死んだあとのお金

こんにちは!
こどもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「死んだあとのお金」について書いてみたいと思います。

個人的に死生観みたいなものは小学生のころに被災を体験したことから作られました。そのため、死は身近にあるもので、若いうちから死後のお金を考えてたりします。

死後の世界は、物質的には何も残らないのですが、その人の思想は後世にも引き継がれます。

また、
資産があった場合には、問題が起きたりします。
遺された人が好きに使うと思うのですが、
・必要以上に税金を取られないように
・より長く使うために
あらかじめ準備しておくといいかもしれません。

死後のお金の使い方について

結構あるのが死んだときが一番金持ちになってたりします。
お金はツールではあるものの、
日本人は現預金の保有が圧倒的に多かったりします。

1 相続の財産を整理する

ざっくり、

預金、有価証券、不動産、動産、保険金などはプラス

借金、葬儀費用などはマイナス

相続財産をリストアップして、

(プラス財産) ー (マイナス財産) = 遺産総額

になります。 

相続税については

3,000万円の基礎控除に

600万円×法定相続人の人数が計算式になります。

法定相続人が3人(たとえば妻、子ども2人)の場合は

3,000万円+600万円×3人=4,800万円が基礎控除になります。

2 節税対策

生前贈与で相続財産を減らす(110万円以下/年)

自治体や特定法人への寄付財産

子や孫への教育資金贈与信託(1,500万円まで非課税)

何を所有しているかにもよるのですが、お金の使いかたと同じで目的に応じて組み合わせを行うといいのかなと思ったりしています。


3 有価証券などの資産

これは遺言に近いのかも知れませんが、
資産をどうしていくか?を考える際に、

3,000万円の相続を受けたとして、それを投資元本に有価証券を購入したとします。

資産を毎年一定額分のみ取り崩すとして

その割合を4%にするルールを決めるとします。

エビデンスとしては

トリニティスタディという退職後の資産運用に関する論文から「4%ルール」をもとにしています。
65歳で3,000万円(株式50%と債券50%)の金融資産があったとして
毎年4%ずつ120万円取り崩したとしても
ほぼ資産は残っているという研究があります。
過去のデータではありますが、参考にはなると思っています。

人が亡くなったとしても、その人のお金の使い方は受け継がれて、遺された家族を守るのかも知れません。

少しでもヒントになれば嬉しいです。

それではまた!


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ゆうとす@商材を売らない金融教育者
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