ブラジルにコロナウイルスは存在するのか?
フリーランスの猿渡です!
「自分のやりたいことを実現し幸せに生きていく」をテーマにまずは自らが好きな様に生きて経験を皆さんに伝えています!
今回はコロナ禍のブラジルの現状を皆さんにお届けできればと思います。
後半には現地の様子の写真なども添付しますのでよかったら最後まで見ていただけると嬉しいです!
<ブラジルの感染状況は?>
まずは直近のデータから見ていこうと思います。
ブラジルでも世界の感染状況と同じ傾向をたどっており。2021年の年末頃から急激にオミクロン株の感染が拡大しました。
その勢いは止まることを知らず、1月の後半には1日で20万人以上の国内新規感染者(7日間移動平均でも10万超)を記録しており、コロナウイルスのパンデミックが始まって以来ブラジルで過去最多の新規感染者数を記録しました。
ちなみ20万人というと東京では台東区の人口がおおよそ20万人ほどとなっており、区の人口が一日にして全て感染してしまうことになります...。
<なぜ今ブラジルに渡航したのか>
僕は2022年1月の中旬に渡航しました。前述している様にブラジルではこれまでにない規模でコロナウイルスが急激に流行している時期です。
なぜ僕はそんな時期に渡航をしたのか?
このコロナウイルスの感染はもう終わらないと思ったからです。
本当は27歳くらいの時にブラジルに長期で滞在したいなと思っていました。しかし、その時は自分の中でも漠然とし過ぎていてすぐに行動に移すことができませんでした。
そんなことをしていた矢先にコロナウイルスの世界的な流行が始まりました。当初は得体の知れないウイルスで誰しもが恐怖を覚え国際線も軒並み欠航となり物理的にブラジルに行くことは不可能になりました。
ここから終わりの見えない闘いが始まりました。僕も何をするでもなく感染状況を落ち着くのを待ちました。しかし、待てども暮らせども状況は好転せず月日が流れ僕は2歳も歳をとってしまい、今29歳となりました。
ここで僕は改めて自分の人生と向き合うことにしました。果たして僕はあと何年元気な体で自分の人生を全うすることができるだろうか?
南米の様な治安が比較的芳しくなく、長時間移動を強いられる地位域に行くには体力があるうちにしか行くことは出来ないのではないか?
そう考えると僕に残された時間はそう多くない気がしてきました。「いつか行けるだろう」「いってみたいなぁ」「いったら楽しそう」そんな無駄な妄想はやめて僕はブラジル行きのチケットを購入していました。自分の人生の歩みを止めてはいけない。そう思いました。
どうしても毎日のニュースを見たり自粛、自粛となっている社会に身を置いていると渡航することに正直気が引けました。「こんな感染が拡大しているのに海外に行くなんて」と思う人がいる気持ちもわかります。
ただ冷静に考えると、僕はルールを無視して無理矢理渡航しているわけではなく、定められた条件をクリアして渡航をしています。その上であれば変に自粛や制御する必要はないのではと思っています。(これは賛否両論あると思うので一つの考え方と思っていただければ)
<実際のブラジルの生活は?>
結論から言うとコロナと共存し、コロナ前と同じ様な生活をしています。
重要なことなのでもう一度言います。
ブラジルではコロナ前と同じ様な生活をしています!
現在も一日に数万人の新規感染者が出ており、完全に収束はしていないため地域や施設ごとに一定のルールが制定されています。主なルールとしては2点がよく見られます。
マスクに関しては基本的にはスーパーや飲食店、その他公共施設でも必須で求められます。すごく失礼ですがブラジル人も意外とこの辺りは守ってます笑
ワクチン接種証明については主に人が多く集まる公共施設では求められることが多いです。例えばサッカースタジアム、美術館、そのほか観光施設などがこれにあたります。
ワクチンを接種していない場合はPCR検査や抗原検査を指定の時間内に行い陰性であれば入場が認められるケースがほとんどです。
ちなみにワクチンはその辺りにあるドラッグストアとかでもすぐに接種できますし、PCR検査や抗原検査も正式な申請書類を必要としない場合は気軽に行うことができます。(PCRのドライブスルーとかもありました笑)
また、各種ルールについても直近では一部解除の流れになってきております。
<実際の街の様子>
パウリスタ大通りという中心部にあるサンパウロの金融街の中心地であり、さまざまな商業施設も集中している繁華街です。
日曜日になると通りの全てが歩行者天国になり、様々な場所で旅上ライブなどが行われており大盛り上がりしています。
サッカーの試合中は叫んで応援しないといけないので基本的にはみんなマスクつけまていません。
帰り道の駅の構内では大合唱が始まります。
夜になると飲食店をはみ出してみんなが外でお酒を飲み始めます。バーやナイトクラブといった密室の空間でも人が入れないほど長蛇の列が出来て朝までお酒と音楽を楽しみます。
<最後に>
僕は「緊急事態宣言」や「蔓延防止措置」を日本で経験し、その期間に集まって飲酒をしている人や営業している飲食店は叩かれている状況を目の当たりにしてきました。僕自身も外で積極的に食事をしたりすることに抵抗がありました。
しかし、同じ様な時期に外に出てみるとこれです。
僕が滞在していたAirbnbのホストはブラジル人でした。コロナウイルスが蔓延する中でしかも渡航してきたアジア人を受け入れることはさぞかし嫌だったと思います。
しかし、それは僕が一方的に思っていただけかも知れません。ホストは僕が海が好きだと知った途端ブラジルで行くべきビーチを6箇所ほど紹介してきて「せっかくきたんだから全部行ってきな!遊んでいおいで!」という調子だったのです。
また、現地で働く日本人の方とお話しした時も「コロナになったらなったでしょうがなくない?」とおっしゃっていました。
もちろん日本の様に自粛することが悪いともおもいませんし、自粛の文化がしっかりと定着しているから今の感染者数でとどめられているのだと推測します。
しかし、今になって僕が思うのは「そんなに神経質にならずに楽しく生きよう!笑」ということです。
ブラジルでは現実的にコロナウイルスは存在するものの、みんなの心の中にはコロナウイルスが無くなってきていると思います。僕自身も今を生きることを大切にしたいとより思える様になりましたし、そんな新しい考え方を自分にプレゼントしてくれたブラジルに感謝です!
------------------------
Meetyやってます!フリーランスという働き方やブラジルでの生活が気になる方などお気軽にお話ししましょう!
【各種SNS】
■ Facebook
https://www.facebook.com/saruyu5
■ Twitter
https://twitter.com/yusaruwatari
■ Instagram
https://www.instagram.com/osaru_san10/
■TikTok
https://www.tiktok.com/@saru_life