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海外オフショア積立投資(口座の仕組み編vol.2)
こちらで海外オフショア積立投資の口座の仕組みについてお伝えいたしました。こういう場合はどうでしょうか?とお問い合わせも頂いたので、今まででご相談をあった例でいくつかシュミレーションしていきます。
見出しでシュミレーション内容つけますので、気になる例だけでもどうぞ!これから契約を検討している方、契約している方で停止や減額しようかなど悩んでる方のご参考になれば幸いです。
・基本設定
前回と同じく日本人の方がよく加入されているプランを例にいくつかシュミレーションしていきます。以下が前回のシュミレーション の例です。
・積立期間25年
・初期口座期間2年
・積立金額月500USD(約5万円)
・初期口座手数料年6%、フリー口座手数料1%
のパターンが多い印象ですので、上記を基本としてご説明してきます。
・初期口座終了後、すぐ積立停止する例
こちらは1番ダメな例ではないでしょうか?初期口座終了後にすぐ停止してしまっているため、高い初期口座手数料が変わらずそのままです。年利10%のシュミレーションのため、あまり悪くない結果ですが、マイナス運用も想定されますのでその場合は資産が減ってしまいます。
・初期口座終了後、すぐ減額する例
こちらの例ですが、悪い紹介者(営業マン)が勧めるパターンの1つです。初期口座期間の積立金額だけ高いと得するのは紹介者のコミッションが高くなる事だけです。まだ25年間積立していますので、途中で引き出す余裕はありますが、初期口座の手数料割合の減りが遅いです。
毎月の積立金額を下げて契約すれば、初期口座の手数料割合が低くなりますので25年間積立ができる金額で契約する事をお勧めします。
・10年だけ積立する例
こちらは25年で積立する金額を10年間で積立してしまう例です。金額が月1,250USDと大きいのと運用利率が10%なので、比較的良い結果が出ております。しかし初期口座の手数料割合がなかなか下がっていかない事が分かります。
年利10%計算のため、総資産は25年間積立する例よりもはるかに増えております。しかし年利10%でずっと運用できるとは限りません。海外オフショア積立投資では、25年プランでなくとの10年で積立(払い込み)するプランやさらに短いプランもあります。
25年プランで運用するのではなく、積立年数に合うプランを提案してもらいましょう。そこで紹介者(営業マン)の腕が測れると思います。
・運用成績が年利5%の例
年利5%で運用する例ですが、こちらが現実的な数値になっていくのではないでしょうか?香港の金融庁から年間10%まではシュミレーション上、出して良いという規程があるため、営業ツールとしてよく見せる方もいます。
年利10%の時と比較すると初期口座の資産が増えていかないため、手数料もそこまで増えません。それに伴い資産も増えませんが、、、
まとめ
今回はいくつかの例でシュミレーションを行ってみました。途中で引き出す例などもあるのですが、手数料計算が複雑で香港IFA経由で保険会社から出してもらう方が良いでしょう。
積立は契約期間中はしっかり積立した方がお得という事が理解できたと思います。短い期間で積立したい方、○百万円の範囲内で積立したい方などそれぞれです。無理に25年の積立プランをするのではなく、自分に合うプランを提供してもらいましょう。