見出し画像

お金をつくるのは誰?

こんにちは!

子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています!

さて、本日は、お金の生み出し方や信用と借金について3つ紹介したいと思います。

コウスケくんはふと思った「誰がおカネをつくってるんだろう?」

近所のおじさん「よし!今日は、おカネの作りかたについて話そうか」

1 お金はだれがつくっているの?

あなたは、コウスケくんの疑問である「お金ってだれがつくってるの?」と聞かれたら、なんと答えますか?

この記事を読んでくださっている方の多くは、

「にちぎんだよ!中央銀行」、あるいは「日本政府だよ!」と答えてくれたのではないでしょうか。

たしかに、紙のお札を刷っているのは中央銀行です。

間違いありません。

ところがですよ、

世のなかで使われているお金のほとんどは、紙のお札ではなかったりします。

みなさんが使っているクレジットカードで買い物をするときは、数字が動いているだけなんです。

それは、手で触れることができない、電子上の数字ではありませんか?

数字上のお金は、「クレジット」と呼ばれていて、いわゆる「信用」です。

で、

その信用であるクレジット、つまり数字上のお金はだれがつくってるのでしょうか。

実は、「銀行」です。

ここでの銀行というのは、お札を刷っている中央銀行(日銀)ではなくて、一般の銀行(三菱UFJ銀行、みずほ銀行など)です

2 どういうときにつくるの?

たとえば、、

住宅を買いたくなったとして、手元に家を買うだけのお金がない場合は、住宅ローンを考えることがあると思います。

何かモノやサービスを買いたいけど、今はお金がない。

だから、未来の自分から、銀行を通して、お金を借りるわけです。

自分のミライの収入からお金を借りてくるイメージです。

住宅ローンでマイホームを購入するとして、住宅ローンの審査がとおります。その銀行と契約すると、その瞬間に新しく数字上のお金が誕生することになります。

これは、あなたが借金をした瞬間に誕生したお金、あなたの口座残高を表示している数字を増やしているだけなのです。

お金を借りたいヒトが、お金を貸したい金融機関からお金を借りることで、新しいお金が生まれます。

どういうことかというと、

借りたいヒトにちゃんと返してくれる「信用」があって、貸したい金融機関に貸すメリットがあったらお金の量が増えます。

反対に、

借りたいヒトの収入や資産が少なかったり、「信用」がなかったり、金融機関の経営が悪化したり、そもそも貸すメリットが少なかったりすると、お金の量が増えません。


3 信用と借金

スーパーで買い物をする際に、クレジットカードで買い物をしたことがあると思います。

クレジットカードの支払いは、「借金」という行為でもあります。

「え、うそ!わたし借金なんてしてないよ!」と思われたかもしれませんが、クレジットカード会社からお金を借りているので、ちゃんとした借金なのです。

#ちゃんとした借金

借金は信用をベースに行われていて、クレジットカードを利用しての買い物をするという行為は、

あなたの信用を使って、借金をして買い物をしていると分解できます。

「信用」が高いほど、多くのお金を作り出せることができます。

クラウドファンディングもまさに信用をトリガーにしています。

クレジットカードでいうと、

クレジットカードには使用できる「限度額」というものがあり、限度額は、収入や預金額や勤続年数、雇用形態などをベースにした、「信用の大きさ」によって決められます。

収入のない学生から所得の多いヒトまで、10万円~数百万円を超えて、無制限まであり、信用力の大きさによって、たくさんのお金を作り出せることを意味します。

はい、いかがでしょうか。

本日は、お金の生み出し方や信用と借金について3つ紹介しました。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!



いいなと思ったら応援しよう!

ゆうとす@商材を売らない金融教育者
サポートいただいたお金は子どもへの教育に充てさせていただきます。 読んでいただいて、ありがとうございます!