AIスマホ版アプリ 検索No.1決定戦 (超個人の見解!)
はじめに
私は調べ物をするときに、最近はスマホでAIを使うことが多いです。
使用頻度があまりにも増えてきたので、自分自身の整理のためにもここに書き記しておこうと思い立ちました。
まず、WEBブラウジング機能を搭載したAIの中でアプリケーションとしてスマートフォン上で最も使いやすく質の高い解答が得られるサービスは何なのか、また起動のしやすさや操作性を含めてどれが1番使い易いのかユーザー目線で検証してみました。
個々人によって環境が異なると思うので、私のAI使用化の環境を簡単に伝えておきます。
使用環境
用途は仕事(ビジネス用途)が5割、残りが家事と育児分野と自分の勉強といった感じです。
法人営業と商品企画がメインの外回りなので、外で使うことが多くそれ故にスマホに拘っているところがあるかもしれません。スマホはiPhone(IOS)
夏になるまではリモートワークもまだ残っていたのでPCでAIを使っていました。(ご存知の通り、半年前と今とではAIの性能が雲泥の差に)
最近は、現場でお客さんやチームのメンバーと話しながら直接AIに検索させる機会が増えてきました。
AIに検索させるとGoogle検索と比べて、会話中、相手と顔を合わせながら話せる時間が長くなった気がします。(ダイレクトにググる場合適切なサイトや記事を探すのにスクロールが多少必要な為)
ここで一つ余談ですが、ひと昔前に比べてスマホでメモる人の割合が多くなったので、流石に気を悪くしたり咎める人は少なくなってきたかと思います。
それでも、年配のお客さんと話す時はさりげなく「ちょっとメモりますね」などと言う事もあります。
日常使いで生き残った猛者たち
さて、前置きが長くなりましたが本題に入りましょう。
現在、さまざまなAI搭載(中身はGPTが大半)の検索アプリが出てきましたが、日常使いレベルで残った3つのサービスを比較します。
エントリーNo.1: 【ChatGPT】
言わずと知れた生成AIの火付け役。
私はGPT plus(課金)ユーザーです。
WEBブラウジング機能は現在plusユーザーのみなので、無料ユーザーは2022年1月までの情報になります。
IOSとAndroidどちらでもいけるみたいです。
エントリーNo.2: 【Google bird】
bird単体のアプリが今現在ないのでそこは残念なところですがGoogleChromeアプリの固定タブに指定すれば2タッチでチャット画面にいけます。
固定タブの指定は簡単で、指定したいタブでアカウントアイコン左のマークから固定にすればOK。
指定後の画面は下に添付しておきます。
エントリーNo.3: 【perplexity】
パープレキシティと読むみたいですが、名前が分かり難い。
日本ではカタカナ変換も一発で出来ないので名前で損してる感じがします。中で動いているのGPT4です。
無料版で十分使えます。(私も無料版)
IOSとAndroidどっちもいけるみたいですね。
実際に使って検証
それではこの3つのアプリでどれが1番WEBブラウジングに適しているのか試します。
まず、この3つのアプリケーションに同じ質問を投げます。
いくつか質問しましたが、記事がガチャつくので、一番分かりやすく特色のでた質問のみを紹介します。
質問の内容は「寿司の握り方について教えてください」と言う曖昧な質問です。
それに対してこの3つのアプリがどのような反応したか確認してみましょう。
まずは同じみChatGPTのChatGPT4 に質問を投げます。
ChatGPTはテキストベースで詳しく教えてくれます。これはデフォルトのチャットにお願いしたい結果なのでこのような感じになっています。
次にGoogle birdです。
最近では著しい進化を遂げています。
birdは画像をもとに説明しています。これはわかりやすいですね。
ご覧の様にbirdは最近著しく進化を遂げています。
最後にPerplexityです。
Perplexityは日本では馴染みのない人が多いかもしれませんが、Google検索とChatGPTの良いとこ取りのようなサービスです。
早々からスマホアプリに対応したり日本語入力にも対応していました。
Perplexityは情報源、解答の要約、動画の順で返してきました。これは情報提供の順番に拘ったPerplexityなりの洗練された形のようです。
