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AZSA-LAMについて

こんにちは、AZSA-LAMです!
気ままに漫画・絵本作家、気ままに農家や宿のお手伝い、気ままに日本・海外旅、気ままに古民家でワークショップなどなど・・・楽しいことが大好きな自由な作家です。

「AZSA-LAMってどう読むの?」と思われた方!
記事の最後に理由をお話していますので、最後までご覧になっていただければうれしいです。


さて、ここからは個人的なお話をいたします。

コロナ禍を機に昔から好きだった絵を描こうと思い立ち、独学で漫画を描きはじめました。

もともと日本で英語を教えていて、その後日本語教師として中東で働いていたときは忙しすぎて絵を描こうとも思えませんでした。
精神的に不安定になり、健康も害して、コロナで帰国。
あまりにも多くのものを失った気がしていました。

最初に描いた絵はそれはもうひどい出来でした。
人間の輪郭も背景もコマワリもまるでわかっておらず、あとからみると丸さえ丸にかけていない。線もふにゃふにゃで、芯のない絵を描いていました。まるでそのころの私のよう。キャラクターも可哀そうな形をしていました。
それでも”石が主人公になる”という中東感バリバリの漫画をがむしゃらに描いて1か月、ページ数は50を超えました。
描いている間は一生懸命で、周りのことなど一切気になりませんでした。コロナ禍の中仕事もせずに絵を描いている自分はなにをやっているんだろう。
親や兄弟、親戚からの「働いていないのか」という視線に何度も押しつぶされそうになりながら、それでも毎日少しずつ絵の練習を積み重ねました。

「私には描きたいものがある」
不思議といつでも描きたいものは心にありました。

ときどき上達しない自分に疲れ果て、うつうつとし、旅に出て、人々と触れ合う日々。
久々に感じる日本の人たちの温かみ。
だけど、どこかくずれてきているやさしさ、価値観、無理をした配慮。
それがどこからきているのか、自分という存在は何をしたらいいのか。
いつしかそういうことに真剣に向き合うようになりました。

内観、内観、内観の連続。
家族との向き合い方。
仕事に対する姿勢。
お金に対する価値観。
人間関係。
あらゆるものと向き合い、自分というものを探ってきました。

旅の中で、すばらしい出会いもたくさんありました。
人を救おうと努力している人
自分を楽しませようと全力をつくしている人
与えることが喜びの人
人と人との縁をつなげようとしている人
やりたいことをやったらいいと背中を押してくれる人

そんな中一番印象に残ったのは、ひとつの絵の依頼でした。

「亡くなった母が、わが子を抱いているところを想像で描いてほしい」

できるかどうか不安の中描き上げたとき、私の中にあった「絵を描く理由」がわかったような気がしました。
私は漫画や絵本やイラストを通して、人の心を癒したいのだと思いました。
私の描いたおばあちゃんとお孫さんのイラストを見て、涙してくれた人もいました。

それだけでなく、私の描いた絵本や漫画を読んだ人が「すごく考えさせられる内容だった」と感想を言ってくれたり、「実体験から描いたというのが伝わってきた」と言ってくれて、ああ、私は真実に根差したまっすぐな作品を通して人々に伝えていきたいのだとも思いました。

漫画・絵本・イラストを通して、なんらかの光ある道を示していくこと、自分自身に対する気付きや、この世界のありとあらゆる生命に対する気付き、そうしたことが人生を通してできるのなら、こんなにうれしいことはありません。
人々が私の作品を手にとり、どう感じるかは様々です。
それでもその作品の中からあらゆる可能性、あらゆる真実、あらゆる気づきが循環していってほしい。人から人へ伝わって、世界が平和な方向へ向かえるように、その一助となってほしい。
そう思いながら作品をつくっていきたいです。

私は今ひとり、絵を描いています。
もちろんスピードはなかなかはやくなりません。
でも、いつか仲間ができて、何人かで一緒に作品をつくって、なんならシルクロードをラクダに乗りながら漫画を描いちゃったりして、そうやって毎日を楽しみながら、世界の真実を目の当たりにしながら、作品を紡いでいきたいのです。
旅先で出会う人の助けにももちろんなりたい。
私ができることで、誰かの役に立ちたい。
心底そう願います。


以下の記事では現在活動している内容についてお話いたしますので
少しでも興味を持っていただければ幸いです。

【現在の活動】

1.漫画

1.『No time for you guys!』連載中(カメ更新)

