現地ツアーに参加必須!バヌアツからヤスール火山までの行き方を紹介します
*2018年1月時点での情報です。
世界一周中のユウシです。
バヌアツ共和国のタンナ島には、「世界一火口に近づける山」と呼ばれるヤスール火山があります。
今回は迫力満点のヤスール火山について下の4つを紹介します。
・ヤスール火山の行き方
・ツアーの申し込み方法
・タンナ島のホテル
・タンナ島内の移動手段
バヌアツ、ヤスール火山に興味がある方は参考に読んでください。
*ここからは1バツ=1円で記載します。
ヤスール火山への行き方
初めにバヌアツに到着してから、タンナ島にあるヤスール火山への行き方を大まかに説明します。
バヌアツ共和國 エファテ島(国際線がある島)
↓ 飛行機で移動
タンナ島
↓ 車で移動
ホテル
↓ 休憩&準備
ホテルのオーナーにヤスール火山へ行きたいと伝える
↓ 車、徒歩で移動
ヤスール火山の受付
↓ ツアー参加
火山を見て解散
詳細は後ほど紹介しますが、その前に注意してほしいことをお伝えします。
注意①:ツアー参加は必須
注意②:タンナ島の滞在日数は1泊2日で十分
注意①:ツアー参加は必須
ヤスール火山の「世界一近づける火口」に行くには、現地ツアーに必ず参加する必要があります。
*ツアーの予約などは必要ありません。
現地ツアーと言っても、「ヤスール山の麓から山頂へとピックアップしてくれる」とういうものです。
決められた時間までにヤスール火山の麓にある受付まで行き、現地ツアーに申し込みをすれば大丈夫です。
注意②:滞在日数は1泊2日で十分
午前中にタンナ島に到着することができれば、当日の夕方にはヤスール火山のツアーに参加することができ、次の日には他の島へ行くことができます。
タンナ島はヤスール火山以外の観光地に、バニヤンツリーや温泉などがあるのですが、正直微妙です。
他の島の観光したいのであれば、タンナ島の滞在期間は1泊2日がちょうどいいと思います。
エファテ島からタンナ島の移動
タンナ島へ行くにはエファテ島(ポートヴィラ)から国内線に乗り換え、
飛行機でタンナ島へ移動します。
便は1日1〜2便、値段は1万円前後、移動時間は約1時間です。
バヌアツ航空の荷物の重量制限が厳しく、ポートヴィラからタンナ島へ行く際は下のように決められています。
・預け荷物 10kg
・手荷物 5kg
*タンナ島からポートビラに行くときは超過料金はありません。
超過料金は安いですが、170バツ/kg(約170円)掛かるので注意してください。
空港からホテルまでの移動
タンナ島の空港に到着したらタクシーでホテルまで移動します。
島内の移動は基本的にタクシーのみです。
タクシーはホテルの人に頼んでおくか、空港の人に呼んでもらうことができます。
タクシーの注意点として、ホテルまでのタクシー代が非常に高いことです。
僕が泊まったホテルは空港から1時間30分のところにあり、タクシー代は片道5000バツ(5,000円)でした。
僕は値引きすることができたので片道3,000バツ(3,000円)で乗せてくれました。
タンナ島のホテル
タンナ島のホテルの値段は空港近くにあるホテルほど高く、
ヤスール火山に近づくほど安くなる傾向があります。
そして空港から近いホテルは、ヤスール火山まで行くのに車で1時間30分ほどかかります。
逆にヤスール火山に近いホテルに止まると、ヤスール火山までは歩いて30分で行くことができます。
*お金を払えば車でも行けます。
ヤスール火山へ行くには現地ツアーに参加する必要があり、決められた時間までにヤスール火山の麓で受付をしなければいけません。
そのためホテルを決める際は、下の2つを意識して決めることをオススメします。
・ホテルの値段
・ヤスール火山までの移動時間
時間に余裕があるか不安な人もいると思いますが、午前中にタンナ島に到着できれば日の入りのツアーには参加できるので安心してください。
僕はヤスール火山近くのホテルに泊まりました。
ヤスール火山ツアー
ツアーの詳細
ヤスール火山の火口に行くには、必ずツアーに参加しないといけないです。
ツアーは1日3回あります。
・日の出
・日中
・日の入り
*日の入りのツアーは4時30分までに受付をする必要があります。
ツアー料金は下の通りです。
初回:9,750バツ (9,750円)
2回目:6,500バツ (6,500円)
3回目以降: 無料
ツアーの申し込み方法は、決められた時間までにヤスール火山の麓にある受付まで行き、お金を払えば終わりです。
*ツアーの予約はありません。
ツアーに参加するまでの流れ
ホテルのオーナーにヤスール火山へ行きたいと告げる
↓
オーナーが時間に合わしてヤスール火山までピックアップしてくれる
↓
ヤスール火山の麓で受付を済ませる
↓
ツアー参加
オススメは日の入りのツアー
僕がオススメするツアーは日の入りです。
オススメする理由は下の2つです。
・「明るいとき」と「暗いとき」の2つのヤスール火山が見れる
・暗いときのほうが、迫力ある噴火が見れる
日の入りのツアーに参加すれば、「明るいうち」と「暗くなったとき」の両方のヤスール火山が見えるので、わざわざ日中のツアーに参加する必要はなくなります。
そして火山の噴火が赤く染まるのは日が暮れてからなので、迫力ある噴火が見えるのは日の入りツアーだけ。
日の入りツアーの帰りは道が見えないほど真っ暗なので、車でホテルまで送迎してくれます。
値段は1,000バツ(1,000円)です。
ヤスール火山ツアーの流れ
受付で支払い
↓
儀式とダンス見学:30分
↓
ヤスール山の山頂へ車で移動:20分