このようにそれぞれのウェブ検索機能がついたアプリケーションでも差が出ています。
従って用途に応じて使い分けるのが1番良いと思います。
ちなみに今回出てこなかったマイクロソフトのBingは、スマホのアプリにもなっているので好みの人もいるかも知れませんが、私はGPT plusユーザーになってからは、使用しなくなってしまいました。
結論(超個人の見解)
1位:Perplexity
2位:Google bird
3位:ChatGPT4
今のところ私の使用環境で最も汎用性が高く、とりあえずファーストチョイスに向いているのはPerplexityだと言う結論に至りました。
それは何故かと言うと、今回はWEBブラウジングに限った使用方法なので、UI(ユーザーの操作性)が秀逸な点は評価が高いです。
最初に情報源をはっきりと明記している点に信頼が置けます。
(これは人と対話しながら使用することが多いので、即座に返答する上で大切な点)
それと質問の解答に応じて、動画や静止画、テキストでの解答を使い分けている点も挙げられます。寿司の握り方のような身体感覚が必要とされる質問には、動画の解答を優先させたのだと思います。
(場合によっては対話相手に動画や画像をその場で見せられるのは素晴らしい)
更に共有がしやすい作りになっている点と、スクショにあるように追加の質問がしやすいように設計されています。
2位のGoogle birdの進化もまたすごいです。Google birdも以前と違って性能が格段に上がり、画像で手順を教えてくれるとは思いませんでした。
やはりGoogleのサービスと言うこともあるので、Google birdではウェブの情報を引っ張ってくるのには強いです。
解答の結果に対してスピーカーボタンを押せば、音声で喋ってくれるので「ながら」で検索するのに適しています。
今は先ほど紹介したChromeアプリから利用する点がマイナスですが、今後bird単体スマホアプリが出てきたら更に重宝しそうです。
ChatGPTに関してはわざわざWEBブラウジングのみの為だけに使う必要ないと感じます。
つまり、ブラウジングした後の作業や予め作成された作業行程の一部としてのブラウジングで本領を発揮するのであって、私の様に誰かとの対話中に瞬発力を持って使用するのには不向きだと思います。
基本的にデフォルト設定ではテキストベースで表示されるので、情報収集の観点では他の2つに比べて少し劣るような傾向があります。
もちろん、ChatGPT4公式アプリは材料を集めてそれを加工する能力がズバ抜けています。(この辺りはGPT’S含め別の機会に)
例えるとするなら
・どこにどの材料が売っているか情報を集める→bird
・実際の材料を集めて調理場までもってくる→Perplexity
・実際に材料を調理する→ChatGPT4
・料理を食べる→人とのコミュケーションなど
(例えとして適切か謎ですが。。。)
以下はイメージ図
何しろ進化のスピードが早すぎるので、今回の検証結果も直ぐに過去のものになってしまいそうです。
ただ、意外だったのはGoogle birdの大幅なアップデートによってPerplexityの使用頻度が下がると思いきや、さらにそれを上回る様なアップデートをPerplexityも続けているということです。
まとめ
今回は、スマートフォンアプリ化でAIを使用した検索サービスについて検証しました。
私の様にデスクワーク時以外で、尚且つ人と対話しながらAIを使用するやり方はまだまだ稀だと思うので、今後はその需要も高まって来るでしょう。
そして、記事を読んでいて感じた方もいるかと思いますが、まだまだGoogleの検索機能は侮れず、AIに投げるよりもGoogleの検索の方がピンポイントで欲しい状況にヒットする事はあります。
それでも最近はGoogle検索で最上部にbirdで情報を統合した解答が来る様になっていると思いますし、この辺は使い分けですね。
(AI解答を表示するか否かは任意で選択する様になっているかも)
なるべくAIのWEBブラウジングを活用していったほうが、既に完成された従来のGoogle検索に比べて、伸びしろが高いので私はそちらを選択するようにします。特にChatGPTは音声で会話しながら一緒に考えてくれますからね。
今回は少し長くなりました。
それではまたお会いしましょう。