本社と現場のギャップ
こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「本社と現場のギャップ」についてお話ししたいと思います。
・現場からは「本社の人間は現場のことわかっていない!」
・本社からは「現場から無理難題が来ている!」
みたいなズレが起きることがあるので、触れてみたいと思います。
本社と現場のギャップとは
本社の人間は机上の空論で絵そらごとを描いて、
現場の人間は採算なども考えずに無理難題を本社に上げてくるクレーマーみたいな構造があったとします。
本社と現場のギャップとは意見の不一致や想像力の欠如によるところが大きいのですが、
それを埋めるために
年に1、2回のカンファレンスがあったとして
工場(現場)のオサみたいな人が「これが現場の総意です!」みたいなことを発言すると、
何も知らない本社の人からすると、神の声のように「おおー!」となったりするのですが、
実際には、「数ある現場の中の一人」の意見に過ぎない上に、
単に、本社の人が複数の工場に足を運んでヒアリングするのとは、意味合いが全然違うことに注意が必要です。
これには知識レベルとかも関係していて、
たとえば、現場には木材の専門家(工場のオサ)の方がいて
詳しいのが専門家(現場)で、詳しくないのが素人(本社)と分けることができると思うのですが、
素人(本社)からすると、大したことのない専門家でも「すげー!」となってしまうこともあり、場合によってはミスリードが起こったりもします。
じゃあどうすればいいの?
ではどうすればいいのでしょうか?
本社と現場のギャップを埋めるには、
「数ある一つの見解として捉える」
これに尽きるかと思います。
どういうことかというと、
お城をイメージしてもらって、城はいくつものパーツから構成されています。
具体的には、石垣、お堀、地理、城壁、など、お城を構成する要素は分解することができます。
城にするには、必要な要素があるわけです。
先ほどの工場のオサについても、木材の専門家だけど、石垣についてはさっぱり!みたいなことは平気で起こります。
なので、工場のオサの発言が全てではないし、工場のオサの発言だけをヒアリングして、これが現場の総意だ!は土台に無理があるわけです。
このことを、本社も現場も前提としておさえておく必要があるのかと。
なので、専門家の発言や見解については数あるものの一つくらいに思うことでいいと思います。
はい、いかがでしょうか。
本日は「本社と現場のギャップ」について紹介しました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。