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月収36万円の人は月1万円までしかギャンブルできない?
こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「月収36万円の人は月1万円までしかギャンブルできない?」についてお話したいと思っています。
先日、ギャンブルと依存症についての第一人者の方々のお話しを聞く機会があったので、備忘録のためにシェアしたいです。
ギャンブルをする本人の心理過程
日本人には恥の文化、差別意識、自己責任論が強く、ギャンブルをする本人も周りの人に迷惑をかけてはいけないという思い込みがあります。
また、世間の人もこの人は周りに迷惑をかけていて、ギャンブルで没落していく人のことを自業自得だと揶揄します。
日本が村文化でコミュニティを作っていた名残で村八分文化は意識の隅に残っている気がしています。
ギャンブルに依存する人はギャンブルで返そうとしてしまい、ドツボにハマり崖から転落していきます。
本人は問題ないフリをして、嘘の壁を作り、突然問題が起きてしまう。
家族にしてみれば、まるで不意打ち。
借金をし、会社のお金にまで手をつけてしまう。
家族が借金を肩代わりしようものなら、本人はまたギャンブルに手を出してしまう連鎖があると言います。
そこをお金の面から見ていきたいです。
問題のないギャンブルの年収に占める限度額は3%?
カナダの先行研究によると、日常生活に問題が起きない限度額は月収の3%と言われています。
これ以上すると、問題が起きてしまう可能性があるということです。
日本の平均所得は436万円ということですので、月収は36万円です。
ここからさらに税金が引かれる形になるのですが、天引きによる所得税や住民税、社会保険料などは無視して進めます。
平均所得436万円の3%は130,800円になります。
月130,800円を12ヶ月で割ると、一月あたり10,900円が限度額という試算になります。
そのため、月収36万円ある人は、問題ない程度のギャンブル限度額って10,900円になります。
でも、月収36万円ある人って今の日本にはほとんどいないです。
新卒やフリーターの方も多いので、現実は月収18万円くらいだと思っていて、月収18万円の人だと、10,900円の半分である、5,450円が限度額になります。
時間にしてどのくらいでアウトになるの?
月収36万円の人で約1万円
月収18万円の人で約5千円が限度額ということがわかりました。
今度はどのくらいの時間があればアウトになるかの考察になります。
ギャンブルはゼロサムゲームと言われて、企業側の取り分をとってから、残されたパイの中で山分けする仕組みになっています。
パチンコでは15%くらいが企業側の取り分らしいため、
仮にパチンコで試算します。
10分で2,000円使い、15%失うとすると、300円の損失になります。
つまり10分で300円ずつ失うのです。
というわけで、1時間で1,800円(300円/10分×6)、2時間で3,600円、3時間で5,400円・・・6時間で10,800円になります。
まとめると、
月収36万円の人は週1回であれば、1時間30分が限界
月収18万円の人は週1回であれば、45分が限界
という計算になります。
すごいリアリティのある時間になったように思います。
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満喫行きたい
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今日はこの辺りで。
それではまた!
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