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034:【中間報告会&職員旅行クルーガー国立公園へ】Week21

Day139(Dec12)

 午前中に先輩隊員の中間報告会、午後から健康と安全に関わる話をJICA事務所で行いました。
 先輩方が悩んでいることやそれに向けて努力していること、うまくいったことなど聞くことができ、共感できる部分や学べたことがたくさんあり、充実した会でした。
 そして、今南アにいる9名の隊員さんと初めて会う機会で、たくさんお話しすることができました。もっともっと話したかったな〜。
 僕らの隊次は次の日に健康診断がないので、任地へ戻ります。本当に弾丸公務です。もっと長く都会を味わっていたかった〜。

巨大ショッピングモール「Menlyn mall」
クリスマスまでここにいたい笑

Day140(Dec13)

 プレトリア駅のすぐ近くにあるボスマン(バスの停留所)は、やはり少し雰囲気が怖い。ちなみにUberやboltはこの中まで入ってこれないので、正規のタクシー(JICA隊員御用達)を使います。
 タクシーから降りて、足早にチケット予約していたバス会社(City to city)のオフィスへ。スマホで予約したけど、なぜかチケット印刷画面が出てこなかったので、カウンターでチケットをもらおうとしました。ところが、予約したチケットでは僕の任地へ行かないということが発覚。
 「あれ?途中で下ろしてもらえるのでは…?そもそも僕の任地に到着するチケットなかったし…。だから、このチケットを予約したんだが…?」
 めちゃくちゃ焦りましたが、変更手数料R44.7を払ってなんとか変更できました。  
 後々確認すると自分の任地へのチケットがあったようです。次はもっとしっかりと確認しよう…。
 何はともあれ、バスは上等。すごくラッキーです。お客さんも少なくて、スムーズに任地まで着きました。6時間40分でした。もちろん出発は30分遅れでしたが、道中が比較的快適だったのでよかったです。とはいえ、この長時間&トイレ休憩1回はキツイ。

これだけ他のバスとは違う。他のはもっと小さい。
席の質がどう見てもレベチ。ラッキーすぎる。

Day141(Dec14)

 雷がすごい1日でした。それと本来ならば、今日が今年度ラスト勤務です。余裕があれば顔を出すつもりでしたが、移動が疲れたので無理でした。

Day142(Dec15)

 今日から3日間、職員旅行です。近くの学校の先生たちと行きます。シェシェ小学校が主催のようで、そこにいる先輩隊員から誘ってもらいました。我々シロアム小からは僕を含め3名。僕の同期隊員も近くの学校なので参加します。総勢13名(うち日本人3名)。コンビタクシーをチャーターしてファラボルワへ向かいます。
 ファラボルワまで約4時間、暑い中クーラー無しはきつかったです。途中で先生たちがお酒を買ったり、食材買ったりするために所々で店に寄っていたので、もっと時間がかかったと思います。男の先生は行きからガンガンお酒を飲みます。みんな自前のクーラーボックスを持ち込んでいて、いかに飲むかが分かりました笑
 この日はゲストハウス(なんとプール付き)でブライ(BBQ)をしました。女性の先生たちはパップや肉を焼いて働いていたけど、年齢の高い男の先生たちは酒を飲んだり、プールに入ったり。(ちなみに南アのブライは全て肉を焼き切ってから、頂きます。日本のように焼きながら食べるスタイルではない。気をつけないとマナー違反?になる。)
  でも、若い男の先生は肉を焼いていました。まだまだ男性社会なのかな?って感じがしました。でも、みんな楽しそうです。21時から停電になっても気にせず楽しんでいました。メニューはパップ、肉、チャカラカと豆(この先ずっと同じ笑)でした。とても美味しかった。みんな常に笑っていて、幸せそう。ここの人たちは本当にたくさん笑います。僕もとても楽しかったです。

Day143(Dec16)

