Peter Smileがチームで大事にしたいこと

こんにちは。

子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。

本日は、「Peter Smileがチームで大事にしたいこと」というNPO活動の原点を昨夜メンバーで話し合ったので、メモします。

意外とチーム作りをしている人には関係があるテーマだと思っています。

For me ではなくFor you になっているか?

会社などの組織に所属していると、形式的な面接ってないですか?

会社の上司とOne on One で面接したり、

学校の先生と保護者との三者面談だったり、

ともすれば、「君のためにやっているんだよ感」が出されるのですが、多くの場合は、「会社や学校のため(=for me)」に行っていることがあります。

のちのちに何か問題があったとしても、「組織として、誠心誠意対応していましたよ」と言えるからです。

うつ病と診断されて、産業医の面談とかもありますが、こちらが正直に言える機会って正直あんまりないものです。

中には良い上司もいますが、大きい組織で動いていると、相手のために100%寄り添うことって仕組み的にも難しいんです。

企業戦士とは換えがきくものじゃないといけないから、マニュアル化するし、

大きい組織であればあるほど、仕事を進めていく上でのマニュアル(組織方針、ビジョン)という指針が必要になります。

どういうことかというと、

じゃがいも村から材料を持ってきた人もいれば

にんじん村からきた材料を持ってきた人もいて

ぜんぜん風習もちがう

会社のゴールが美味しいカレーを作ることだとしたら、共通のレシピが必要になります。

個人が好き勝手に、カレーのルウ、水の分量、材料、火加減、スパイスを配合すると機能しません。

ましてや、お互いひあまり知りもしない人同士が仕事をするので、共通言語が必要ということになります。

たとえば、
会社が営利目的が第一だとすれば、多少相手をぼったくろうが上司の指示のもと「エイヤ!」と進められます。

評価軸にもルールがある

さらに、上司などに正直に言えない要因として、

会社には人事考課という閻魔帳があり、「これをすると○」、「これをしたから×」みたいなことがあって、査定昇給やボーナスに影響があります。
何をもって評定されているかわからないために、正直に言えないことがあります。

面談に話を戻すと、

上司や学校の先生、産業医が言いたいことを伝えたり、マニュアル化された質問を聞いたりして終わりになることが多い。

「困っていることないですか?」に対して、「特にないです」以上のことが言えなくなります。
答えまで、レールの上だったりする。

要は信頼関係がないから、前に進まないのです。

伝えるよりも聴く力

第一に相手に寄り添う姿勢がないと、信頼関係は生まれないことがわかりました。

また、大きい組織ほど個人に寄り添うことは、組織目標から離れていくので、ダブルスタンダードであることは、構造的にも無理があります。

くわえて、一般化されているルールを個人に適用しようということに無理ゲー感があるのです。
カレー作れと言われても、相手はハヤシライスが好きかもしれません。

さて、

一方向の伝える行為は、押し付けでしかないと思っていて、

押し付けをする背景には、
押し付け側が、
不安だったり、怖かったり、コントロールしたいという欲求があります。

for meでしかないんですね。

押し付けられた側は、別にいらねえと思うことを押し売りしてくるので、さらにこころが離れていく。

なので、ボクたちが大事にしたいのは、聴く力です。

子どもたちが何に興味があるか?
とにかく寄り添います。

「聴く」と「伝える」の配分を80:20くらいの割合を目安にします。

相手が安心して80を話せる環境を提供します。

ボクたちは、子どもに影響を与えるチームなので、可能性を伸ばしていけるようにしたいです。

もちろん、話や想いを聴いたうえで、伝えるという工程に入ります。

具体的には、
学校で習わないロールモデルの提示
反面教師モデルの提示です。

Peter Smileにはクリエイター、デザイナー、建築、薬局、製薬会社、医療、教育、管理職、主婦など幅広いメンバーがいるので、自らの体験を伝えることができます。

ほんとーに、多くの失敗体験や、今までのキャリアを伝えることもできます。

失敗談として、仮想通貨を溶かした話やお金があればどう生きたいか?のような本質的な話もします。

別に変じゃないよ、好きに生きていいんだよ

どんな生き方をしてもそのひとが望むのは認めることが大事だと思っています。

これってワタシだけ?
ボクだけなの?

と思っていることってありませんか?

ボクたちはいったん受け入れます。

自分だけかもと思っていても、意外と近くにロールモデルがあったりします。

たとえば、「やりたいことをさがせ」と言われるけど、「やりたいことがない」人がいてもいいんです。
もしかしたら、がんばっているひとを応援することは好きかもし、役割ってゼッタイにこうだ!みたいなことってないんです。

ボクたちは、保護者や学校の先生とは違うナナメの関係です。

最終的には、居場所という温もりを価値にしたいと思っています。

蜜にならない星空のイベントも予定していて、これからの活動が楽しみになった昨夜でした。

というわけで、


Peter Smileは、
for meではなくfor youとして寄り添うために
80:20の配分を目安に相手に安心して話してもらい
伝えるよりも聴くチカラを大事に
そのうえで、ロールモデルや反面教師を体験として伝えます。
好きに生きていいこと
居場所という温もりを価値として提供すること

を、大事にしたいと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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ゆうとす@商材を売らない金融教育者
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