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WCS2024 TAで参加してみた

はじめまして
ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024(以下PJCS2024)カードゲーム部門マスターカテゴリにて準優勝したゆーすけことマキノユウスケです。

決勝戦でタケルライコ使ってポケモンキャッチャーでコイン投げてた人です

今回、世界大会であるポケモンワールドチャンピオンシップス2024(以下WCS2024)にトラベルアワード(以下TA)で参加してきました。
今回はその記録を残そうと思いnoteを執筆しました。

※本文のあらかたを飛行機内でメモに作成しそれをコピペしております。誤字や脱字、レイアウトなど多めに見ていただければと思います。

自己紹介
・普段は岐阜、愛知で活動しています
・ポケカは2010年からやっておりポケカ歴は14年半の今年24歳になります
・WCS初参加
・PJCS2024準優勝
・2023年CSP255ポイント
・好きなポケモンはポッチャマとシェイミ(ランドフォルム)

TAとは
WCS2024にはカードゲーム部門のマスターカテゴリだけでも日本からは約100人が参加します。詳細な説明は省きますが、PJCS2024の上位4人には招待付出場権が与えられます。これがTAと呼ばれているものです。簡単には参加するための交通費や宿泊費、その他手配など全て無料になるものです。18歳以下の場合は保護者1人分まで無料。
どこまで無料になるかというと、
・家の最寄り駅から新幹線等を使った空港までの往復の移動費
・日本の空港から旅先の空港までの往復の移動費
・旅先の空港からホテルまでの往復の移動費
・旅先でのホテル代
これら全て無料になります。相当大きいです。

WCSに行くにあたっての準備
PJCS2024でWCS2024の出場権利を獲得し、そこから出発の日までにやったことです。
出場が確定してすぐやったもの
・各書類の提出
当然ながら提出する書類がたくさんあります。WCS2024の参加エントリーやTAで行くための情報入力などしました。
・パスポートの取得
海外へ行くので必要になります。自分は海外旅行が初だったため1から取得しました。
・米国ESTAの取得や海外保険の加入
WCS2024への参加が決まったときに書類が渡されます。その中にこういった書類があり、これらを旅行会社に提出すると代わりに申請などをやってくれます(有料)。
分からなすぎるのでお金払って申請お願いするのが丸いです。

出発1.2週間前くらいからやったもの
・RK9への登録
RK9とは大雑把に海外のプレイヤーズクラブくらいの認識でよいと思います。大会付近になるとプレイヤー1人1人にプレイヤーズIDみたいなのがメールで知らされます。それらの情報や個人情報をRK9に登録します。登録の仕方はちゃんとメールにて案内がきます。
・WCS2024へのエントリー
ここで海外のサイトに正式にエントリーします。これやらないと出れなくなります。やり方についてはメールで案内が日本語できます。
・デッキ登録
当日朝までにRK9でのデッキ登録が必要になります。海外のサイトでの登録になりますが日本語に対応しています。
・荷造り
みんなが最後の最後までやらず前日くらいになって焦ってやるやつです。数日前からTwitterではスーツケース空アピール選手権が開催されます。自分も前日の夕方から準備を始めバタバタで終わらせました。ちゃんと計画的にやりましょう。
なにを持っていけばいいのかわからず、サーニーゴさんのWCSVlogをものすごく参考にしました。ありがとうございます。
持っていったものを紹介しますので来年以降の参考にしてみてください。
まず自分はスーツケース、リュック、小さめのショルダーバッグの3つを用意しました。
スーツケース
・衣類 6日分
今回は5泊7日の旅でした。現地は暑く汗をかくと思ったため気持ち多く持っていきました。
・飲み物
500mlのペットボトルを5本と1.5Lのジュース1本持っていきました。今回の場合、現地で水を買うと500mlでも4$ぐらい(約600円)するため予め日本から持っていきました。
1つ嬉しい誤算があり、今回のホノルルでは宿泊したホテルで500mlくらいの水筒が配られロビーに無料のウォーターサーバーがあったこと、会場にも無料のウォーターサーバーやポケモンセンター待機列にも無料の水配布があり水に困ることはほとんどありませんでした。そのため最終日にペットボトル2本くらい未開封で残ってました。
・インスタント食品
円安の影響もあり日本に比べて物価が高いです。毎度外食してると出費がすごいことになります。また時間が遅く店がやってないこともしばしばあるため持っていきましょう。ホテルにポットはあるためお湯を作ることは出来ます。そのためカップ麺、お茶漬け、味噌汁を持っていきました。美味しかったです。
肉類が絡むと空港で引っかかってしまうため持ち込むことができません。どん兵衛は肉類が入ってないため持っていきました。基本的には外食するつもりでいたため各2個ずつ持っていきました。
・お菓子
これも現地で購入すると高いこと、日本のお菓子の方が美味しいので持っていきました。試合の合間に簡単に食べれるため持っていって正解でした。自分はじゃがりこ2箱、味一番1袋、ハッピーターン1袋、アルフォート1袋、キットカット1袋持っていきました。アルフォート、キットカットがいつも以上に美味しく感じました。最後までハッピーターンが未開封で残ったので友達にあげました。これくらいあれば足ります。


