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投資のきほん

こんにちは!

子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています!

さて、本日は、「投資」についての超基本的なことを整理して3つ紹介したいと思います。

コウスケくんはふと思った。「近所のおじさんが、『おカネに働いてもらうと良いよ』っていたけど、どういうことなのかな?」

1 投資のきほん

貯金がある程度の額になったら、今度はおカネを育てることを考えるといいと言われていて、

【どの程度の目安は、収入の10分の1を蓄えることができることが習慣化したときです。】

「おカネを育てるとは」どういうことかというと、

「投資」という考えかたです。

投資とは、価値のあるものを一定期間持っていて、後になってそこから金銭的な利益を得ることです。

投資をすると、リターン(見返り)があるということ

リターンには2つあって、「投資したモノそのものの価値が上がること」と「投資したモノが生み出す利息や配当」です。

「待って!投資ってこわい!したことないし!」

というヒトも

実は、銀行口座にはおカネを預けていたりするので、実際は投資をしていることになります。

銀行口座にも金利が発生しています。

で、投資のリターンがいくらになるかは誰にもわかりません。

金利や投資の利回りはつねに変化するので、今のリターンに魅力がなくても、ずっとその状態とは限りません。

投資を長期的に考えることが大切なのは、「複利効果」があるからです。

複利効果とは、元本に利息がつくだけでなくて、元本に利息をプラスした額にも利息がつくことをいいます。

どういうことかというと、

元本が100万円で、年間の金利が3%なら、1年間のリターンは3万円です。そして翌年は元本が103万円になるので、同じ金利でもリターンは1年目よりも多くなります。

ここから投資は長期で考えることが大事だといえそうです。

ちなみに、元本が2倍に増えるまでにどれくらいかかるか知るには、

「72」を金利で割った数字が、元本が2倍になるまでの年数になります。

これは、「72の法則」と言われていて、

たとえば、金利が4%なら、72÷4=18で、

元本が2倍になるまでの年数は18年になります。


2 リスクとリターン

投資で一攫千金!など話をお聞きしたこともあるかもしれません。

大儲けできる投資もあれば、その性質上、あまり儲けられない投資もあります。

リスクの低い投資はリターンが少なく、リスクの高い投資はリターンが大きいということです。

ここで大事なのが、リターンを長期的にとらえるといいと言われていて、

どういうことかというと、

長期にわたって運用したときに期待できるリターンを考えます。

「リスク」にはさまざまなあり、

たとえば、

保有している資産をすぐに現金化できない可能性もリスクの一種で、

土地を買ったとしても、その土地を売って現金を手に入れるまでに、何か月かかかっちゃうかもしれません。

銀行のリスクで考えると、銀行に預けている預金も投資といいましたが、

預金が1,000万円以上ある場合は倒産リスクもあります。(1,000万円までとその利息は国が保証してくれます)

ほかにも、金利や投資家心理の変化といったマクロ経済的な要素も投資に影響を与えたりします。これを市場リスクといいます。

というわけで、

大儲けをしたいならリスクが高くなって、リスクが嫌なら低いリターンを受け入れる必要があります。

これらのリスクをどれくらい受け入れることができるかはヒトによるので、たとえば、堅実な投資を続けるとリターンは低くなります。


3 投資をするには

投資をはじめるには、代表的なモノとして、「株」があります。

株を買いたいなら、まず証券会社に口座を開く必要があります。

ポイントはなるべく「手数料」が安い会社がいいと言われています。開設するには、インターネット上でもできます。

そして、無事に口座が開設できたら、自分の銀行口座などから資金を移し、株の売買をはじめることができます。

で、リスクを最小限におさえる方法は「分散投資」と専門家でも言われています。

たとえば、保有している株がすべて小売店の株だったら、分散投資にはならなくて、小売店、IT系、ヘルスケアなどさまざまな業種の株や、債券などを組み合わせる「ポートフォリオ」をつくることが分散といえるそうです。

ほかにも、投資信託といって、投資家から集めたおカネを使って、プロが株式投資を行う金融商品があり、

投資家からすると、ただおカネを出すだけで、プロが選んだ多様化されたポートフォリオを保有できることになります。

投資信託には、「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2種類あり、

「アクティブファンド」はプロが独自に選んだ銘柄で構成されていて、

一方、「インデックスファンド」は市場平均と同じような値動きになるように銘柄が構成されています。

はい、いかがでしょうか。

本日は、「投資」についての基本的なことを整理して3つ紹介しました。

また、違う投資手法についても別noteで紹介したいと思います。

あなたの目的や価値観などで最適な方法を選択できることが何よりの幸せです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!











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ゆうとす@商材を売らない金融教育者
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