見出し画像

066:【南アフリカに来て1年が経ちました】Week53

Jul24(リンポポ州シロアム村)
晴れ 最高気温28℃ 最低気温13℃ 湿度79% 日の出6:36 日の入17:35

Day364(Jul24)

 今日は久々に乾季の晴れの天候でした。朝晩寒く、昼暑いと温度調節は大変だけど、個人的にはこちらの方が一日雨または曇りで寒いよりかはまだマシ。というか、一応乾季(冬)でも雨の日があるのね…。そりゃそうか笑
 先週の代替授業の内容を5年A組算数担当の教頭に引き継ぎ。ついでにサポート。導入に九九をやってくれたり、砂時計を活用してくれたり、この方は協力的で理解がある。この方が教育委員会とかに行って広めてくれるようになればいいのに笑
 あとは、空き時間に4年生の授業のために教具の時計を増作しました。

Day365(Jul25)

 7年生の技術の授業のお手伝いへ。3学期はマグネットを使用した作品を作ることが生徒のプロジェクトらしい。今日は永久磁石と一時磁石について。静電気は一時磁石で、生徒たちにペンを自分の頭に擦らせて、小さい用紙を引きつける体験をさせていました。生徒たちは大盛り上がり。とてもいい授業でした。もっとアイデアを提供していきたいなと思います!
 5年地理の授業へもサポート。降水量を測る道具作りです。やはり子どもたちにとってはこういう活動の方が楽しいよね!

Day366(Jul26)

夕暮れ時になると薪を燃やす匂いがする。
夕食の準備のために村中で煙が上がる。
お手伝いをしているのか遊んでいるのか子どもたちの声もする。
涼しくなってきて虫も鳴き出す。
夕焼けはいつ見てもいいな〜って思う。
なんだかゆっくり時間が流れている感じ。

南アフリカで生活して今日で1年。
夕暮れ時は自分にとって心地よい時間になっていることに気づきました笑

日本では様々なものに追われ気にも留めなかった「夕暮れ時の匂い」。なんなら気づけば日が暮れているなんてことはしょっちゅう。
ゆとりって大事。

残り8ヶ月。
ゆとりをもってぼちぼち頑張ります。

Day367(Jul27)

 ダンス大会(団体ダンス、コンテンポラリーダンス、伝統儀式のダンスなど)の決勝が本校で行われました。ファッションショーやアート部門などもあった。残念ながら本校は決勝まで進むことができず、児童生徒はこの日と明日はお休み。多くの学校が集まりました。2学期の予選会では見られなかった部門も見られて楽しかったです。
 コンテンポラリーダンスではインド舞踊をするチーム、伝統儀式のダンスは子どもたちは古来の部族の衣装なのでほぼ裸。この2点がとても驚きました。

Day368(Jul28)

 今日は年長から3年生までの大会。昨日の大会とはまた違うようです。算数やアート、現地後のヴェンダ語など様々な部門で競われていました。パズルという部門もあり驚きました。みんながんばっていました。それにしても、みんなかわいらしいですね笑

 一方、職員室ではドエラーニ先生と校長が修学旅行の計画で忙しそうでした。今年は4〜7年生の120名(600名中)が参加するみたい。参加費は一人2800ランド(約22400円)。当然お金の払える家庭の子のみ参加できます。以前にも書きましたが、南アの格差問題は深刻です。この田舎でもそのような様子が見られます。どんなイベントでも参加費が払えなければ参加できません。近くに児童養護施設がありますが、当然その子達は参加できません。せめて公教育主催で企画する行事は平等に参加させてあげたいものです。できないなら、そもそもやらない方がいいとさえ思います。

修学旅行の日程表。行き先はダーバン。
バスで片道16時間…キツすぎる…。

 帰宅し調理しようとすると、ホストファミリーの弟クゥィネ(17歳)がいつも僕が作っている野菜炒めを教えてほしいとのこと。学校のランチで持っていきたいのだとか。自分が高校生の時には恥ずかしながら親に任せっきりだったので、この姿勢は本当に尊敬します。確かにいつもインスタント麺とか卵を茹でるとか肉を焼くとかばかりなので健康面からも教えてあげたいと思いました。ホストマザーは一人親で仕事もあり忙しく時々しか調理できないので…。でも、休みの1週間(ナースで週ごとに勤務形態が変わる)でも作らない時があるからその時くらいは流石に作ってあげてとは思う。まぁ、クウィネの好き嫌いも原因かもね。以前はトマトパスタも教えてあげたので、ぜひ上手くなってほしいです。

Day369(Jul29)

 買い物に行ったら、以前学校でアシスタントをしていたフールに会った。ヨハネスブルグから少しの期間帰省をしているのだそうだ。向こうから大きな声で呼びかけてくれた。とても元気そうでよかった。彼女には本当に仲良くしてもらったから嬉しかったな〜。
 家に帰ると不法侵入者が。たくさんのヤギたちです。隣の家の家畜です。追い出すこともだいぶ慣れてきた笑
 ふと思ったこと。海外で生活していると元号を使わなさすぎて、令和何年か忘れる。自分だけかもしれんが笑

Day370(Jul30)

 ホストマザーの弟さんが大学の博士課程を卒業するということでパーティーに呼ばれました。主役は弟さん含め何人かいて、中には教授になる人もいました。多くの人が教会に集まっていました。この地域から博士課程まで進むこと、さらには教授になる人も出るということは地域全体にとってもきっと大変名誉なことなんだと思います。

 さて、パーティーは話聞いて祈って歌って踊るのエンドレス。5時間座ってました。終わる時間を聞いても誰も分からない。これぞ苦行です。それと約一年ぶりの正装も疲れた笑
 最後にご飯もらえたので結果ハッピーです。


南アフリカでの生活も1年が経ちました。
残り8ヶ月も心にゆとりをもつことを忘れず、楽しんで頑張っていきます。
Sharp sharp!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?