飲食物だけでスーツケースの半分が埋まります。結構がちです。


・デッキパーツ
直前になって急に1枚変えたくなることもあるのでちょっとでも使うかも?って思ったカードは持っていきましょう。
・予備スリーブ
劣化したスリーブはデッキチェックで引っかかったり対戦相手にいちゃもんをつけられることもあるためなるべく新しいスリーブを使用します。自分は3セット分持っていきました。今回使用したスリーブはドラゴンシールドのデュアルマット グレイシアです。元々は刀スリーブを使用する予定でしたが、インナーを入れて使っていると中のカードが浮いてきてカット中に上から一部分かってしまうということがわかりました。これがマークドだといちゃもんをつけられたくなかったため、縦の長さが1mm長いドラゴンシールドを選びました。ドラゴンシールドについて調べていると耐久性に難があるとの話を聞きましたが、常勝の哲学Chの動画内でサイトウコウセイさんが使用しているとの発言があり、耐久性もあるとのことだったので直前にトレカキャンプへ4セット買いに行きました。トレカキャンプで買うと1つ2000円と300円くらい安く買えたのでオススメです。
・風邪薬、下痢止め
海外の食事が合わないことや不測の事態に備え、用意しました。使いませんでした。
・割り箸、紙コップ
ホテルにあると思ってないので100円ショップで買って持っていきました。
・変圧器
日本と海外では電圧やコンセントの形が違うためそのまま使用することができないことがあります。対応したものを事前に調べ買っておきましょう。自分はスマホの充電くらいでしか使わなかったため1つで十分でした。
・延長コード
コンセント遠かったら嫌だなとか思ったので持っていきました。使いませんでした。

リュック
・デッキ(2つ分)
これは絶対手荷物に入れてください。スーツケースに入れると飛行機から降りて空港でスーツケースを回収するときにスーツケースがないということがあります。そうすると世界大会出れなくなるため必ず手荷物として持っていきましょう。
あとは同じデッキを2つ用意しました。盗難や紛失の対策としてというのもありますが、デッキチェックされたときにカードの交換をお願いされる可能性もあるため2つ用意しました。エキスパンションもなるべく揃えた方がいいです(特にポケモン)
・第2の財布
海外は日本と違い治安がいいとは限らないため盗難に遭う可能性が少し上がります。現金を分けて持ち歩いた方がよいため2つめの財布を用意しました。
・パスポート、免許証等のコピー
盗難や紛失が起こると非常に大変なので念の為コピーを取っておきましょう。
・モバイルバッテリー
飛行機の預け荷物(スーツケース)にモバイルバッテリーを入れることができません。そのため手荷物の方に入れましょう。
・パーカー
飛行機の中は空調がしっかり効いており寒いと感じる可能性があります。薄めのものでもよいので持ってくことをオススメします。

ショルダーバッグ
ここには盗難や紛失すると本当に大変なことになるものを入れます。
・パスポート
・第1の財布
・貰った新幹線のチケット

・ドル札の準備
ホノルルでの通貨はドルなのでドル札を用意する必要がありました。2024.8月は1$=150円くらいでした。どれくらいいるか分からなくてとりあえず500$くらい用意しました。

