【バルセロナ生活最後の日】
7/31にバルセロナを出て、いまはドイツのデュッセルドルフにいます。
本当は日本に一度戻ってからドイツに行くつもりが、下見に来た3週間前にいろんな方とお話をしたところ、日本に帰るといつビザなしでヨーロッパに戻れるか分からないとのことで、日本行きは一旦延期してバルセロナから直接デュッセルドルフにやってきました。
最後のバルセロナの日々は自分が思っていたよりも愛おしく後ろ髪引かれるような時間になりました。
一緒に住んでいたブラジル人の友達が、ブラジル旅行のストロガノフを作ってくれたり(ロシアのビーフストロガノフとは違い、トマトクリーム煮に近い感じでチキンで作った料理でした)
行きたかったけど行けなかったカタルーニャの美術を集めたナショナルミュージアムへ行ったり、Caixa銀行が作ったサイエンスミュージアムへ行ったり。サイエンスミュージアムは水族館もあり、植物園もありとても良かったです。プラネタリウムはコロナでしまっていたので残念でしたがまたリベンジしたいと思います。
最後の夜は、友人とタパスを食べに行きました。
最後の1ヶ月で素敵な出逢いがありました。バルセロナを去るのが、泣いてしまうほど寂しくなったのはその人との出逢いが大きかったと思います。
最後の夜に夜中遅くまで語り合い、自分の心を自分で満たすことについて話しながら、私はどこかでまだ誰かに外から認めてもらったり評価してもらうことで自信を持ったり安心したり満たされたりしていて、自分で自分を満たすことはできてないんだなぁと実感しました。
自分で下した選択に、その幸運やご縁に感謝をして自由に楽しく生きているつもりでも、一人で完結するだけだと物足りず、誰か側で見守って励ましてくれて認めてくれる人を探してたんだなぁと。
でも結局は自分の心を満たせるのは自分だけだと言われて、自分を幸せにできるのは他の誰でもなく自分だから、その誰かを探すよりも、そこは求めずに自分が自分のパートナーになってあげようと、何度も言われてるんだろうけど、まだしっくりは来ていなかったんだなぁとバルセロナ最後の夜に気づかされました。
ドイツでこれから生活をしていく上で、新しい環境、新しい言葉、新しい人たちに囲まれて自分を満たす方法をゆっくりと探していきます。
ドイツの輝く夏の雨と共に。