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Burley coho xc 徹底レビュー

こんにちは、自転車世界一周中、ゆーせいです。
今日は、中米縦断5000km走った相棒自転車の相棒トレーラーburley coho xcの使い心地を実体験をもとに徹底レビューします!
自転車旅でトレーラーの導入を考えたい方の参考になれば幸いです。

1トレーラーのスペック


Burley coho xc のスペックはご覧の通り、一輪タイプのトレーラーです。

  • 耐荷重量 31.8kg

  • 荷室高 29cm

  • 荷台幅 38cm

  • 荷台長さ 61cm

  • ホイールサイズ 16インチ

  • 展開時サイズ 長さ168.9cm 幅 43.2cm 高さ 54.0cm

  • 折りたたみ時サイズ 長さ80.6cm 幅44.5cm 高さ 34.9cm

2このトレーラーのメリット

①自立式

多くのチャリダーはスタンドを採用していません。スタンドを付けるスペースがないこと、やわなスタンドは重すぎる旅行用自転車を支えきれないことが理由かと思います。その点、このトレーラーを使えば、いつでも好きな時にトレーラーを止められます。
写真を撮りたい時やちょっとした休憩を取りたい時に、どこでも簡単に自転車を止められるのは便利です。

渡し船もなんなく乗船

②容易な荷物管理(一つのボックス)

トレーラーの荷物の容量に関しては、荷物を上に積んでいくことで、バッグよりも容易に、容量を増やすことができます。また、そこかしこに取り付けられたダボ穴のおかげで、容量を増やすためにボトルケージをつけることも可能です。
私は、ピッタリサイズのボックスを買うことで、大容量かつ防水で荷物を運ぶことにしました。
このボックスはホームセンターでも同じようなサイズのものが売られているので、代用・融通がきき、壊れても大丈夫な点が自転車旅にとっては大きなメリットに感じました。
また、このボックスにすることで4バッグスタイルでは4つのバッグをつけたり外したりしつつ、どの荷物がどのバックに入ってるかを覚えなくてはならないところ、全ての荷物が一つのボックスに入っているので荷物の管理もだいぶ楽になりました。特に宿を頻繁に使うタイプの旅行をされる方にはおすすめです。

③着脱式なので、置いてサイクリングに行くことが容易4バッグ式だと、面倒臭い。

ワンタッチで自転車から着脱できるため、ちょっとした観光、買い物、お出かけに気軽に行けるようになります。ワンタッチ着脱とまではいかなくても、一手間でつけ外しができるものがトレーラーは多いので、気軽なサイクリングも同時に楽しみたい方にはおすすめです。

④スリムな体型で細いところも入れる

4バッグスタイルより細身なので、通常の自転車で入れるような隙間であれば問題なく入れることが多いです。と言っても、そこまで細い道にぶち当たることは稀なので、あまり気にする必要はありません。二輪タイプだとおそらく幅が4輪タイプよりとられることが多いので、要注意かもしれません。

3このトレーラーのデメリット

①バック、Uターン

駐輪ごバックするバランスが取れません。勝手に傾いてしまうので、バッグは極力避けた方がいいでしょう。また、道を間違えたときのUターンも4バッグの簡単です。

②パンク(シンプルに増えた)

3輪なのでシンプルにパンクが増えます。タイヤをパンクに耐性があるものに変更することで対応可能です。

③耐久性・アルミ溶接

耐久性に難があると感じました。特に長距離の未舗装路に耐えらるのか微妙なところです。一応サスペンションがありますが、、、、。私のトレーラーは5,000km走ったところで折れました。そしてそこから数百キロ走ると今度は後輪の軸(シャフト?)が折れてしまいました。
鉄製だったらそこら中で溶接

ベリーズで完全に折れた
その後グアテマラでシャフトも折れた


スポークやフレーム、キャリアなど、日本一周含めて2万5000km一度も折れたことがなかった4バッグ式に対して、このトレーラーの耐久性はいかがなものかと思います。
ただし、荷物を大量に乗せすぎて、耐荷重の31kgを大幅に超えていたので、耐荷重の範囲内で利用していれば、問題なく走れるかもしれないです。

そのほかの特徴

持ち手

持ち手がついていて、一見そこを持つと簡単に持ち運べるように見えます。しかし意外と持ち手を持って、トレーラーをリヤカーのようにして移動は難しいです。片手で持とうとなると、トレーラー本体に自分の体が干渉してしまいます。
また、持ち手じゃない二つの軸を持っての移動も、一輪でかつ持ち手になりうる軸の幅が狭いのでバランスがとりにくいです。重い荷物を乗せたまま転がして運ぶのは難しいです。やる場合は軽い荷物限定で。

走行した時の感覚

自分が鈍感だからなのか、あまり4バッグスタイルの時と走っている時の感覚は変わりません。
結論だけ言えば、どっちも重くて鈍いです笑
強いて言えば、前輪が軽いので、たまに操作が安定せずにふらつくことがあるが、慣れればそれも気にならなくなりました。

パーツについて

何かトラブルがあった時に修理やパーツ交換が簡単にできるかどうかについても触れておきます。
タイヤ16インチは少なくとも中米では手に入りやすかったです。子供用の自転車を扱うような近所自転車店でも扱っているので、壊れたら、タイヤごと交換が簡単にできるのがありがたいと思いました。ただ、日本でパーツだけ売ってるのを見つけるのは…分かりません。
タイヤ以外のパーツについては、ほぼどれも純正品で交換がしにくいかと思います。サスペンションはいろいろいじれば高性能なものを取り付け可能かと思います。

最後に

以上、主に4バッグスタイルと比較した時のトレーラーの使い心地についての違いを解説してみました。
トレーラー式はメリットデメリット両方ありますが、特段4バッグスタイルに対して劣っているとも思いません。特に舗装路を退化中の範囲内で走る分には、旅行の新しいスタイルとして定着する日も近いかもと感じるほどです。何か質問があったらぜひコメントで教えてください!

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