デッキ選択の話
旅行の準備を大事ですが使うデッキを決めることも大事な話です。
今回はデッキ紹介の記事ではないため簡単に済ませます。
WCS2024ではナイトワンダラーまでのカードが使える環境です。ステラミラクルのカードは使えません。
自分の中で環境はこのように考えていました。
Tier1
レジドラゴ
Tier1.5
ルギア リザードン
Tier2
タケルライコ サーナイト
Tier2.5
ドラパルト ミライドン テツノイバラ カビゴンLO 古代バレット
Tier3
その他

自分の中ではレジドラゴ、ルギア、リザードン、タケルライコのどれかを使おうと思っていました。結果としてタケルライコを使用しました。


理由としては以下の通りです
・一番トップシェアのレジドラゴに有利であること
・先攻、後攻問わず強いこと
・たね軸でHPが高いこと
・上位6デッキ(レジドラゴ、ルギア、リザードン、タケルライコ、サーナイト、ドラパルト)に不利レベルのマッチがないこと
・WCS直前になって増えてきた対テツノイバラを捨てなくていいこと、構築単位での対策を求められてないこと
・使い慣れていること(ここ大事)
主にこれらになります。

レジドラゴ使わなかった理由
・1番母数の多いミラーが先攻ゲーであること
50%で勝てるけど50%で負ける試合をやるのはなんか怪しいと思いました。Day2の配信であったレジドラゴミラーを見ていたら先攻ゲーだからで片付けていた自分がまだまだだったなと思い知らされました。
・ルギアとタケルライコに不利なこと
使用率上から5番以内に入るであろうデッキの中で2つに相性不利がついているのは自分の中では嫌でした。
これらの理由から使用を諦めました

ルギアを使わなかった理由
・安定しない
BO3やってちゃんと2試合勝てる感じがしなかったです。
・あるかわからない改造ハンマー、シンオウ神殿に怯えながらゲームを8試合もやりたくなかった
ルギアの対策をするかしないか微妙なラインだけどそれで負けるのちょっと嫌だなって思いました。あと、デッキを決めようとした8月頭の頃はサーナイトに改造ハンマーが結構な確率が入りだしてて使う気が無くなっていきました。

リザードンを使わなかった理由
・レジドラゴに不利なこと
使用率トップと予想しているレジドラゴに不利がついているのは握る価値を大きく落としてました。

5泊7日の旅の話
1日目
羽田空港に18時45分までに集合でした。近畿ツーリストから新幹線指定席のチケットが送られてきていたためそれにあう時間で移動していました。
羽田空港の駅に着いてから集合場所が全然わからず迷子になり遅刻しかけました。事前調べはしっかりしておきましょう。
集合場所に着いたら搭乗手続きをする...予定だったんですけど時間の関係で出発式に行くことに。
出発式はTAの人とその保護者のみが参加出来るものでした。お偉いさんの話を聞いて初公開のANAとポケモンがコラボした機内注意喚起映像が流れました。この映像をなんかツイートしたらとんでもない数のインプがついてびびってました。ポケモンってすげえ...
出発式に参加した人限定で写真2枚目に左の方の人が掲げているトートバッグが貰えました。非売品らしいので使うか迷う...

これマジ可愛い

出発式を終え再び搭乗手続きに向かいました。実はこの日台風が近づいており飛行機が飛ばないのではないかという噂が飛び交ってました。結果的には飛んだので一安心。
今回乗った飛行機はポケモン仕様となっており至る所にポケモンがいました。ピカチュウと写真を撮るとかいうこともできました。

すごい1
すごい2

飛行機の中では機内食が1回出てきました。メニューとしてはメインは赤ワイン煮込みのビーフシチュー(名前合ってるか怪しいけど)
でした。海外旅行に行ったことない自分にとって機内食=美味しくないというイメージがあったのですが想像の何百倍くらい美味しくて感動してました。実はTA組と自費参加組で手配される飛行機の会社が違うのですが自費組の機内食はなんとも言えないと聞きました...ANAの凄さ知りました。あとは飲み物などは紙コップに入れて渡されるのですがその紙コップがポケモン仕様となってました。

