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Make a Story アイドルからシンガーソングライターへ
改めまして
Make a Story 〜アーティスト戦略会議〜
ありがとうございました!
こちらはアーティストの悩みや目標を
みんなで考えようという番組で
先週初めて出演させていただきました。
なかなかうまく話すことができず
聞きづらいところもたくさんあったかと
思いますので、少しここにも書き残したいと思います。
⚪「物語を歌う」シンガーソングライター
私は小さい頃からずっと
なぜと考えることが好きでした。
だけど、自分がなぜ今悲しいのか怒っているのか、
不安なのかわからなくて苦しくて
学校に行けなかったりもしました。
そんな私に、いつも本が答えをくれました。
今自分はこういう感情なのかと
ちゃんと言葉で理解することで、
すごく生きるのが楽になりました。
私は、歌でそれがやりたいです。
そんな本たちのようになりたくて
「物語を歌う」シンガーソングライターになりました。
⚪「悩みを考える」
このお話をいただいたときから
悩みを考えていました。
「悩みを考える」というのもおかしな話ですが
私は考えたり悩んだりすることが好きで
常にもやもやと悩んでいるし
常に答えが出たり新しい悩みがでたりで
「ずっとこれに悩んでいる!」ということがないんです。
だから何を話そう、具体的な悩みってなんだろうってずっと考えて書き出していました。
しかしなかなかうまくまとまらず、
モヤっとした状態で出演してしまいました。
MCのお2人や皆さんのコメントに助けていただき
なんとか無事番組として終えることができましたが反省がたくさんでした。
支えていただきありがとうございました。
⚪「アイドルからシンガーソングライターとして
どう変わっていけばいいのか」
1番の悩みはきっとこれだったと思います。
これについてのアイディアなんかを
みんなで考えられたらよかったんだと思います。
私はアイドル時代の自分のことも
とても大切で、大好きです。
アイドルの頃の音楽が
やりたい音楽じゃなかったということは決してなく、
あの頃の音楽も自分のやりたいことでした。
1つのグループのことが好きで
知らない人同士が集まり
騒ぎ、泣き、笑い、踊り、
日頃の色んな疲れを吹き飛ばす。
そういう場所が本当に大好きで
そういう場所を作れる音楽がすごく大好きでした。
それはアイドルに限らず他の音楽でも
もちろんあるとは思いますが
私はアイドルの現場が1番、
そういう感覚があるんじゃないかなと思っています。
自主運営でゼロから
ずっと突っ走ってきた中で
入院をして喉をやられて
今後の自分のことを考える時間ができたとき
もちろんこのままアイドルとして
大好きな仲間たちと
大好きな音楽を続けていく道も考えました。
だけど、私は、アイドルは
その瞬間のキラキラ感や儚さや
その物語が素敵で、憧れる存在。
その瞬間の大切さを
わかっているからこそ輝く存在だと思うんです。
年齢を重ねてもアイドルを続けておられる方は
もちろんたくさんいらっしゃいますし素敵です。
でも自分の思うアイドル像っていうのは
「瞬間の輝き」なんです。
その逆というのも違うかもしれないですが、
私のシンガーソングライター像は
「人生にずっと寄り添える」です。
悲しい時、嬉しい時、寂しい時、怒った時
そういう人生の中の感情を歌っていけること。
聴いてくれている人の
そんな人生の中に自分の音楽が
居れるかもしれないこと。
シンガーソングライターは
日々の何気ないことを歌って
ほんとに傍で見守ってくれるような
そんなイメージです。
喉もどうなるかわからなかったし、
今後もずっと音楽を続けていきたいと考えた時に、
私はアイドルではいられませんでした。
瞬間の輝きから、日々に寄り添う歌を歌う人へ
変わりたいなと思いました。
だから私はアイドルから
シンガーソングライターになりました。
⚪変わっていく姿を見せる
ライブに普段の私はいらない
曲の一部として見て欲しいと思って
歌をうたっていましたが、
番組の中で、
「全てをさらけ出して心を開いて表現する」
「もっと自分を出す」
それが人の心を打つ。
ということを聞き、
これからは、今のスタイルの中でも
自分をもっとさらけ出せるよう
歌ってみたいと思いました。
アイドルからシンガーソングライターへ。
断絶するんじゃなくて続きとして、
新しい私に変わっていけるように。
変わっていく姿でなりたい私を伝えていきます。
これからもどうぞよろしくお願いします。
(でも葉巻シンガーにはなれそうにないです、
ごめんなさい。笑)