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使用してきたキーボードをざっくり紹介(Corne v3、Keyball39もあり)

導入

幼少期はキーボードの使用感というものにそもそも目を向けなかったのに、開発エンジニアとしての仕事や趣味開発など、一日の多くをデスクで過ごすようになってからキーボードの使用感について意識を向けるようになり、お高めのメーカーキーボードから自作キーボードなど、色々試す機会がふえていきました。

今回は僕の使用するキーボードを簡単に紹介していきます。
古すぎるものはざっくり割愛してます。添付画像は拾い物です。

使用してきたキーボード紹介

thinkpad carbon旧世代の備え付けキーボード

ストロークがかなり好みで軽く打ち込みやすいキーボードです。
ただ打鍵時の跳ね返りは若干感じやすく、開発などでの長時間の使用は厳しかった覚えがあります。
thinkpad carbonのキーボードは世代ごとにかなり変わる印象ですが、色味などはEscに色がついた旧世代の方が好みで、赤ぽっちも形状がぼちぼち変わってました。

mac備え付けのバタフライキーボード

打鍵音はぺちぺちしてて、見た目に反して押しやすいのが特徴です。ぺちぺち音は割とうるさく、よくオフィスの開発現場ではぺちぺち聞こえてきます。長時間打鍵を続けると、手先にしびれを感じてきますが、出先で少し使う程度ならあまり気にならない程度で使えます。

キーボード下部のトラックパッドはかなり使いやすく、トラックパッドのショートカットも使いやすいですが、ショートカットで手首から左右に振る動作があることや、マウス操作などを何度も続けることで手首に疲れを感じてきます。

HHKB Professional HYBRID Type-S

静音性を備えた静電容量無接点方式のキーボード。会社の同僚の打鍵感の評判が良かったのと、会議などでデスクから離れる際に、bluetoothだとさっと席を外せるのが良かったため購入。

打鍵感は、このキーボード以降に使うことになるキーボード達と比較してもピカイチでした。

ただ、社内ではそこそこの人数がbluetooth製品を使ってることもあるのか、電波干渉は受けやすかったです。自宅での使用感とは若干の差を感じるくらいには。こういった現場ではやっぱり有線とうまく切り替える必要があると思います。

thinkPadトラックポイント キーボード

デスクワークや開発作業では高頻度でキーボードとマウス操作の行き来をするので、キーボードから手を放さずにマウス操作できるのがいいなというのと、thinkpad carbon旧世代の備え付けキーボードを過去使ってたこともあり、赤ぽっちがついたこの製品が気になって購入

結果はいまいちでした。
thinkpad carbon備え付けのキーボードとは打鍵感がかなり違い、打鍵時の引っ掛かりを感じやすく微妙だったのと、赤ぽっちの操作感が思ったより硬い点がしっくりこなかったです。

ErgoDox EZ

レイヤーを使ったキー操作やキーマップの変更がしたいという点や、若干感じていた腰痛改善を目的に左右分割型キーボードに興味をもち購入。
分割キーボードの選択肢として自作キーボードも複数候補があったんですが、初の左右分割型なので一旦さくっと購入して使えるしと思ってErgoDox EZを選択。このキーボードはメカニカルです。

最初は「分割キーボード全然なれないな…」という感じでした。
分割キーボードは非分割型のキーボードと比較すると、打鍵時に使う神経がガラッと変わる印象で、この違和感の克服には数か月の時間が必要でした。

紆余曲折ありましたが、ある程度慣れてくると購入当初の目的でもあった腰痛改善にはかなり効果を実感できたので勢いに乗り始めて、今後の購入キーボードはもう左右分割型キーボード一択だなと、虜になっていました。

ただいくつか難点があり、ErgoDox EZ本体がかなりごつく、サイズが大きいのでデスクをかなり占有すること、キー数が多く配置に癖があるという点がありました。
最終的にはキーマップをいじり、40%キーボードの配置で書き込んで、機能皆無のお飾りのキートップが複数存在するようになりました。

Corne v3

このキーボードは左右分割型の40%のメカニカルキーボードでremap対応で見た通りコンパクトなので、ErgoDox EZをある程度使い込んで感じていた課題が、まるっとクリアできると思い購入。

結果は大成功でした。
もともとErgoDox EZの最終キーマップが40%キーボードの配置だったので、特に困難なく使い始めることができました。
あとキーボード組み立ても楽しめました。デスクを広々使えるようにもなるのでデスクもスッキリします。
一見少なく見えるキー数は、remapのレイヤー機能を使えば賄えますし、いずれのキーもホームポジションに寄せることができるのが40%キーボードの魅力かなと思います。

特に不満点はなかったですし一番手になじんでるのがこのキーボードです。とはいえ、ふわっと簡単なマウス操作ならキーボードから手を放さずに操作できるといいなと、マウス一体型のキーボードに興味を持ち始めました。

Keyball39

このキーボードの特徴は、左右分割型の40%のメカニカルキーボードでremap対応であり、トラックボールがキーボードに一体型で備わってるという点です。
また、独自のファームウェアが配布されてて、自動マウスレイヤーの切り替えというのに対応してます。
ざっくり言うと、トラックボール操作時のマウスクリックを簡単にできるようにする機能です。

この作者の類似のキーボードはいくつかあり、ctrlなどの記号列が配置されてるKeyball44というものもありますが、Keyball39にはその列はないので、レイヤー切り替えか、タップダンスという機能でふりわけるかのどっちかになると思います。

記事執筆時点ではまだ購入後1か月程度で、まだ慣れてないです。というのは、ctrlなどの記号列がメインレイヤーとは別レイヤーに移したことによる操作感に特に慣れてないという感じです。

ただ慣れていくと、ホームポジションに設置したctrlやshiftなどの記号配置の操作感が、手になじむ事でポテンシャル発揮してくると思います。

従来のよくあるキー配置は、ctrlやshiftなどのポジションが小指側にあるので小指を酷使しがちです。
一見無いと困る、これらの記号列を物理的に取っ払ってしまうことで、小指に染み付いた記号の呪いのフィーリングから解き放たれて、ポジションの見直しができます。
人差し指や中指の特にホームポジションといった打ちやすいポジションに移すことができてるので、今後使い慣れていくと結果的にはフィーリングが向上していくかなと。
あと親指にもshiftを配置することで大文字の連続入力のフィーリングが良くなるようにしています。

また、良かった点として自動マウスレイヤーの切り替えが使いやすいという事です。
トラックボール操作時には特定のレイヤーに切り替わるので、基本的なクリック割り当てとは別に、ブラウザタブの左右移動や新規タブを開いたり閉じたりするショートカットに割り当てると、マウスのサイドボタンを活用するような感覚で使えます。

下記は現時点での記号列兼マウスレイヤーです。左手にトラックボールがあるのでマウス操作キーは右手に寄せています。

終わり


昔は使うキーボードへのこだわりは全然なかったのですが、それぞれのキーボードの特徴を意識してからは、どんなポテンシャルがあるのかなと考えてみたり、今後使うキーボードに何を求めるのかを考える機会が増えたなと改めて感じています。
今の自分にとってはキートップ数は40%で必要十分で、キー配置のリマップ機能はフィーリング向上の試行錯誤のために必須に感じてます。

今回の記事では、僕が普段使うキーボードのざっくりした紹介をしてみました。

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