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スペシャルティコーヒーって何?そもそもティーなのコーヒーなの?
スペシャ「ル」ティコーヒー。スペシャ「リ」ティコーヒー。
日本では「ル」で協会が定義していて、とりあえず紅茶じゃなくコーヒーです。
コーヒー全体のなかのたった5%というものすごく少ない希少な豆。
それがスペシャルティコーヒー。
■スペシャルティコーヒーの定義ってなに?
まず第一に、
コーヒーを飲む人が美味しいとおもって満足するコーヒーであることが条件ですね。
そして、風味ゆたかでさわやかな明るい酸味、
そのあとに続くコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。
この美味しさをつくるには、コーヒーの種子からカップにコーヒーが注がれるまでの全工程を徹底しないといけない。
これをFrom seed to cupと呼び、
スペシャルティコーヒーの基盤となる考え方となっているようですね。
だからフェアトレードとかが大事だよって言われるようです。
最近コーヒー業界で流行っているフィルムアバウトコーヒーっていう映画は、
その過程を描いた作品として生産地のリアルが伝わっていてすごく良い作品だそうですよ。
(わたしは見てないけど。笑)
■どうやってスペシャルティコーヒーと決めているの?
1. カップ・クォリティのきれいさ
かんたんにいうと、品質の基本ですね。
カップのきれいさとは、「Terroir(テロワール)」と呼ばれる
その土地の個性の味を感じるために、ほかの邪魔する要素がないっていうこと。
つまり透明度が高い。
ワインとかにもテロワールってありますよね。
2. 甘さ
均一に熟したコーヒーチェリーがもっている甘さ。
単純に糖度が高ければいいっていう話でもなくて、
例えば苦かったり渋かったりする要素が強いと甘みって感じにくくなりますよね。
たとえば煮物で砂糖あほみたいに入れてもそれを大幅に上回るほど醤油いれたら甘さ感じないよねっていう理論です。
3. 酸味の特徴
コーヒーがどんだけ明るい爽やかで繊細な酸味をもっているかってこと。
酸味が強ければよいってわけじゃなく、心地よいと感じる酸味かっていう話。
きもちわるい劣化した酸味や刺激的すぎる酸味はスペシャリティであってはいけないそうです。厳しい。
オレンジの酸味と腐った酸味ってぜんぜん違いますよね。そんな感じ。
4. 口に含んだ質感
ねばり気、密度、濃さ、おもさ、舌触りの滑らかさなどなど。
味じゃなく口に入れた時の感触ですね。
ザラツキをコクと間違えないようにしたり結構たいへん。
5. 風味の特性
飲んで味と香りを組み合わせて評価したとき、
上で書いたテロワールがちゃんと感じられるかどうかですね。
特徴的なものがなく普通のコーヒーの味しかしないのであれば、
それはスペシャリティとは呼べないんだなぁ。
From seed to cupがちゃんとできていないと表現されないそうで。
6. 後味の印象度
コーヒーを飲み込んだあとの「口に残るコーヒー感」が、甘さの感覚で消えて行くのか、もしくは嫌~な感じで消えていくのか、いつまでも残るのかで評価されます。
アフターフレーバーって言ったりするんですけど、甘さの感覚で消えていくのがいいそうですね。
砂糖みたいな甘さじゃなく煮た大根みたいな甘さのほうがわかりやすいかなぁ?
7. バランス
風味の調和が取れているのか?何か出すぎたものはないか?何か欠けているものはないか?
特徴がですぎて味のバランスが崩れてもダメで、 美味しいと感じるためにはバランスも必要ってことですね。
■まとめ
●雑味なし。ザ・クリーン。
●土地による風味が感じられる。
●心地よい酸味がある。
●後味が甘さでのこる。
●うまい。満足。
●これらの評価で80点以上とった豆がスペシャルティコーヒー。
こんな感じですかね。
わたしは初めて聞いた時は紅茶だとおもってたというのは余談。
参考になれば幸いです。
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