ちゃんと温かい
無料のハーゲンダッツ
紙コップ可愛い
紙コップ可愛い2

出発は日本時間22時。ここから約7時間飛行機に乗り時差-19時間の関係でホノルルに着くと15日木曜日の朝10時頃でした。

空港に到着して諸々の手続きを済ませてからは用意されていたバスでホテルに向かいました。今回泊まったホテルはプリンスワイキキで空港からバスで2~30分程度の所でした。
海沿いにあるホテルで部屋も綺麗でとてもいい所でした。

ホノルルに来たんだなって実感
人多すぎ
部屋綺麗すぎだろ

ホテルで一旦荷物を置きDay0にやることは現地エントリーです。会場から10分ほど歩いたところがチェックイン会場となっておりそこでエントリーとウェルカムキットを受け取ります。チェックイン会場はこんな感じでとにかく人だらけです。

昨年見た光景だ

今回のウェルカムキットの中身はこんな感じでした。一部のものは世界大会参加者限定イラストになってます

多分何個かは使う

この後は公式からインタビューのお声がかかっていたので撮影場所のビーチへ行きました。

すげーしか言ってなかった(語彙力)

カードゲーム部門の日本配信を見た方はお気づきかもしれませんが、今回注目日本選手ということでななっぷるさんのインタビューを受けてます。正直JCS決勝より緊張してました...詳しくはDay1の日本配信を見てください!

初ななっぷるインタビュー

インタビューも終わりその足でWCS2024限定ポケモンセンターへ行きました。これは事前に予約していないと入れないもので今回はDay0の日の18時15分に予約を撮ってたため行ってきました。時間近くなったら集合場所に行き、スタッフさんがこの時間の人並んでーっていうのを待つ感じです。入口だけ写真撮ってたんですけど大体こんな感じ。

いざ中に入ると...WCS限定グッズ全然ないですね。そうなんです、日にち単位で数を決めて出してるのか分かりませんが限定品は全然ないんです。恐らくその日の朝の人たちしか買えてないんじゃないかなと。

これを読んでる人たちにはお願いがあります。WCS行った人に限定品のお土産を期待する気持ちは分かります。しかしほとんど買えてないのが実情です。入手するにはポケモンセンター外でやってるトレード(通称:闇市)で高い転売価格で買うしかありませんでした。その辺りをご理解していただければと思います。

という暗い話はここまでにして。
限定品が買えてないだけでたくさん物はありますのでなんだかんだ出費が嵩みますり結果的には420$(日本円で63000円)使ってます。昨年も経験してますがポケモンセンターってほんと恐ろしいですね。

昨年は15万くらい使ってたので割と控えめかも?

買い物を終えて既に21時手前でした。次の日からはDay1も始まりますのでご飯を食べてその日は終わりでした。
行ったお店はアオキ鉄板焼き。鉄板焼きの店で、店員さんが目の前にある大きな鉄板で8人分をパフォーマンスしながら焼いてくれました。今回食べたのはビーフテリヤキ(42$くらいだった気がする)。野菜や海老もあったのですが順に焼かれて出されるため写真撮り忘れました。美味しかったです。
こっちではチップとして料金の約20%くらいを上乗せして払わないといけないみたいで飲み物代などもあったので結果として60$くらいになってました。

前菜のサラダ
メインの肉 美味かったよ

ホテルに戻ってからは最終確認として登録デッキの確認や最終調整をしてました。同じ部屋の人がリザードンを使うということでタケルライコと対戦してもらいましたが4-0しました。勝ちまくった結果デッキを直前で変えさせるという事態に...本人が納得してたのでいいけど

2日目
前日寝たのが2時くらい、朝起きたのが7時くらい。開会式は9時なので起きるしかないのですが眠たすぎました。前日はちゃんと睡眠時間を確保しましょう。朝ご飯は日本から持ってきたお茶漬けと味噌汁にしました。このお茶漬けまじで美味しいです。おすすめです。

