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リー アメリカンライダース203テーパード
マトモなジーンズをほとんど所有していなかったので、リーのジーンズを買いました。
私がリーが好きな理由はかなり単純なもので、子供の頃に買ってもらったカバンがリーだったからです。
リーとは?
1889年にカンザス州サライナに創設された食品と雑貨の卸商。
正式名称はH.D.リー・マーカンタイル・カンパニー。
このブランドのジーンズはバックポケットの形に特徴がある。
普通のジーンズはバックポケットが将棋の駒を天地逆にした形が多いがリーのジーンズはバックポケット下部が丸くなっている。
バックポケットのステッチ(レイジーS)は馬の口を横から見た形という説が有力。
1987年以降日本での商品開発・製造、販売はすべてエドウインへ移行した。ラングラーなどのライセンスはリー・ジャパン㈱が所持している。
日本でジーンズといえばこの3大メーカーを頭に思い浮かべると思います。
リーバイス
エドウイン
リー
この中でも恐らく3番手に上がるのがリーだと思います。
みんなリーバイスやエドウインを履くところを、敢えてリーを履くというのがすごく渋くて、私は好みです。
創業はアメリカのメーカーですが、現在製造は主に日本と中国です。
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専門的なことを言うと、ジーンズには左綾デニムと右綾デニムがあり、ほとんどのジーンズは右綾になっています。
ところが、リーのジーンズは左綾です。
左綾の特徴としては、馴染みやすさと色落ちがあります。
右綾に比べ織りが甘いので履くと柔らかくなりやすく、早く馴染みます。
また左綾は右綾に比べ、色がタテ落ちしやすい性質があり、履けば履くほど独特の個性が現れていきます。
なお、最初にジーンズにジッパーフライを採用したのもリーだ。
今はよほどのジーンズ好きでないとボタンフライのものは履いていないし、知らない人も多いのではないか?
リベットという主にポケットのところについている金属部品も特徴的で、クローズドバーリベットという突起の潰してあるリベットを採用している。
価格としては2万円払えばお釣りがくる(復刻版除く)なので、一般的なエドウインよりかは高いがリーバイスよりは安いと思う。
変わったジーンズを履くのなら、リーというのも選択肢に入れてみてはどうだろうか?