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大気の状態が不安定とは?

どうも、完全に朝型人間になれたたなかです。 
#勝手に6時に目が覚めるようになりました
#そんなことはドヤるな

天気予報を見ている人は
こんな言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「大気の状態が不安定です。」

ぼくは昔から思ってましたが

不安定だから、なんなん?っていう。

おそらく皆さんも
はて?と思っている方も少なくはないはず。

天気予報を少しでも「なるほど」と
理解してもらいたいため、きょうはその言葉の意味とどういう現象が起こるのか解説してみます。

ざっくり、大気の状態が不安定というのは
「地表付近で暖かく、上空に寒気がありますよ」という状態を指した言葉です。

空気にも、われわれのように体重があって
※それを「気圧」と言いますが、ややこしいので、その話は今度します。

寒気=冷たい空気は、重い性質で
暖気=暖かい空気は、軽い性質です。

勘のいい人はお気づきですかね。

重い空気が上空にあって
軽い空気が下層にあったら、おかしくないですか?

そうなんです、おかしいんです。

地球も気持ち悪いと思ってるので
その状態を良しとしません。

そこで、冷たく重い空気は下へ向かって
暖かくて軽い空気は上空に向かおうとします。

そのとき、空気はかき混ざります。

かき混ざると
大気ではどういうことが起きるかというと

対流性の背の高い雲
いわゆる「積乱雲」が発生するのです。

みなさんがイメージしやすいのは
夏場の夕立やゲリラ豪雨と呼ばれる
局地的な短時間に集中する雨が、この現象に当たったります。

これでなぜ天気予報でお知らせするか
ご理解いただけると思います。

急に雨が降るかもしれないから
念のため準備しときましょー!と訴えたいのです。

特にきょうは上空に寒気がいるため
大気の状態が不安定になっております。

今夜にかけて
雷を伴う降水やあられが降るかもしれないので注意が必要です。

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