生活保護における予算と趣味
こんにちは。
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「生活保護における予算と趣味」というテーマについてお話したいと思っています。
先日、生活保護のケースワーカーの方とお話しすることがありました。
ボクの住む地区には1万世帯くらい受給者がいるようで、
ほとんどの人は就労につながらないそうです。
生活保護受給者で就労しようとする人は1割(1,000世帯)くらいで、就労を継続できる人はさらに少ないらしい。
期間的には、就労が半年くらい続けば、生活保護は終了という運びだ。
予算としては、
月に7万くらいもらって、住宅費は別に3〜5万円ほど付与されるので、一人暮らしで特に趣味もない人にとっては、ベーシックインカムに近いのかもしれない。
個人的には、家賃が安い地区もあり、学生の一人暮らしのようなイメージ。
実際、ボクは学生のころ、家賃4万円で5万円ちょいくらいで生活をしていた。
贅沢をしなければふつうに生きていける。
飲みにもいけたし、お金がなければともだちにご飯を奢ってもらったり、奢ったりしていた。
実際、普段を質素倹約にして週末には居酒屋やバーに飲みに出る人もいる。
多くの生活保護受給者は、働けない理由があり、やむなく受給開始し始めたそうなのですが、受給されることが習慣になるとなかなか抜け出せないという。
働かないことが習慣化されるからだ。
趣味は当然、お金がかけられない中での選択になる。
YouTubeをみたり、ゲームをしたり、健康で文化的かはわからないが、最低限度の生活を享受する。
お金をかけない中で、趣味はたくさんあるのかもしれない。
生活保護の受給者は時間持ちである。
生活保護には定年がない。
高齢世帯にも支給されるし、仮に独居で亡くなったとしても、年に3回ほど法要もしてくれるそうだ。
年金暮らしよりも実は恵まれているのではと思ってしまった。
残念なことに、ケースワーカーが第一発見者になることもザラである。
生活保護が良い悪いの二項対立で語られるべきではないと思うし、向き合っていくテーマだと思う。
生活保護受給者が別の受給者をケースワーカーにチクることもあるそうだ。
あいつ、バイトして結構お金あるよ!
実は就業できているよ!
とかである
ケースワーカーの悩みのタネだそうだ。
ケースワーカーが生活保護を打ち切ると、自殺などのリスクが発生するのである。
ここに、日本では食いっぱぐれない理由もあるのかもしれない。
今日はこの辺で。
それではまた!
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