お茶漬け2個しか持ってこなかったの後悔した

ホテルから会場までは徒歩10分くらいで着きました。歩いてるほとんどの人がポケモンで世界大会に来たんだなってちょっと実感しました。
会場内はこのような感じでやっぱ世界大会ということだけあって規模が大きいですね。日本のCLとは大きく違いました。

開会式のときの写真

開会式も終わり、いよいよDay1が始まります。WCS2024では日本はCLの優勝者とJCSのトップ8には1回戦不戦勝(1Bye)が与えられてるので1回戦はどんなデッキが多いかとか有名人が何使ってるかなどひたすらまわってみてました。このときに日本で1番有名なポケカyoutuberのチャンネルのインタビューを受けました。後日その映像が映るかも?
まわってみていた感じやはりレジドラゴVSTARが圧倒的多さ、結果的には25%いたみたいですね。次点ルギアリザードンと予想通り。予想外だったのは思ったよりテツノイバラが多かったこと。1週間ほど前からPTCGLなどでも流行っていることは分かってましたが予想よりも多く見かけました。またルギアにもハバタクカミを採用している人もそこそこ見かけました。環境の進み具合からも世界を感じてました。
ここからは当日の試合レポとなります。
1戦目 Bye
2戦目 レジドラゴVSTAR 〇×〇
仮想的であり1番当たりたい相手ですね。早速踏んで一安心してました。試合としては先にこちら側が2を取るところからスタートしかがやくリザードンを早期に押し付けられるものの相手がテツノツツミのケアをしていなかったためかなり楽に勝つことができました。
ゲーム2はこちらがキチキギス手貼りエンドで返したので流石に勝てず。
ゲーム3は1試合目と似たような試合展開となり無事勝利しました。
対戦相手の方がとても明るい方で初めての海外選手との対戦でしたが楽しく終えることが出来ました。
3戦目 テツノイバラ単 ××
ダイスロールに負け相手から後攻宣言。マリガンなく準備が進んでいきLO系かなと思っていたらテツノイバラ。マリガンしないイバラ強すぎやろ...ゲーム1もゲーム2もはじけるほうこうしてもオーリムが全然引けず、相手のクラッシュハンマーがしっかり当たり為す術なく負けました。2マッチともマリガン0だしなんならこっちがマリガンしてるしで対戦相手の外人と笑ってました。
4戦目 レジドラゴVSTAR 〇〇
日本人対決でした。ゲーム1は後攻でオーガポンスタートしお相手が自分のデッキをレジドラゴだと思っていたあてイキリテイクでかがやくリザードンをトラッシュしてくれたこと、テツノツツミのケアが出来ない盤面だったこともあって試合としてはこちらペースで進めることが出来ました。
ゲーム2はテツノツツミケアされるもかがやくリザードンが前で番返すためこちらも焦らずおまもりライコのはじけるほうこうでボス待ちしてボス使うところからゲームスタート。ポケモンキャッチャーの表もあり相手にとって苦しい展開でゲームを進め2タテすることができました。
5戦目 チラチーノルギア ××
ルギア側先攻でゼイユ使うも前ネオラントベンチルギアでターンが返ってきてこちらの手も良かったためイキリテイクから全力で裏のルギアを倒そうとしてました。が、草エネが1枚足らず前のネオラントを倒すことに。この時点で相手のハンドはルギアVSTARとネオラントのみのいうことは分かっていました。お相手は次のターン2アッセンして手が0の状態でもネオラントボスで裏のオーガポンを狙う。こちらもギフトは発動させないよう、裏のネオラントをプライムで取る。この返し相手は手札3枚にボスがありまたしても裏を倒される。なんならチラーミィまで置かれギフトもつけられる。この返しにハイパーブロアーからギフトエネついたチラーミィを投げられ倒す。手札7枚にしてもボス1だし山相当分厚いかは大丈夫だと思ったら最後のボス引かれ負け。
