制が堅い国だな〜と思いました。
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何はともあれ、17:30無事出国!とても学びの多いケニア旅になりました!
お次はルワンダへ向かいます!フライト時間は1h30mだけど、時差が-1時間なので到着は18:00です!
ここまで読んで頂きありがとうございます!
自分用の旅の記録ですが、参考になれば幸いです。
次回はルワンダ編です。
See you next time!!