↓
山頂で噴火を見学:2時間
↓
帰宅
受付で支払いを済ませたらツアーが始まるまで待機します。
ツアーが始まったら火山へ登る儀式とお祈りのダンスを見学します。
ダンスを終えるといよいよヤスール山の山頂へ移動
車に乗る際に雨具(カッパ)をレンタルしてくれます。
山頂では風が強く体が冷えるので、借りることをオススメします。
山頂へ着いたら駐車場から火口まで10分ほど登ります。
道もしっかりしていて手すりも付いているので、安心して登ることができます。
山頂に着いたら日の入りまで1時間ほど待機します。
噴火は常にしているのですが、明るいうちは全く見えません。
ガイドの人が見学の注意事項を説明するので、しっかり聞いてください。
火口に近付こうと思えば近づけるのですが、見てる限りでは溶岩が普通に飛んできてました。
もし当たれば確実に死にます。
他の旅行者やガイドの人に迷惑にならないように、言われた場所以上に火口に近づかないでください。
日が暮れたら迫力ある火山の噴火をひたすら目に焼き付けましょう。
噴火の轟音、マグマの迫力、自然の脅威を体験できます。
日が沈んでから1時間ほどの滞在でツアーは終了です。
車でヤスール火山の麓まで降り、入り口で待機している車にホテル名を言えば連れて行ってくれます。
値段は1,000バツ(1,000円)
ヤスール火山へ持って行った方が持ち物はないですが、山頂の寒さが気になる人は、パーカーなどを羽織れるものを持って行った方がいいでしょう。
「ツアーに参加せずヤスール火山の山頂まで自力で歩いていく」みたいなブログを読んだことがあるのですが、麓から山頂まで車を使って20分はかかります。
道のりは上り坂でなので、普通に歩いて2時間はかかると思います。
僕は自力で登ることはお勧めしません。
ヤスール火山以外の観光場所
タンナ島ヤスール山以外の観光地を紹介していきます。
ホテルで紹介されているツアー
・バンヤンツリー
・温泉
これもヤスール火山と同様、ホテルの人に伝えれば連れて行ってくれます。
バンヤンツリー
1本のバンヤンツリー:1,500バツ (1,500円)
密集しているバニヤンツリー:3,000バツ (3,000円)
観光地のバンヤンツリーは2か所あります。
ホテルの人は1本のバンヤンツリーがオススメだと言っていたので、僕は1本の方に行きました。
しかし正直な感想を言うと、「人に勧めるほどのものでもない。」
50分ほど歩いてバンヤンツリーに辿り着き、見学したのは5分程。
「マイナーなところも行きたい!」や「時間が余っている!」という方は、
行ってもいいと思います。
ホテルでの食事や売店
ヤスール火山近くのホテルの周りには何もありません。
地元の人が使っている売店なら森の中にあるのですが、道案内なしでは行くのは難しいと思います。
軽食や水が買いたい人は、ホテルに向かう前に売店に寄ったほうがいいです。
運転手に「売店によってほしい」と伝えれば、ホテルに行く途中に寄ってくれます。
売店にある商品の値段はポートビラのスーパーと同じでした。
↑これで600バツ (600円)
僕の泊まっていたホテルでは、昼食と夜ご飯を作ってくれました。
昼飯:400バツ (400円)
夜飯:800バツ (800円)
普通に美味しかったです。
まとめ
長くなったのでまとめます。
ヤスール火山までの行き方
バヌアツ共和國 エファテ島(国際線がある島)
↓ 飛行機で移動
タンナ島
↓ 車で移動
ホテル
↓ 休憩&準備
ホテルのオーナーにヤスール火山へ行きたいと伝える
↓ 車、徒歩で移動
ヤスール火山の受付
↓ ツアー参加
火山を見て解散
バヌアツ航空
・飛行機は1日1〜2便
・値段は1万円前後
・移動時間は約1時間
バヌアツ空港の荷物の重要制限は
・預け荷物 10kg
・手荷物 5kg
超過料金は170バツ/kgと安い
タンナ島のホテル
ホテルの値段は空港に近いほど高く、ヤスール火山に近くなるほど安くなる。
空港からヤスール火山まで車で1時間30分ほど。
ホテルを決める際は下の2つを意識するといい。
・宿泊の値段
・ヤスール火山までの距離
空港からのホテルまでの移動はタクシーしかない。
タクシーは値段が高いので費用を抑えたい人は交渉するべし。
ヤスール火山ツアーの詳細
・日の出
・日中
・日の入り
現地ツアーは1日3回、値段は下の通り
初回:9,750バツ (9,750円)
2回目:6,500バツ (6,500円)
3回目以降: 無料
ツアーの申し込み方法はヤスール火山の麓の受付まで行き、お金を払えば完了。
予約はいらない。
ホテルのオーナーにヤスール火山に行きたいと言えば、時間を調整して現地までピックアップしてくれる。
オススメのツアーは日の入り。
日の入りのツアー帰りは道が見えないぐらい真っ暗なので、タクシーでホテルまで送迎してくれる。
料金は1,000バツ。(1,000円)
ヤスール火山以外の観光地
・バンヤンツリー
・温泉
正直どちらも人に勧めるほどではない。
時間に余裕がある人は行ってもいいと思う。
ホテルの食事や売店
ヤスール火山近くに売店はあるが、一人で行くのは困難。
ホテルに行く前に売店に寄っておくことをオススメする。
昼飯、夜飯はホテルに頼めば準備してくれる。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ヤスール山はとても迫力があり、自然の脅威を感じることができます。
噴火の轟音、力強く降り注ぐ溶岩、自然の力強さを肌で感じれる場所です。
自然の力を感じたい人は是非、タンナ島のヤスール火山へ行ってみてください!