海外オフショア積立投資(セミナーでの注意点)
海外オフショア積立投資は、日本でセミナーから契約を勧誘している方たちもいます。セミナーしている方たちが全員悪いという訳ではないですが、自分たちが契約して欲しい内容でセミナーをしている方もいます。ここではその方たちが信頼できるかどうかの線引きをお伝えしていきます。
・他の商品のことを伝えない
セミナーですので、時間的に1つの商品の事しか伝えない傾向にあると思います。しかし、実際に香港IFAと契約している方たちのはずですので複数の会社、複数の商品の提案が可能なはずです。セミナーに来る方は年齢も収入もライフスタイルも様々ですので、その方たちに合う商品も様々です。
1つの商品しか扱っていない場合は、香港IFAと直接契約していない2次代理店の可能性があります。扱える商品は、1つのIFAにつき3~4社はありますので本当に自分の目標に合っているか、自分のスタイルに合っているか含めて相談してみましょう。セミナーしている方たちが信頼出来なさそうであれば、直接香港IFAを紹介してもらうのも1つの手です。
余談ですが、月に5〜6万円ほど積立出来る方であれば、2つの商品(会社)に3万円ずつ分散投資するのもオススメです。1つのところに絞る理由はありません。
・最初の○年でガッツリ積立しましょうと言う
これは1発アウトの文言です。これを言われたらこの業者、紹介者は信用出来ないのが確定と言っても過言はありません。海外オフショア積立投資は同じ金額を長く積立を続けることで手数料が安くなる仕組みです。よければ海外オフショア積立投資の口座の仕組みを書いたこちらの記事をご参考にしてください。
最初の10年が肝心なので、最初の10年でできるだけ高い金額を積立しましょうなどと勧めてくる方は、完全にコミッション(報酬)狙いで、お客様の事を考えてません。契約年数全期間積立できる金額を設定しましょう。
・契約年数が決まっている
積立年数25年で契約している方が多いと思うのですが、あたかも25年の契約でしかないような説明をされています。最低5年〜であったり、25年よりも短い年数での契約が可能です。
契約期間が長いほどドルコスト平均法のメリットが活かせますが、海外オフショア積立投資は無理に長い期間でやらないのが鉄則です。
・シュミレーションに惑わされない
月5万円を25年間積み立てしたら、1億円になりますというシュミレーションをして契約を煽るようなシュミレーションを見せてきますが、手数料の計算がなされていなかったり実際に保険会社が出すシュミレーションと違う場合があります。
また日本在住ですと税金がかかりますので、その点も考えながら検討しましょう。現時点での見解ですが、税理士の友人に確認しましたら償還時の利益は一時所得の課税区分になるとの事でした。海外なので税金がかかりませんなどという方たちは知識がない方なので注意しましょう。
・積立以外のお金がかかる
こちらも注意です。海外オフショア積立投資は香港IFAが直接、日本語で無料でサポートしてくれます。相談も無料で可能です。一部で香港の保険会社と契約するための信託手数料などがかかる商品もありますが、基本は無料です。
仮に年間2万円の相談料、サポート料として払うのであれば無料でサポートしてくれるところはたくさんあります。別のところで契約しましょう。
・できればそのセミナー関係者以外の方に相談する
1人からのお話を聞くだけですと、平面的な考えにしかならず、あとから失敗してしまったということにしかなりえません。セミナーの会場には勉強も兼ねて複数回聞きに来ている方もいます。そういう方たちに惑わされずその契約年数、その積立金額で良いかをもう1度見直しましょう。
まとめ
今回はセミナーでの注意点についてお伝えしました。セミナーですと講師の方がすごい人に見えがちで、その人が言うならと判断が鈍ってしまいます。1度必ず持ち帰って慎重に検討しましょう。
最初の積立金額と期間を間違えてしまうと損する可能性が高くなります。必ず自分のライフスタイルにあった積立金額、期間を設定しましょう。