マイナス10歳の世界
こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしているゆうとすです。
興味深い記事の話。
DIAMONDonlineで精神科医の和田秀樹さんの『70歳が老化の分かれ道 若さを持続する人、一気に衰える人の違い』(詩想社新書)から抜粋されたものです。
70代が「老い」の分かれ道、よぼよぼの80代にならないための過ごし方
https://diamond.jp/articles/amp/293523
人生100年時代と言われるものの、介護を必要としない健康寿命は75歳にも満たない現状があって、70歳の生き方がその後の人生を大きく左右します。
今の70歳は戦後の栄養状態改善でマイナス10歳のアドバンテージがあり、70歳の時点では多くが元気です。
そこが分岐点。
健康にいさせる食事と長生きさせる食事には違いがあるといった内容
ボクも医療に携わる身として、うすうすは感じていた事実ではあります。
例えばBMI(22が理想で、体重kgを身長mの2乗で割ったもの)という指数があります。
60歳くらいまではBMI数値を抑えるように指導しますが、高齢になれば痩せ型が増えるので上げるように指導することが多い。
そこで、高齢でBMI数値の方が低く栄養状態が悪い方には「もっとカロリーやタンパク質をとってください!」と指導することがあります。
その際、医療サイドでは指導しないけど、
手っ取り早いのは、ジャンクフードだったりします。カロリーが豊富だからです。
医療サイドでは減塩や健康食品の中から提案することがありますが、正直あんまり美味しくなさそう。。
記事の中にも、
血圧や血糖値にしても、高めのほうが頭がはっきりするので、薬でそれを下げると頭がぼんやりしがちです。また、高血圧や高血糖に対して塩分制限や食事制限が課されることが多いわけですが、生きる楽しみを奪われたり、味気ないものを食べることになるので、元気のないお年寄りになりがちです。
とあります。
医療側では、服薬治療をはじめ、減塩や糖質制限を行ってしまうが故での弊害がありそうです。モノゴトは両面でみたいですね。
医療界隈ではタブーに踏み込んだ感じで気持ちがいい。
好きなものを食べて、元気なお年寄りのほうがパワーがありそうです。
コレステロールをあげそうな食べ物は敵だとみなされがちだけど、コレステロールは鬱に有効で男性のホルモン生成に必要だったりします。
そういえば、瀬戸内寂聴さんは90歳でもステーキを食べていたという。
お酒も飲んでいた。
憧れるな。
いっしょに元気に過ごしましょう。
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傘持ってきたのに雨が止んでいる。
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