ゲーム2は相手のチラーミィをボスで倒すを倒し返しに4エネガチグマで返されるとこからゲームスタート。こちらの盤面はオーガポン1体とゲッコウガのみで相手の盤面にチラーミィがいなかったこともあり4エネおまもりオーガポンを作りまんようしぐれで倒す。ギフト発動し次の相手の番、ピン刺しのジャミングタワーを引かれおーがポンが倒される展開に。その後いろいろ足掻いてみるも最後にまたボスを引かれ負け。
この試合は完全にお相手に運が偏った試合だったなと今振り返っても思いますね。これがカードゲーム。
6戦目レジドラゴVSTAR 〇〇
3-2-0となりもう後がない状態。ここで有利マッチを踏むことが出来ました。ゲーム1はこちらのペースでゲームが進み早期にかがやくリザードンを押し付けてくるもまたしてもテツノツツミのケアはされなかったためそのまま勝ち。ゲーム2はテツノツツミケアでかがやくリザードンとミカルゲを並べるもそもそも前のキチキギスを逃がしてこなかったためそのまま2をとる事ができ試合の展開も有利に進みそのまま2タテすることができました。
7戦目 テツノイバラ ×〇〇
日本人対決(part2)でした。日本人は比較的タケルライコが有利デッキを持ってるイメージだったのでホットしながら蓋を開けたらテツノイバラ。まあまあ絶望してました。ゲーム1はいいところまでいきましたが最後はしっかり引かれて負け。ゲーム2も苦しい立ち上がりではありましたが練習段階でスナノケガワを上手く使うと勝てるということは分かっていたのでその通りプレイし勝ち。ゲーム3も苦しいなりになんとか繋ぎ最後手干渉貰った先でオーリム引けば勝ちのところギアで引くことができ勝ち。お相手からもスナノケガワの使い方が上手かったと褒めていただき嬉しかったです。ありがとうございます。
8戦目 サーナイト 〇×-
崖を歩み続け最終戦。ここを勝てばDay2に行くことができます。対戦相手はメキシコの人で言語は通じませんがお互い15ポイントなのでタイは無しにしてどっちかが勝ちにしてDay2行こうという話を雰囲気でして相手からもOKと。ゲーム1はサナexにプライムを当てることができ勝ち。ゲーム2は投了してもよいかなと思ったタイミングがあったのですが相手の面がどんどん渋くなるので最後2ナンジャモから勝てるのではと思い続けるも引かれて負け。ゲーム3が始まるときには残り7分でした。このとき紳士協定の話を通訳を介して確実にしようか考えましたが対戦相手がサナであることからサイド差で勝ちは飲んでもらえるとは思えず、盤面優位の話をするのも難しいため打開策を見いだせず、とにかく後攻とってさっさと終わらせようと思いゲーム3を始めました。実際後1からサイドを進めることができ、相手も細い盤面で無理やりゲームを進めてきたため早い流れでゲームが進みました。時間が切れエクストラターンへ、こちらが相手のサナラインを狩り尽くし残りサイド2-4。どうやっても相手が逆転するのは現実的には不可能な盤面にするも時間が足りないためサイドをあと1枚残す状態となる。エクストラ3ターン目が自分の番となるためここで技を使うとゲーム自体が終わりタイとなる。ここで僕が何か話したそうなことを察し通訳を呼んでくれました。ここで初めてお互いがちゃんとした会話をすることに。ゲーム前にお互いタイは意味が無いから勝ちか負けだけにしようねって話をしたね、今この盤面はほぼこちらの勝ちだけど投了する気はありますか?って話をしたところ、投了する気は無いと言われた。ここでいろんなことが頭をよぎったけどここで折れてたら意味が無いので説得を続ける。対戦前と話してることが違うよねって言ったらそれはただの会話だと思った、それとこれは違う、僕だって勝ちたいんだと。ジャッジからももう時間が無いし話の折り合いがつかないならタイにして名前を書いてくれと言われた。最後の確認で僕はほぼ勝ちの盤面だから投了はしない、君は投了しないんだね?って確認したところ投了しないよと言われた。対戦相手が本当に折れないしここでタイにしても誰も得しないので自分が投了して対戦相手をDay2へ進めました。

