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謙虚さを維持する余裕こそ真の主導権だと感じる話。

最近、会社の評価精度を変更した。

今までは個人の売上を定量的に評価するシステムで、納得感、公平性を重視していた。

今年度からは、定量評価にプラスして、姿勢、態度、組織目標達成度等の定性評価が加味される。

定量評価の弱点は、数字さえ出していれば評価は決まるという体質。
つまり、数字をもとめているのであって、そこから先の態度やチームへの貢献の心はお願いベースにすぎないわけだ。

何とか良い態度で組織人の意識をもって、チームに協力していただけないだろうか??
というスタンスを経営側は取り続けなくてはならないし、勘違いした従業員は、それって評価項目にあります??
それによって給与って変わるんですか??
となるわけだ。

そう評価で物語ってしまっている。もしくは勘違いさせてしまっているわけだ。


定性評価が入ると、いやいや!数字だけを評価するのではないですよ!
態度や組織人としての在り方も評価対象です。
別にお願いはしていません。
やるかやらないかは、あくまでも貴方しだいであって、評価されたければやればいいし、評価されたくないならやらなければ良い。
こちらとしては、どちらでも構いません。

定性評価も定量評価もしっかり取りに行ってくれる人
→ありがとう。君にはもっと輝ける舞台とポジションを用意していきます!

定性評価をしっかり取り、定量評価がもう一つの人
→ありがとう。貴方の仕事への姿勢と組織人としての在り方は尊敬に値します。
定量評価でも良い評価を取れるよう、会社の時間と労力を使って貴方の成長をサポートします!

定量評価をしっかり取り、定性評価を取る気がない人
→ありがとう。貴方は成績を出してくれていて、尚且つ自分の事は評価しなくて良いというスタンスに見受けられますが間違いありませんか??
そうであれば、貴方は成績は上げます!そのうえで、私の事は評価しなくて結構ですから、その分の予算を皆さんでどうぞ使ってください。と言ってくださっているのですね?助かります!

定性評価も定量評価も取る気がない人
→ありがとう。貴方は定量評価も定性評価もいらないというスタンスに見受けられます。
貴方は自分自身の能力を上げる努力をせず、他社でも社会でも、もちろん通用しないでしょう。
でも安心してください。
うちはとりあえず在籍だけはできますから。
これからは、評価も下がっていくので、安い給与で数合わせとして、頑張って働いてください。
もちろん、問題行動を起こせば注意喚起、注意喚起が溜まっていけば懲戒免職となりますので気をつけてね!


定性評価がはいれば、あとは選択するのは本人達である。

私は、イライラしながらみんなに姿勢を求める事はしなくて良い。

謙虚な姿勢で、従業員、顧客と向き合い、誠実に仕事をしていけば良い。


今後が楽しみだなぁ。

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