【無料】血統復習 モズアスコット編

根岸Sでフランケル産駒だから芝馬だと自信を持って消したモズアスコット。

終わってみれば出遅れもなんのそのダントツ人気コパノキッキングの完璧なレースを差し切って完勝。

なぜダートでこれまでのパフォーマンスが出来たのか?
なぜ自分はこの馬をこないと判断してしまったのか、無印にしてしまったのか。

もう一度血統表を見つめ直しました。

予想時にフランケルだからと思ってしまったのはソウルスターリングやタニノフランケル、ミスエルテなど芝での重賞勝ち馬の印象が強かったというのがまずひとつです。
そして、この馬も芝のマイル安田記念の勝ち馬だった。
実際に産駒の勝利数34のうち30勝が芝です。

ここまでの情報とイメージで私は今回根岸S、自信を持って消しました。

でもいたんですよね、ダートで走ってる馬。しかも4勝してる。そこを見落としてました。

勝ちがあるってことは可能性がある。

調べずに芝馬だと判断してしまった。
ここが失敗。

そして4勝のうち2勝をダートで勝っている産駒がいました。

フラテッリ
父フランケル×母父ジャイアンツコーズウェイ(ストームバード系)
デビューからダート戦。中距離にこだわって走らせていました。まだ条件馬なので印象に全くありませんでした。

そしてこの産駒、モズアスコットと一緒で母系がストームバード系でした。

ここにレース前にたどり着けていれば自信を持って「消し!」という判断にはならなかったのかもしれません。

血統を重要ファクターとしている自分としては安易でした。

フランケルは母系の血統を強調し、パワーをプラスしてくれる種牡馬なのかもしれません。(個人的見解です)
モズアスコットは母方のダート短距離に強いストームバード系が生きたのかもしれません。

仮にモズアスコットは父方よりも母方の血統色が強いと仮定すると距離短縮で好走確率が上がる米国型の特徴を兼ね備えているので納得いくところもあります。

次走はフェブラリーSだと思うので距離延長でペースが緩むであろうメンバー構成で、条件的にはプラス要素がなくなると個人的には思うのでどうなるか楽しみではあります。

ここにすでにたどりついてそんなのわかりきっていたよと思われている方はもちろんたくさんいると思います。そんな方に少しでも近づきたいと思っています。
しっかりとなぜなのかを調べると新たな発見がみつかるものですね。
失敗を生かしてもっともっと競馬力を磨いていきたい。

種牡馬フランケル今後注目していきたいと思います。




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