ということで5-3-0(5-2-1)でDay1を終えることになりました。
BO3の練習不足と理解不足がハッキリでたなと感じました。負け試合をズルズルとやらず勝ち試合のための時間をしっかりとる。BO3の基礎が出来てませんでした。これは来年以降の課題として克服していきたいと思います。どの試合の外国人もとてもよい方たちで対戦前にちょっとしたコミュニケーションを取ったり、試合開始時には拳をぶつけ合ったり、感想戦でも英語が通じないような内容でも会話できるようにあれこれしてくれたりととてもよいものでした。シンプルに楽しかったです。

最終戦のシーンを一緒に来てた仲間たちがずっと見てて、終わったあと皆がいろいろと温かい声をかけてくれました。特に、あのシーンで相手のことを思って勝ちを譲れるのはほんとにいい人だよと言われたときには本当に心が落ち着きました。ありがとう。

あの後2時間くらい放心状態だったわけなんですけど、とりあえず皆でご飯食べに来ました。このときもう既に21時を過ぎているためやってる店はかなり少なかったですがホテルの近くにある店でピザとか食べました。皆と食べるご飯っていいね。

ピザのレベルが違う
これなんだっけ名前忘れた
みんな楽しかったありがとう!

ホテルに戻ってからはPJCS優勝のコビヤマさんたちとDay1の振り返りなどをしてました。流石に2時は眠いて。

3日目
この日の朝ご飯はホテルのロビーにコナコーヒーがあり、パンが売ってたのでそれを食べてました、ソーセージエッグマフィンとクロワッサンです。美味いて。
こっちでは注文したときに名前を聞かれ用意できた商品を渡すときに名前で呼ばれるというものでした。最初名前聞かれてなんでだろ?って思ってたんですけど番号札とか渡されなかったのでそういうことかと納得しました。

これで2000円超えるってまじ?

会場へ向かい普段練習してる友達がトレードコーナー開いてたのでそこに遊びに行きつつ時間を過ごしてました。
お昼ご飯は会場内の売店で買ったチーズバーガー(9ドル)
会場内に売店があってなんと会場内で食べれます。日本では考えられないですよね。そして初めてこっちのハンバーガー食べました。でかいし、ハンバーグがちゃんと肉でめっちゃ美味かった。

肉々しいハンバーグ好き

Day2も終わりホテルへ向かいました。配信を全然追えてなかったのとユナイトが気になってたのでホテルで持ってきたカップ麺食べながら見てました。大型大会のとき隣でユナイトやってるから毎回観に行くんですけどやっぱユナイトが1番盛り上がるなって思いました。そしてやりたくなるやつね。初日の羽田空港でJCSユナイト部門を優勝したFENNELの選手2名とお話する時間があってTwitter交換していただいたりしました。ありがとうございます。配信見たらそんなFENNELの方たちが決勝にいました。そして圧倒的な力を見せストレートで3本取って優勝してました。FENNELの方とお話できたことや、TONさんのおやすみマクロのチームメンバーへの熱い想いを昨年の会場で生で見ていたこと、そんなTONさんが次の年に自分の力を示して優勝まで来たこと。配信の実況などいろんな気持ちがあってちょっと涙出てました。FENNELの皆さんおめでとうございます!

この後疲れて変な時間に寝て夜中1時に目が覚めてしまって、日本にいる友達のPTCGLの導入手伝ったり話してたら気づいたら5時になってました。流石に寝ないとと思い再び就寝、8時には起床です。

4日目
Day3です。この日は決勝が行われる日ですね。朝ご飯はまたホテルの下の店でパン買って食べてました。ベーコンエッグマフィンとクロワッサンです。

美味いて(n回目)

会場着いてからはトレードなどを少し済ませカードゲームシニアカテゴリの決勝から観戦してました。見つからなかったもの第1位 ヒスイドレディアVSTAR

ドレディア好きな友達へのお土産です

お昼ご飯は昨日美味しかったチーズバーガーがもう1回食べたくなったので同じ店へ再び。昨日の夜そんなに食べてないことをいいことにポテトとチキンもつけました
これで合計21ドルってなんか安く見える
こっちにくると20ドルくらいでご飯食べれるのが安く感じてきます、日本円にして3000円もしますので完全に感覚麻痺です。