『No time for you guys!』1ページ目


内容:砂漠の国の大学で働く派遣教師のフロー(カエルちゃん)が教育を通じてその国の問題に巻き込まれていく話。

※中東での実体験からストーリーを描いています。


2.『99.1』ネームのみ連載中


『99.1』ネーム表紙


内容:科学技術が発達し、iPS細胞やクローンが普通に使われている世界で、資産家の子息イゼが呼吸器の手術を受ける。その手術でイゼは手術に使われていたある植物の細胞と融合し…

DAYSNEOにて連載中
詳しくは以下をご覧ください。↓↓
99.1|作品詳細|DAYS NEO -デイズネオ-



3.そのほか短編漫画

『小さな生きものたち~カメちゃんへん~』(現在Vol.1のみ)


『小さな生きものたち~カメちゃんへん~』表紙


  ★オンライン販売中(BOOTHにて)
内容:カメを飼っている家族とカメちゃんの話。
   4コマ、中身はモノクロ。
   続きは気ままに更新しようかと思ってます。

2.絵本・絵小説


『Nine Stars』


『Nine Stars』表紙
『Nine Stars』ミーコ登場

内容:コロナ禍で実家にもどってきた主人公は、仕事で疲弊し身心を病んでいた。そんな中で出会った9匹の猫たちと家族の物語を描く。

★この作品はフィクションですが、実在の猫たちをもとに描いています。
★英語の翻訳は友人のAliciaにお願いしています。お互いの予定などをすり合わせつつ作品を作っているので、カメ更新です。

インスタで最新話UP中
@azsalam


3.イラスト・アクリル画

バンザイ猫ちゃんシリーズを制作中
夢はいつか個展をひらくこと!!!
アクリル画とペン画イラストを制作しています。
ポストカードとシールもたま~に販売中

バンザイ猫ちゃんシリーズサンプル

インスタにUP中
@azsalam_shop

SUZURIにてグッズも販売しています
バンザイ猫ちゃん ( Yusfi )のオリジナルグッズ・アイテム通販 ∞ SUZURI(スズリ)


4.依頼作成


依頼内容は多岐にわたり、相談があれば様々な形で依頼を承っております。

【受付中のご依頼】
★グリーフケアに関する絵のご依頼

かなえたい夢を絵にしています。
例えば、故人の方にしてあげたかったこと、してもらいたかったこと、自分のことで叶えたいことなどをイラストにしています。

ご依頼者様と相談しつつ、どのような絵を描いてほしいのかを話し合いながら丁寧にすすめていきたいと思います。
絵の例を載せたかったのですが、個人情報保護の観点から控えさせていただきます。(そのかわりに父の日母の日で制作したものがありますので、ご参考までにのせておきます。)

<ご依頼のプロセス>
・メールでのご依頼
・ご相談
・ご相談を受けてのラフ画制作
・依頼受理
・制作
・納品

※金額等はお気軽にメールでご相談ください。


父の日母の日例


依頼については以下のメールアドレスにご一報ください。

azsa88lam@gmail.com

たまに旅先でWifi難民になっている可能性があり返答がおくれる可能性があります。ご不便おかけいたします。


そのほかの依頼として、似顔絵依頼、結婚式のウェディングボード依頼、キャラクター制作依頼、ショート漫画依頼などを承っています。
お気軽にご相談ください。


5.AZSA‐LAMの意味について

ここまで書いてきましたが、
最後にAZSA-LAMという名前についてお話させてください。

AZSA-LAMは、日本語で発音するなら「アズサ=ラム」という感じになるでしょうか。

実はこの名前は、アラビア語のアッサラーム(اَلسَّلَامُ‎)からつけました。
アッサラームは、アッサラームアレイコム「こんにちは」という意味の最初の部分です。現地ではよく省略してこの部分だけ挨拶に使われたりします。

この言葉の意味は「こんにちは」と翻訳されますが、直訳すると「あなたがたの上に平和(平穏)がありますように」という言葉になります。
アッサラームの部分だけを切り取るなら、「平和・平穏」という意味です。

平和を願い、それが挨拶となり、人々の間の垣根をあたためる。
そんな意味のあるこの言葉をペンネームとして使いたいと思いました。
アッサラームだと直接的なので、それを日本語っぽくもじって、アズサラム。

平和。
平穏。
安心。
イスラエルとパレスチナでの戦争が再び始まってしまった今、簡単にはこの言葉は言えなくなってしまいました。
それでも、いつかまた平和がもどるよう、私はこの名前で活動していこうと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
作品も徐々にUPしていきますので、お暇なときにでも読んでいただければ幸いです。

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