 なんと朝食付き、wifiもある。それなのに、一部屋(3〜4人)でR600(約4800円)。これは破格。ただし、ジェネレーターはないので、停電中は不便。Lalamo guesthouse です。皆さんファラボルワへお越しの際はぜひ。
 さて、夜遅くまで飲んでいたのに、みんな8時の朝食にはいる。体力すごすぎです。
 そして、昼からまたブライ。えっ、まさかこれで今日一日終わるのでは?と思いましたが、夕方から「mineへ行く」とのこと。想像以上に広大ですごかったです。観光地らしく、いろんな人が見にきていました。南アの鉱工業は世界でも上位に来るほど盛ん。特に金やダイヤモンドは世界第7位(地球の歩き方2021によると)なだけに、迫力満点でした。ちなみに、Open mine とDeep mineがあるらしい。ここのmineはOpen mineで、横に広げて掘り進めていくタイプらしいです。

 さて、帰りにレストランみたいなバーみたいなところへ来ました。素敵な雰囲気のところでした。ここで軽く食事。でも、先生たちは酒しか飲んでない。予想通り帰ってから(22時くらい)からブライスタートしていました。明日の弁当作りも兼ねているみたい。本当に体力がすごいです。僕ら日本人勢は流石に寝させてもらいました。

爆音ミュージックで宿へ帰る時の車内の様子。
耳がちぎれるかと思いました。
クルーガーのレタバというエリアで昼食(弁当?)
牛肉、豚肉、チキン、チャカラカと豆、パップ

Day144(Dec17)

 昨夜、0時くらいに同僚が僕らの部屋に呼びにきましたが、もう寝ているところだったので、申し訳ないけど無視しました笑
 さて、やはり朝食の時間にはみんな揃っています。もはやショートスリパーの域を超えています。酒をエネルギーに変えているとしか思えません。
 さて、今日は待ちに待ったクルーガー国立公園です。ファラボルワゲートから入りました。

 初め外国人料金を要求されましたが、ここに住んでいるので、jicaか大使館が発行してくれたIDを見せて無事南ア料金で入場できました。てっきりサファリカーに乗り換えてオフロードで動物を見に行くのかと思いきや、普通に我々がチャーターしたコンビタクシーで、しかも舗装された道をゆっくり進んでいきます。なので、いつか個人的に想像していたゲームドライブを楽しみたいと思います。とはいえ、たくさんの動物と出会えて大満足でした。ちなみに、会えた動物はスプリングボック、キリン、ゾウ、シマウマ、バッファロー、カバ、リカオン、ヒョウのお尻(獲物を食べていたところですが、遠すぎて一瞬しか見れず)。Big5のうち2つは確実に見れてよかったです!

 帰りはクルーガー国立公園内をずっと北上して帰りました。ところが、途中で西へ行かないといけないのに、誰も気づかずジンバブエとモザンビークの国境付近まで来ていました。しっかりしてくれよ…。自分もしっかり地図確認しておけばよかった…。おかげで、1時間ロス。ゲートもとっくに閉まっていたため追加料金を支払うことに。でも、涼しくなってきた夕方以降にたくさん動物見れたからラッキーと思っています。結局シロアム村に帰ってきた時間は22時。さすがに疲れている人は多かった。酒を飲んでいる人たちだけ元気。(もう尊敬するレベル。)

 日本人からしたら、なんでやねんとツッコミたくなることが多い旅行だったけど、みんな常に気にしていないし、それなりに楽しんでいる。こういう価値観も悪くないのかなって思う。だからこそ、ここの人たちの幸福度は本当に高いなって思いました。みんなと美味しい肉を食べて、飲んで、笑って過ごす。これ以上に幸せなことはないんだと思いました。
 この価値観って本当に素敵だなと思いますした。
 ただ、来年も参加したいか?と聞かれたら、そこはノーコメントでお願いします笑

Day145(Dec18)

 本日はサッカーワールドカップ決勝。アルゼンチン対フランス。南ア時間では17時キックオフ。ところが計画停電の時間とちょうど被っている。本当にムカつきます。19時過ぎに復旧したので、テレビをつけてみると2対2の延長。すごくいい試合でした。結果は3対3でPK持ち越し。結果アルゼンチンの優勝。
 今大会も素晴らしい試合の数々でした。やはりスポーツは素晴らしいですね!
 スポーツから学べることってたくさんあります。言葉は分からなくてもスポーツで仲良くなれる。今後の自分の活動にも生かしていきたいです。


今週も読んで頂きありがとうございました。
それでは、また来週!
Sharp sharp!!

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