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信用と借金
こんにちは!
子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています!
さて、本日は、信用と借金についての超基本的なことを整理して3つ紹介したいと思います。
コウスケくんはふと思った「ローンはどういう仕組みなのかな?」
➡
1 ローンってなに?
コウスケくんが近所のおじさんから10,000円借りているとすると、約束の期限までにコウスケくんは近所のおじさんに10,000円を返さないといけません。
それをきちんと書類などで取り交わしたのが「ローン」です。
たとえば、
コウスケくんが銀行からおカネを借りる場合は、書類が必要になります。
返済期間を設定して、1ヵ月から数十年で組んだり、一括または分割で返すローンがあります。
おカネを借りると、借りたおカネのほかに「利息」を払わなければなりません。
利息とは、おカネを借りるコストのようなもので、
(1)貸したおカネが返ってこないかもしれないから、利息を要求したり
(2)利息をもらえないと、貸し手の旨味がなかったり
(3)利息以外におカネを貸すビジネスを運営するお金のための手数料をとったり
利息をとるのには、上の3つのような理由があります。
2 お金と時間
おカネを働かせるという考えがあって、それはおカネに時間価値があるということです。
そのひとつが
おカネは「利息」を稼ぐことができるということです。
たとえば、
コウスケくんが今日10,000円もらえる場合と10年後に10,000円もらえるとしたら、
インフレ※により同じものが10,000円で買えなくなることと、
今日の10,000円は10年分の利息を稼ぐことができることです。
※インフレとはモノやサービスの価値が上がることだよ
3 担保と返済
今度は、銀行さん側からみていくと、
返済リスクは小さくしたい。
どういうことかというと、貸したお金が返ってこないリスクを小さくしたいとうことです。利息を高くする方法もあるけど、あまり利息を上げすぎると「誰も借りれない!」っていう事態になっちゃう。
そこで、銀行さんは考えた。
土地とか価値があるもので、もし貸したおカネが返ってこなかったら、銀行は代わりに担保(=土地とか)を銀行さんのものにできます。
たとえば、ローンを組んで車を買う場合、車自体が担保になります。
銀行さんとしては、おカネを返してもらえるほうがずっといいけど、もし何かあって返済ができなくなったら、車を受け取って、車を売却してローンの穴埋めをすることもできます。
で、担保のないローンもあって、その場合、借り手の「おカネを返す能力」が大事になります。
そこでは、銀行さんは借り手の「おカネを返す能力」を調べます。
この調査のことは「審査」と呼ばれていて、定職に付いているかだけで通る審査もあれば、借り手が公的な書類を提出する入念な審査もあります。
おカネの貸してである銀行などは、
ローン申込者を審査するときに「信用情報」つまり、返済履歴や借り入れ状況などを審査して、おカネを貸すか貸さないかを審査します。
そして、無事に審査が終われば、双方にとってメリットがあった契約になります。
はい、いかがでしょうか。
本日は、信用と借金についての基本的なことを3つ紹介しました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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