こっちの方の人たちが大きく育つのもなんとなくわかった
美味いもん

カードゲームの決勝も終わりゲーム部門を見てちょっとした休憩中、柴田アナがいたのでお写真を撮り少しお話させていただきました。日頃の実況の感謝などを伝えることが出来て満足です。いつもありがとうございます。
※写真掲載許可いただいております

柴田アナいつもありがとうございます

無事Day3まで終わり会場を後にし、夕飯を食べに行きました。初日に行った店で今度はニューヨークカットステーキを注文しました。これも本当にうまかった。

やっぱ肉食べないとね

5日目
この日は予備日となっており、何事もなく大会が終われば自由な日となります。どこか出かけようかとも思いましたが疲れすぎて起きたら12時でした。外に出るのが面倒になりつつ、ロコモコが食べたいという気持ちだったのでホテルから歩いて数分のところにある店でロコモコ(20ドルくらい)食べました。
人生初めてロコモコ食べたんですけどうますぎて好きになりました。

店名:GOOFY Cafe&Dine

次の日の朝にスーツケース回収が来るため前日の夜に荷造りを始めました。帰りの荷造り始める前のイメージとして、持ってきた食料系が無くなってそこにウェルカムキットやポケモンセンターで買ったものを詰めればいいかなくらいの気持ちでいました。いざ始めるとポケモンセンターで買ったものだけでスーツケースの3/4が埋まり、ウェルカムキットのリュックで1/4埋まり、元々スーツケース半分くらいを使って持ってきた服類を残した状態でスーツケースが埋まるという状況に。
流石に焦りましたが夜も遅く店もやってないのでスーツケースを新たに購入することもできず、手元にあるポケモンセンターで貰った袋に残りの荷物を全部詰め込み、手荷物として強行することに。結果的にイーブイの袋1つくらいで済みました...せーふ...

旅のお供ポッチャマ
このイーブイの袋はポケモンセンターで貰えます

6日目
最終日です。日本に帰る、ただそれだけの日になります。英語わかんないんですけど団体行動なので前の人に着いていけばなんとかなります。
空港で搭乗待ちしてたら丁度同じ便に乗る柴田アナと遭遇。JCS決勝組がセットでいたこともあり話が弾みいろいろな話が聞けました。

左 コビヤマさん(PJCS優勝)
中メカテックさん(PJCS3位)
右柴田アナ
下 自分

帰りの飛行機もポケモン仕様でした。
人生であと何回乗れるんだろ...

ピカチュウかわいい定期
無料で2回も乗れるとか前世でどれだけ徳つんだんだよ

帰りの機内食はこんな感じでした。
実は機内食出てくる時間ちょっと遅いと思って搭乗前にご飯をしっかり食べてしまいました。食べきったけどまじでやばいです。食べる時間と量には気をつけましょう。

機内食美味いのよ

無事羽田空港に着き一安心。あとは地元に帰るだけ…と思っていたら品川駅大雨で新幹線止まってました。1時間くらい待って運転再開したのでよかったけど帰れるか心配でした。帰るまでが遠足って小学生のとき学んだね。まさにこれだ。


最後に

これにて5泊7日の旅は終わりになります。
まさか自分が世界大会に、ましてやTAで行くことがあるとは思ってもいませんでした。
世界大会行くにあたってどんな準備をしたらいいとかどんな感じかなどを事前に自分が調べてたこともあり、このような形で記録に残すことで来年以降参加される方に少しでも助けになればと思い執筆しました。また、世界大会行ったことない人が少しでも行きたくなるような気持ちになってもらえたら嬉しいです。
また世界大会中に海外選手に声をかけられたりサインを求められたりすることもありました。ポケモンキャッチャーのシーン見たよとかあの試合とてもよかったよとか言ってもらえ、日本だけでなく海外にも伝わってるのかとびっくりしました。
2025シーズンも選手として参加します。この楽しい思いを来年も味わえるよう、頑張っていきます。
今後ともよろしくお願いします。
自主大会等へのお誘い大歓迎です。既にお声がけいただいてるものから今後新しいことまで、是非よろしくお願いします。

長い文では最後まで読んでいただきありがとうございました!
感想などTwitterのリプライやDMなどでいただけたら嬉しいです!


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